無理に呼び込まず。けれど、灯りだけは消さずに。見えない海で、誰かの船は、もう近づいているかもしれない

無理に呼び込まず。けれど、灯りだけは消さずに。見えない海で、誰かの船は、もう近づいているかもしれない

記事
コラム
見えない海で、船は近づいている

九月、生誕祭の場に、
目に見える参加者は現れなかった。

けれど、だからといって、
何も起きなかったわけではない。
灯台は、船が見えてから灯るのではない。

まだ暗い海に向かって、
船影が見えない夜にも、
ただ、灯りを灯し続ける。

その光を見つける人が、
いつ、どこから現れるかは分からない。

けれど、
光がなければ、
見つけてもらうこともできない。

二〇二六年九月から十月。

わたしは、
「灯台と凪」の土台をつくっている。

焦らず。
無理に呼び込まず。
けれど、灯りだけは消さずに。
見えない海で、
誰かの船は、もう近づいているかもしれない。

灯台と凪
塾長 細井敬太


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