ココナラで始めた建築パース副業。最初の2件と、初めての値上げ

ココナラで始めた建築パース副業。最初の2件と、初めての値上げ

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コラム
こんにちは。大阪で建築CGパースを制作している、渡部CG空間の渡部です。

前回の自己紹介で、ココナラで当時の最低価格に近い1枚5,000円で出品したのが副業の始まりだと書きました。
今回は、そこから最初のご依頼が来て、初めて1枚7,500円ほどに値上げするまでのお話です。

初めての依頼は、いきなり8枚以上

出品してから1ヶ月経ったか経たないかの頃、最初のご依頼が届きました。

ご依頼主は、外装塗装がメインのリフォーム会社さん。案件は別荘でした。
今の建物の写真をもとにCGで再現し、少し家具を配置する内容でした。

1〜2枚くらいかなと想像していたら、いきなり7枚。ちょっとびっくりしました。
料金は1枚5,000円×8~10枚ほどで、約50,000円ほど。修正料などの追加料金はいただいていません。

作っても作っても、キリがない

制作は、SketchUp でモデリング、V-Ray でレンダリングです。
制作時期はちょうど、転職前の有給休暇の期間中でした。

モデリングは出品前にかなり練習していたので、形が作れなくて困ることはほぼ、ありませんでした。
大変だったのは「量」です。
現状再現のモデリング、特に LDK はボリュームが大きく、作っても作ってもキリがない。腱鞘炎になりそう、と思いながら手を動かしていました。

今であれば基本料金に追加費用をいただく内容です。
でも、初めてのお客様だったので上乗せはしませんでした。

全体で2ヶ月ほどかかったと思います(ここは記憶があいまいです)。できたものから順番に納品していきました。

修正はなく、基本的に一発OK。
いただいた言葉までは覚えていないのですが、かなり喜んでいただけました。当時は V-Ray の品質のパースが今ほどあふれていなかったのも、理由のひとつだったと思います。

このお客様からのリピートはありませんでした。
外装塗装が中心の会社さんなので、日頃からパースが必要になるお仕事ではない、と私も理解していました。


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一番初めに納品させていただいたカット。これでかなり喜んでいただけました。
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今でも和室を作るのは難しいです。
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植栽アセットがなければつくれませんでした。
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なぜかお湯を入れていない。お風呂場のパース。水の表現ができませんでした。
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このカットは本当に大変でした。
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同じく。
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同じく
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あおり補正という言葉も知りませんでした。
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それっぽい画像が好きでした。
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みんな大好きボカシ

2件目は、デザイン提案まで求められた

1件目のあと2ヶ月ほどで、ココナラ経由で2件目のご依頼をいただきました。高級賃貸マンションの内装です。

今度はパースを作るだけでなく、内装のデザイン提案も求められました。
納期には余裕があって、時間は気にしなくていいとのこと。価格は同じ1枚5,000円です。

ご要望は「おしゃれに」「他社の参考パースのようにゴージャスに」。
当初は10部屋というお話でしたが、まずは2部屋を作って様子を見ることになりました。

参考パースをもとに、SNS や Pinterest で似た空間や家具を探しながら作っていきました。

置きたい家具を、形にできなかった

ただ、当時の私はインテリアの知識がまだ十分ではありませんでした。

建物や簡単な家具は作れても、有機的な曲線の多い形のモデリングで苦労しました。
「こういう家具を置きたい」「こういう小物を置きたい」と思っても、作りきれませんでした。

デザインについては何度もご指摘をいただき、できる限り修正しました。
最後は、「もうこれでいいです」というような形で終わりました。(正確な言葉ではなく、私が覚えている趣旨です)

私には、諦められてしまったように感じられました。
そのやり取りで、「もうこれは次はないな」と思いました。
実際、2部屋を納品したあと、その先のご依頼はありませんでした。



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そこから約2年、デザイン提案は受けなかった

この経験のあと、約2年間は内装のデザイン提案を一切受けませんでした。
お客様からいただいた資料をもとにパースを作る仕事を中心にしていました。

その間、本業のパース会社でインテリアの知識を身につけ、日々、雑誌やインテリアデザイン事務所の記事を読んで勉強しました。
そして約2年後から、デザイン提案のご依頼も受けるようになりました。

依頼は来ても、時給にすると500円ほど

ここで、5,000円で受けていた頃の話に戻ります。

特別な集客はしていなかったのですが、ご依頼は安定して来ていました。
お客様は5,000円前後、1万円以下くらいの価格で探していたのではないかと思います。
当時その価格で V-Ray の品質を出している出品はあまり見かけなかったので、作例が目に留まったのかもしれません。

ただ、いただいた報酬を作業時間で割ると、時給500円程度か、それ以下だったと思います。
当時の大阪の最低賃金は時給1,000円前後。その半分ほどか、それ以下です。

自信がついて、1枚7,500円ほどへ

もともと、5,000円でずっと続けるつもりはありませんでした。
経験を積んで自信がついたら値上げしよう、と考えていました。

自信がついたのは、絵のクオリティの面もありますが、個人でお客様と1対1でやり取りする経験を重ねたことが大きかったです。
ちゃんとコミュニケーションが取れるか。そのやり取りの感触がつかめてきて、値上げに踏み出せました。

そうして上げた次の価格が、確か1枚7,500円ほど。
値上げしたあとも、ご依頼は継続して来ました。

次回予告

次回は、7,500円のあと、どうやって単価と仕事を増やしてきたのか。本業との時間の使い方も含めて書く予定です。

同じように1枚いくらで副業のパースを受けている方、これから始めようとしている方と、単価の話ができたらうれしいです。
コメントやフォローをいただけると励みになります。

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