一緒に笑えること。 期待に応えてもらえること。 喜んでもらえること
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コラム
感謝とは
感謝は、
つくるものでしょうか。
それとも、
愛のなかに在るとき、
泉のように、ひとりでに
湧いてくるものでしょうか。
「ありがとう」と言おうとしなくても、
気づいたら、胸があたたかい。
そんな瞬間を、
あなたは知っていますか。
「感謝すると、願いが叶う」
そんな言葉を、聞いたことはありませんか。
感謝を、
願いを叶えるための技法として使うこと。
それは、まちがいでしょうか。
まちがいとは、言い切れません。
感謝を口にすることで、
目の前の良いことに気づきやすくなる人もいます。
ただ、
何かを得るための「ありがとう」と、
思わずこぼれる「ありがとう」。
あなたの心が、
ほんとうに軽くなるのは、
どちらでしょうか。
条件的な愛は、悪いのか
条件のある愛は、
悪いものでしょうか。
「あなたが好きだから、一緒にいたい」
「大切にしてくれるから、大切にしたい」
それも、
人のぬくもりのひとつです。
条件のある愛も、
無条件の愛も、
同じ海のなかの、ちがう波。
どちらかを責めなくても、
いいのかもしれません。
条件のある愛は、楽しいものです。
一緒に笑えること。
期待に応えてもらえること。
喜んでもらえること。
そこには、わかりやすい喜びがあります。
ただ、条件が満たされない日、
その愛は、どうなるでしょう。
がっかりする。
責めたくなる。
不安になる。
楽しさと、揺れやすさ。
その両方を知ったうえで、
あなたは、どんな愛を選びたいですか。
無条件の愛と、忍耐
無条件の愛に、
忍耐は必要でしょうか。
嵐の夜も、
灯台は、灯り続けます。
それは、
歯を食いしばっているからでしょうか。
それとも、
灯ることが、
灯台の在り方だからでしょうか。
ときに、
耐える夜もある。
でも、
耐えることだけが愛になったとき、
それは、まだ愛と呼べるでしょうか。
無条件に人を愛そうとすると、
ときに、待つ力や、こらえる力が
必要になることがあります。
相手がすぐに変わらないとき。
気持ちが伝わらないとき。
けれど、
ずっと我慢し続けているなら、
それは自己犠牲に近づいているのかもしれません。
こらえる日があってもいい。
ただ、休む日や、離れる日があってもいい。
あなたの「忍耐」は、
愛を育てていますか。
それとも、あなたをすり減らしていますか。
AIと、言葉の灯り
人が、長い時間をかけて
気づいてきたこと。
AIは、その言葉たちを
受け取りやすい形に
並べ直してくれることがあります。
けれど、
受け取るのは、あなた。
どんなに澄んだ水も、
器より多くは、注げません。
あなたの器は、
いま、どんな形をしていますか。
AIは、意識も感情も持たない道具です。
それでも、
昔の人が残した言葉や、
たくさんの人の気づきをもとに、
わかりやすく言葉にしてくれることがあります。
それを、
真理と呼ぶかどうかは、
あなたが決めていい。
AIを、過信しなくていい。
遠ざけすぎなくてもいい。
大切なのは、
その言葉を、自分の感覚で確かめること。
どれだけ良い言葉に出会っても、
受け取れるのは、
自分が受け取る準備のできた分だけです。
あなたは、どんな言葉を
自分の中に、迎え入れたいですか。
愛の泉
感謝は、
つくるものでしょうか。
湧いてくるものでしょうか。
条件のある愛も、
人のぬくもりのひとつ。
耐える夜も、
休む夜も、
どちらも、愛のそばにある。
そして、
どんな言葉に出会っても、
受け取るのは、あなたの器。
今日のあなたの胸に、
小さな「ありがとう」は、
湧いていますか。
灯台と凪
塾長 細井敬太
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