いよいよ23年受験シーズンです

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こんにちは。Up家庭教師です。西日本ではこれから私立の中学受験・高校受験が本格化します。首都圏では2月が本番ですね。また、大学受験生は大学入試共通テストが来週末に実施されます。いよいよ本格的な受験シーズンに突入しました。

私は年末年始、朝から晩まで年末年始特訓の対面授業に明け暮れていました。そこで多くの生徒を見ましたが、やはり受験生と非受験生はオーラというか雰囲気が全然違いますね。高2の子は授業がない間机に突っ伏してぐっすり寝ていましたが、中3や高3の受験生は真剣な眼差しで過去問などに取り組んでいたのが印象的でした。

私はこれまで様々な生徒を家庭教師として教えてきました。通算で100人近い中高生を見てきましたが、受験を控えた生徒に毎回必ずある質問を投げかけています。

いつ頃から受験勉強を始めていたら十分間に合っていたと思うか?

生徒の志望先や性格にもよりますが、高1の夏休み~冬休みという回答が比較的多いです。私の実感でも、高3から受験勉強に取り組み始めるのは明らかに遅く、可能であれば中3あたりから、遅くとも高1の夏休みからというのは妥当な時期だと思います。理系の難関大学や上位の私大医学部を目指す場合は、高2からでは間違いなく厳しいでしょう。

また、AO入試や推薦入試を利用して進学する生徒の割合は年々増加しており、一般入試を受ける高3生は受験生全体の4割に過ぎないというデータもあるようです。私が高校生だった1990年代とは隔世の感があります。

多くの場合、推薦入試枠を使うには定期テストの成績に基づく評点基準を満たしている必要があり、そのためには出題範囲が明確に決まっている中間テスト・期末テストで確実に高得点をとらなければなりません。実際に推薦枠を使うか使わないかにかかわらず、高1から本気で勉強を始めておくと、将来的にも進路の選択肢が広がるので、得することばかりです。

21年から始まった大学入試共通テスト(旧センター試験)は導入前から採点法域などで右往左往していた印象がありましたが、22年に突如総難化したことから、現場では混乱が広がっています。さらに25年の新課程入試からは「情報」が必修化されますが、指導教員不足や参考書がまだ出版されていないなど、受験生の間で混乱に拍車がかかるのは必定です。現場の実態を無視して一部の大人の理念だけが先行しているのです。

2025年に受験を控えている現高校1年生やその下の学年の生徒はそういう"大人の事情”で人生の進路を振り回される形になっており、本当に気の毒でなりません。新課程導入直後の学年の方は、どのような状況にも対応できるように、できるだけ早い時期から準備を整えておくべきだというのが私の考えです。また、将来の受験に不安を抱えている中高生や保護者の皆様に少しでもお役に立ちたいと思います。


1月後半は比較的授業枠が空いていますので、いまオンライン授業をお申し込みいただければ、たいていの場合ご希望通りに承ることが可能です。お得なお試し授業枠も準備しておりますので、まずはお気軽に現在の学習状況等をご相談・お問い合わせください。




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