こんにちは。
「灯台と凪」塾長、細井敬太です。
人生には、自分の予定にはなかった出来事があります。
私自身、24歳で結婚し、29歳で離婚しました。
当時5歳だった娘から、
約25年後の2023年頃、Facebookに突然メッセージが届き、その後、再会しました。
こうした経験を、ひとつのきれいな教訓にまとめるつもりはありません。
ただ、これまでの歩みを振り返ると、人も、関係も、ひとつの時点だけでは語りきれないと感じています。
相手を決めつけず、自分も消さない
人の話を聴くとき、大切にしたいことがあります。
それは、目の前の言葉だけで、その人のすべてを決めつけないこと。
そして、相手を尊重するために、自分の言葉をすべて引っ込めてしまわないことです。
まず、丁寧に聴く。
わからないことは、確かめる。
ご希望があれば、別の見方も差し出す。
「私には、こんなふうにも聞こえました」
「本当は、何を大切にしたかったのでしょう」
その言葉がしっくりこなければ、「違います」と言っていただいてかまいません。
その違いから、見えてくるものもあると思うのです。
内側を見つめることと、現実に関わること
私は、自分がどんな気持ちで世界と関わっているかを、「周波数」という言葉で表現することがあります。
これは、人の状態を測定したり、優劣をつけたりする意味ではありません。
また、つらい出来事を「あなたの内側が引き寄せた」と決めつけるための言葉でもありません。
現実には、自分では変えられない事情があります。
その中で、自分が何を感じ、何を望んでいるのかを確かめる。
必要な助けを借りることも、距離を置くことも、具体的な行動を選ぶことも、その先にあってよいと思っています。
内側を見つめることと、現実に働きかけること。
私は、その両方を大切にしたいのです。
同じ考えになることが、対話の目的ではない
安心して話せることと、何を話しても同意してもらえることは、同じではありません。
違う意見があっても、存在そのものは否定されない。
相手の言葉を受け取りながら、自分の感覚も確かめられる。
そんな時間を、「灯台と凪」では大切にしたいと考えています。
あなたの言葉を聴く。
私の言葉も差し出す。
どちらかの正解にそろえるためではなく、これからの可能性を、一緒に見つめるために。
その姿勢で、ひとつひとつの対話に向き合っていきたいと思っています。
灯台と凪
塾長 細井敬太