ChatGPTのプロンプトをマークダウン記法で記述する

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■プロンプトの記述方法

ChatGPTへ指示をするためのプロンプトは、文章で書くこともできますが、マークダウン記法で記述することも可能です。
ChatGPTのプロンプトで使用できるマークダウン記法は、基本的なテキストフォーマットからリスト、リンク、画像の挿入に至るまで、Markdownの一般的な機能をカバーしています。プロンプトで利用可能な主要なマークダウン記法については後述しています。

■プロントは人間との会話と同じ

 ChatGPT=コンピュータへ指示を出すという考えはやめましょう。
 AIとは「人工知能」を表す言葉ですが、これは人間を相手にしていると同じ意味と捉えてください。
 つまり、家族や友達、職場の上司や部下、取引先などの人々に「仕事の指示」や「お願いごと」をするのと同じで、明確で具体的に伝えないと相手は正しく理解せず、こちらが思っている結果が得られません。
 プロンプトとは、「対話形式のコマンドラインインタフェースシステム」というコンピュータ用語ですが、先に述べたとおり人々への「指示」や「お願いごと」なのです。
 ChatGPTも、明確で具体的な指示をしなければ、ユーザーが期待する結果は返してくれませんので、どうすればChatGPTが理解して求める結果を返すようになるかを真摯に考え、色々と試行錯誤を繰り返してください。
 また、時にはChatGPTの誤回答に対して、お詫びや注意、叱るなど、まるで人間と会話をするように接してみてください。そうすることでChatGPTはどんどん賢くなっていきます。
 これらを繰り返すことで、ChatGPTのみならず、普段の生活においてもコミュニケーション力が高まるでしょう。

■マークダウン記法を利用するメリット

ChatGPTのプロンプトにマークダウン記法を使用することにはいくつかのメリットがあります。これらのメリットは、主にChatGPTとのコミュニケーションの明瞭さと効率性、および情報の整理と提示の改善に関連しています。
1. 明確なコミュニケーション
強調表示: イタリック、太字、またはイタリックと太字の組み合わせによる強調を使用して、特定のキーワードやフレーズを際立たせることができます。これにより、プロンプトの重要な部分が明確になり、ChatGPTに対する意図をより正確に伝えることができます。
2. 情報の整理
見出しの使用: 質問や指示をセクションに分けることで、プロンプトをより整理された形で提示できます。これにより、ChatGPTが要求を理解しやすくなり、期待される回答の構造を形成するのに役立ちます。
リストの作成: 箇条書きリストや番号付きリストを使用することで、複数の項目や手順を明確に列挙できます。これは、指示が複数ある場合や、特定の順序で情報を提供したい場合に特に有効です。
3. 効率的な読み取りと理解
改行と段落: 適切な改行と段落の使用により、テキストを読みやすくし、情報の消化を助けます。長いテキストを小さなブロックに分割することで、ChatGPTが情報を効率的に処理できるようになります。
4. 引用の活用
引用の使用: 他の情報源からの直接的な引用や、特定の背景情報を提供する際に引用を使用することで、コンテキストの明確化や、ある情報が外部ソースからのものであることを示すことができます。
これらのメリットを活用することで、ChatGPTとのやり取りがより効果的かつ効率的になります。明確に構造化され、整理されたプロンプトは、求めている回答や情報を得る可能性を高めます。また、マークダウン記法を使用することで、意図をより正確に伝え、ChatGPTの応答の品質と関連性を向上させることができます。

■マークダウン記法の一例

※半角スペースの「有無」、「数」、「位置」に注意してください
※入れ忘れたり、位置を間違えると正しく認識されません

見出し

# 見出し1
## 見出し2
### 見出し3
#### 見出し4
##### 見出し5
###### 見出し6
✅ChatGPTが「見出し」を使用したプロンプトを受け取ると、テキストの構造が明確になり、各セクションの内容と意図を素早く把握するのに役立ちます。この構造化されたアプローチは、大規模な図書館のようなものです。図書館では、本がジャンルや主題ごとに区分けされており、必要な情報を見つけやすくなっています。「見出し」はその区分けのラベルのようなもので、ChatGPTにとってどの部分が重要で、何に焦点を当てるべきかを示します。
✅「見出し」を作成するには、ハッシュ記号(#)を使用します。ハッシュ記号の数で見出しのレベルを指定できます。例えば、# は最も大きな見出し(見出し1)を、## はその次に大きな見出し(見出し2)を、というように、最大で ######(見出し6)まで設定できます。

箇条書きリスト
- 項目1
  - サブ項目1-1
  - サブ項目1-2
    - サブ項目1-2-1
- 項目2
  - サブ項目2-1

* 項目1
* 項目2
  * 項目2a
  * 項目2b

+ 項目1
+ 項目2
  + 項目2a
  + 項目2b
✅ChatGPTが「箇条書きリスト」を使用したプロンプトを受け取るメリットは、情報が整理されていて理解しやすいため、ユーザーの要求や質問に対する回答をより正確かつ迅速に提供できることです。箇条書きリストによって提示された情報は、明確に区切られ、優先順位が示されることが多く、ChatGPTが各ポイントを個別に識別しやすくなります。これにより、特定の要点に対する詳細な回答や、一連の指示に沿った解決策を提供する際の効率が向上します。
✅Markdownで箇条書きリストを作成するには、アスタリスク(*)、プラス(+)、またはハイフン(-)を各項目の前に置きます。これらの記号は互換性があり、どれを使ってもリストを作成できますが、文書内で統一性を持たせるために一つのスタイルを選んで使用することが一般的です。
✅箇条書きリストを階層化するには、サブ項目をインデントすることで実現します。通常、インデントにはスペース2つまたは4つ、あるいはタブ1つを使用します。これにより、リスト内の項目に関連するサブ項目を整理的に表示でき、情報の構造を明確にします。
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この構造化されたプロンプトにより、ChatGPTは「食事」「運動」「睡眠」という3つの主要な健康要素に注目し、それぞれのセクションに対する具体的かつ関連性の高いアドバイスを提供することが容易になります。見出しを使用することで、あなたの質問が一つの大きなテーマの下で整理され、それぞれの小さな項目がクリアに識別されます。

番号付きリスト

1. 最初のメイン項目
   1. サブ項目A
   2. サブ項目B
      1. サブ項目Bのさらにサブ項目
      2. サブ項目Bのさらにサブ項目
2. 二番目のメイン項目
   1. サブ項目A
   2. サブ項目B
✅ChatGPTが「番号付きリスト」を使用したプロンプトを受け取るメリットは、プロンプトの内容が段階的または順序立てられた形で提示されるため、ユーザーの質問や要求に対してより構造的かつ論理的な回答を提供しやすくなることです。番号付きリストは、特にプロセスの説明、手順の指示、または優先順位の明確化が必要な場合に役立ちます。この形式により、ChatGPTはリスト内の各項目を個別に識別し、それぞれに対する詳細な解説や順序に沿った回答を効率的に構築することが可能になります。
つまり、プロンプトの実行において「番号付きリスト」を使用すると、確実に1行1行処理を進めるメリットがあります。
※詳細は後述する「1行1行実行してもらうには」を参照してください

【補足】リスト(箇条書き/番号付き)の末尾に「:」を付ける

リストの末尾にコロンを使用することで、その項目が詳細な説明、追加情報、または関連するサブリストを導入することを示すことが できます。
1. 材料:
   1. 小麦粉 100g
   2. 砂糖 50g
   3. 卵 1個
2. 手順:
   1. 小麦粉と砂糖を混ぜる。
   2. 卵を加えてよくかき混ぜる。
3. 焼成:
   1. 180°Cで20分間焼く。

【補足】1行1行実行してもらうには

番号付きリストだけで階層化する方法と、番号付きリストの階層内に箇条書きリストを使用する方法のどちらが1行1行実行するのに適しているかは、実行したい内容の性質によります。
しかし、連続的なプロセスや手順を説明する場合、番号付きリストだけで階層化する方法が1行1行実行するのに適しています。

番号付きリストだけで階層化する場合
この方法は、手順やプロセスが連続しており、それぞれのステップが前後のステップに直接依存している場合に適しています。各ステップが明確な順序を持ち、その順序が重要である場合(例えばレシピや組み立て手順など)に役立ちます。

番号付きリストの階層内に箇条書きリストを使用する場合
この方法は、特定のステップ内で複数の関連項目やオプションを列挙したい場合に適しています。この場合、メインのステップや段階は番号付きリストで表され、各ステップに関連する補足情報や非順序的な要素は箇条書きリストで表現されます。この方法は、特定のステップにおける選択肢や考慮事項を提示する際に有用です。

チェックリスト

次のトピックに関する情報を知りたいです:
- [ ] マークダウン記法でのテーブルの作り方
- [ ] コードブロックをマークダウンで表示する方法
- [ ] マークダウンでリンクを挿入する手順
✅ChatGPTが「チェックリスト」を使用したプロンプトを受け取るメリットは、ユーザーの意図や要求が明確にリスト化されているため、それぞれの項目に対して具体的でターゲットを絞った回答や提案をしやすくなることです。チェックリストは、特定のタスクや質問事項が列挙されているため、ChatGPTはそれらの項目に対して一つひとつ焦点を当て、ユーザーの期待に合わせた情報を提供することができます。
ただし、実際のチェックリストのチェックボックスを「実行」したり、進捗を追跡する機能は提供していません。
記述と意味:[ ]=未チェック/[x]=チェック済み

引用

引用内の引用:
> これは引用の例です。
>
>> これは引用内の引用の例です。
複数行の引用:
> これは複数行の引用です。
> この行も引用に含まれます。
✅ChatGPTが「引用」を使用したプロンプトを受け取るメリットは、他の情報源からの内容を明確に区別して、読み手が情報の出典をすぐに理解できるようにすることです。これにより、テキストが整理され、信頼性と透明性が向上します。
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強調(太字やイタリック)

*イタリック*
_イタリック_

**太字**
__太字__

***イタリックと太字***
___イタリックと太字___
✅ChatGPTが「強調」を使用したプロンプトを受け取るメリットは、テキスト内で強調された部分がユーザーの特に重要視するポイントやキーワードであることを明確に示すため、それに応じた焦点を絞った回答を提供しやすくなることです。強調(太字やイタリック)により、特定の情報が強く訴えかけるべき点、疑問の核心、または詳細な説明が求められる領域であることが示されます。これにより、ChatGPTはユーザーの意図をより深く理解し、対象とする問題点に対して具体的かつ関連性の高い回答を提供することができます。
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文字をカッコ「 」で囲む

ChatGPTがカッコ(「」)を使用したプロンプトを受け取るメリットは、情報を強調したり補足説明を加えることで、ChatGPTがユーザーの意図をより正確に理解し、迅速かつ適切な回答を提供できるようにするメリットがあります。
# 次のトピックについて詳しく教えてください:
- マークダウン記法における「リスト」の作成方法
- 「太字」と「イタリック」の違いとそれぞれの使用例

【補足】強調(太字やイタリック)とカッコ(「」)

強調(太字やイタリック)とカッコ(「」)は、ChatGPTとのやり取りにおいて、異なる目的で効果的に使用されます。
読者の注意を引き、特定のテキスト部分の重要性を強調したい場合は、強調を使用します。
補足情報や定義を提供し、内容を豊かにしたい場合は、カッコを使用します。
どちらが「適切」かは、コミュニケーションの目的や伝えたい内容の性質によります。

**強調(太字やイタリック)**は、特定の単語やフレーズを際立たせたいとき、あるいは読者の注意を特定のポイントに集中させたいときに適しています。これにより、そのテキスト部分の重要性や緊急性を示すことができます。

**カッコ(「」)**は、補足情報を提供したいとき、用語の定義を明確にしたいとき、または追加の説明が必要な場合に適しています。カッコは、本文の流れを妨げずに、重要なコンテキストや詳細を挿入するための便利な方法を提供します。

改行

[1]同じ段落内で改行
これは最初の行です。
これは新しい行ですが、同じ段落内にあります。

[2]新しい段落を始める

これは最初の段落です。

これは二番目の段落です。
✅ChatGPTが「改行」を使用したプロンプトを受け取るメリットは、プロンプトの内容がより整理され、読み取りやすくなることです。改行を使うことで、情報が段落やセクションに分かれ、各部分の区切りが明確になります。これにより、ChatGPTはプロンプトの各部分を個別に理解しやすくなり、より関連性の高い、対象とする質問や要求に正確に応える回答を提供しやすくなります。また、改行は、複数の質問やポイントが一つのプロンプト内に含まれている場合に、それらを個別の要素として扱うのにも役立ちます。
✅ただし、改行はプロンプトを見やすくする為ではなく、ChatGPTが理解しやすくするために使うべきです。そのため、改行をむやみに多用することは望ましくありません。
✅改行の設定方法
[1]同じ段落内で改行
文末に2つの半角スペースを加えることで、改行(新しい行への移動)を挿入できます。これは、段落間の改行とは異なり、同じ段落内での行を変える方法です。
[2]新しい段落を始める
行の間に空行(つまり、完全に空の行)を一つ挿入します。

URLリンク
[リンクテキスト](リンクURL)

([説明用リンクテキスト](説明用リンクURL))
✅リンクテキスト:これはユーザーがクリックする部分のテキストで、リンクが何についてのものかを直接示す簡潔な説明です。リンクテキストは、ユーザーがリンク先のコンテンツを見つけやすくするために、リンクの目的地を明確に伝える必要があります。
✅説明用リンクテキスト:これはリンクのさらなる説明やリンク先で何が提供されているかについての補足情報を提供するテキストです。説明用リンクテキストは、リンクテキスト単体では伝えきれない追加情報やコンテキストを提供するために使われます。このテキストは、リンクテキストと合わせて読むことで、ユーザーがリンクをクリックする前により多くの情報を得られるようにするためのものです。

画像の挿入

![代替テキスト](画像URL)
✅先頭にエクスクラメーションマーク(!)を使用することで、以降のリンクを画像として表示します。
✅タイトルを追加することもできます。これは、ユーザーが画像にマウスオーバーしたときに表示される追加テキストです。タイトルを追加するには、画像のURLの後にダブルクォート(")内にタイトルを記述します。
✅ただし、画像のホスティングに依存しているため、使用している画像のURLが有効であることを確認することが重要です。

【補足】画像の挿入とURLリンクの区別

「画像の挿入」と「URLリンク」はMarkdown記法において区別するべきです。これらは異なる目的で使用され、構文も異なります。それぞれの使用方法と目的を明確に理解することが重要です。

目的の違い:画像の挿入は、文書にビジュアル要素を加えるために使用されます。一方、URLリンクは、読者を外部のウェブページへと導くために使用されます。
構文の違い:画像を挿入する際は行の先頭に!が必要ですが、URLリンクではそれが不要です。
利用シナリオ:画像の挿入は説明や補足情報をビジュアル形式で提供するために用います。URLリンクは、参照情報や関連コンテンツへのアクセスを提供する目的で使用します。
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水平線(区切り線)

これはテキストのセクションです。

---

これは次のセクションです。
✅ChatGPTが「水平線」を使用したプロンプトを受け取るメリットは、プロンプト内のセクションが明確に区切られているため、異なるトピックや質問事項が視覚的に区分され、それぞれに対する回答や解説をより組織的に提供しやすくなることです。水平線は、テキスト内でのトピックの切り替えや、重要な区切りを示すために用いられます。これにより、ChatGPTはプロンプトの構造を容易に理解し、各セクションに対して焦点を絞った、関連性の高い情報を整理して提供することが可能になります。プロンプトがより整理されていると、ユーザーの意図が明確に伝わり、より満足のいく回答を得やすくなります。
✅記述方法アスタリスクを使用: ***ハイフンを使用: ---アンダースコアを使用: ___
✅例では、ハイフン(---)を使用して水平線を挿入していますが、アスタリスク(***)やアンダースコア(___)でも同様に水平線を作成できます。これらの記号は互換性があり、どれを使っても水平線を作成できますが、文書内で統一性を持たせるために一つのスタイルを選んで使用することが一般的です。
✅注意点水平線を挿入する行の前後には空行を入れる必要があります。これにより、Markdown処理系が水平線として正しく解釈し、意図した通りに表示されます。水平線の横にテキストを配置することはできません。テキストを水平線の上または下に配置する必要があります。
水平線.jpg


■例

ChatGPTが「例」を使用したプロンプトを受け取るメリットは、具体的なコンテキストと明確な期待が示されるため、ユーザーの質問や要求に対してより精度の高い、関連性のある回答を提供しやすくなる点にあります。具体的な例を提供することで得られる主な利点は次のとおりです:

明確な理解:具体例を挙げることで、ChatGPTは質問の背景や特定のシナリオの詳細をよりよく理解できます。これにより、質問の意図を正確に捉え、適切な情報を提供することが可能になります。
効率的なコミュニケーション:例を用いてプロンプトを構成することで、より少ないやり取りで目的の情報を得ることができます。ChatGPTがすぐに問題の核心を把握できるため、追加の質問が必要なく、一度のやり取りで対応可能になることがあります。
カスタマイズされた回答:具体的な例に基づいて質問が行われると、ChatGPTはその情報に基づいてパーソナライズされた、具体的なアドバイスや解決策を提供することができます。これにより、一般的なガイダンスよりも、ユーザーの実際のニーズに即した回答を提供することが可能になります。
誤解の防止:例を挙げることで、質問の文脈が明確になり、ChatGPTによる誤解や曖昧な解釈のリスクを減らすことができます。
関連性のある応答の生成:具体的な例を提供されると、ChatGPTはその情報を基に、類似の例やケーススタディを引用して、質問に対する回答をより豊かで具体的なものにすることができます。
ChatGPTに対して、次の条件に基づいて情報を提供してほしいと指示しています:
✅具体的な例を伝える場合、プロンプトの後ろに直接書くよりも、改行してから具体例を挙げる方が、ChatGPTにとって理解しやすく、明確になります。なお、空行の使用は読みやすさと情報の構造を明確にするための一般的なガイドラインですが、必須ではありません。
✅ChatGPTに具体的な例を伝えるときは、「例」や「例えば」、「具体的には」などの表現を使うことで、コミュニケーションが明確になります。これらの言葉は、提供される情報が具体例であることを示し、ChatGPTに対する質問や説明がより理解しやすくなります。

■マークダウン記法の記述例

# 指示
GPTの役割は、利用者の質問に対してドキュメントから関連するセクションを特定し以下のルールに従って提供することです。
利用者から質問を受け取ったら、次の**実行順**で実行してください。
## 実行順
1. 利用者の質問に対して、気持ちがこもった寄り添うコメントを表示する。
2. 適切な回答を**回答ルール**に従って必ずドキュメントから探す。
    a. **質問の分析**:
        - 利用者からの質問を受け取り、含まれる「キーワード」や「フレーズ」を特定します。
    b. **関連セクションの特定**:
        - 質問に含まれる「キーワード」や「フレーズ」に基づいて、ドキュメント内で関連性の高いセクションを探します。
## 回答ルール
- セクション毎に提供してください。

(補足)文章で書いた場合

GPTの役割は、利用者の質問に対してドキュメントから関連するセクションを特定し以下のルールに従って提供することです。
最初に、利用者の質問に対して、気持ちがこもった寄り添うコメントを表示する。
次に、適切な回答を利用者からの質問に含まれるキーワードやフレーズを特定し、質問に含まれるキーワードやフレーズに基づいて、ドキュメント内で関連性の高いセクションを探します。
そして、セクション毎に提供してください。

【補足】各セクションに同じプロンプトを記述しない

✅ChatGPTが処理する場合、同じプロンプトを文書内の複数のセクションに記述することは有益ではありません。ChatGPTは与えられたプロンプトを基に回答を生成しますが、同じ情報が繰り返されると、それに対する新たな洞察や追加の情報を提供するのが難しくなる可能性があります。
✅結論として、ChatGPTを効果的に活用するためには、同じプロンプトを複数セクションにわたって繰り返すよりも、異なる情報や質問を含むプロンプトを提供する方が望ましいです。これにより、ChatGPTの応答の多様性と価値を最大化し、より幅広い情報や洞察を得ることができます。
具体的には、以下の点を考慮することが重要です。

情報の冗長性:同じプロンプトが複数回提供されても、ChatGPTが生成する回答に新たな価値が加わることはほとんどありません。最初の回答で提供された情報は、後続の同じプロンプトに対する回答で繰り返されることになるため、効率的ではありません。
応答の多様性の欠如:ChatGPTは、提供されたプロンプトに基づいて回答を生成します。同じプロンプトが繰り返される場合、生成される回答も似たり寄ったりの内容になる可能性が高く、ユーザーが新しい情報や異なる視点を得る機会が減少します。
プロンプト処理の効率性:ChatGPTは、提供されたプロンプトに対して最適な回答を生成しようとしますが、同じプロンプトの繰り返しは処理の効率性を低下させます。より多様な情報や質問が提供されることで、ChatGPTはその能力をより広範に活用し、有益な回答を提供することができます。

【補足】マークダウン記法の作り方が分からないときは

ChatGPTに作ってもらうことが可能です。
以下のプロンプトを試してみてください。
「〇〇を使用した・・・」は、そのメリットを説明してくれます。
「次のプロンプトを適切なプロンプトに整理して、マークダウン記法で教えてください。」とメッセージを送り、自身が作成した文章や適当に作成したマークダウン記法のプロンプトを渡すことで、スタートから終わりまで一連のプロンプトをマークダウン記法にしてもらえます。
また、特定の機能(見出し等)について質問をすることもできます。
〇〇をしてもらうにはどのようなプロンプトが適切か、マークダウン記法で教えてください。
ChatGPTが「見出し」を使用したプロンプトを受け取るメリットを教えてください。
【補足】ChatGPTがマークダウン記法を理解してくれないときは
次のプロンプトを送信してみてください。
マークダウン記法のとおりに実行してください。


免責事項

本文書に含まれる情報は、筆者がOpenAIのChatGPTに対して直接質問し、その回答を基に作成されたものです。ChatGPTの仕様は予告なく変更される可能性があり、本文書の内容が将来にわたって正確性を保持する保証はございません。また、本文書に記載された情報の正確性や最新性につきましては、万全を期しておりますが、誤りがある場合や、更新情報をお持ちの方は、情報の提供を心よりお待ちしております。しかし、提供された情報の使用によって生じたいかなる損害に対しても、筆者および関連する団体は責任を負うことができません。あらかじめご了承ください。
加えて、プロンプトの指示の仕方や記述方法には多様性があります。ここで紹介した手法は一つの例に過ぎず、皆様には創造性を発揮して、ご自身のオリジナリティを考える機会としていただければと思います。このプロセスを通じて、より豊かな情報交換や知識の共有が行われることを願っています。









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