前回では、パソコンが苦手な方のお話でした。
今回は、パソコンを習うにあたり、何をすればいいかという事について書いていきます。
パソコン教室で、「何をしたいか」と聞くと、はがきを作りたい。やインターネットをしたい。などの希望が出てきます。
「では、それらをできるように練習しましょう。」とハガキソフトやネットのソフトを使って行います。
それって、その時はできるけれど一人になったらできないのでは?と思っていました。
案の定「教室ではできたけれど、一人ではできませんでした。」と言われる方が、ほどんどです。
でも、それはそれでいいのかもしれません。
年配の方は、できるようになりたいと言いながら、それを望んでいません。
一人でできると、教室に来れなくなりますから。
お仲間や先生とのコニュニティーを失うことになります。
本当にパソコンの勉強をしたいのであれば、上の図のように段階を踏んでいく必要があります。
最初は、パソコンの基本
これは、マウスとキーボードが使えること。
パソコンの応用は、それぞれのボタンの意味を理解して触れること。
ソフトの基本は、そのソフトでできることを知ること(メニューの理解)
ソフトの応用は、できることを組み合わせて自分の願いをかなえること。
例えばハガキ作成は、いきなりソフトの応用をすることになります。
マウスの操作は、自分の思うところにマウスポインタを持っていくことができるのか?
そして、Wクリックができれば合格です。
次にキーボード。
これは1回や2回練習してもものになりません。
何回もの練習が必要です。
それは、ホームポジションからの入力。
できればキータッチ。(キーボードを見ないで入力すること)
ただし、キータッチは、ゲーム性のあるソフトを使わないようにします。
その理由は、ゲームのあるソフトは、何度も練習をさせるために、何度もしたくなるように「面白味を加えています。」
でも、それには正確性が抜けています。
例えば、回転寿司のソフトがあります。
お寿司のネタの下に文字が書かれていて、その文字を入力したらお寿司を取ることができますが、どんどん迫ってくるので早く入力しないと、取りこぼれが起こります。
だから、早く入力しようと、焦って間違ったボタンを押す。
もしくは、正しくボタンを押せても、違う指で押す。ということが起こります。
もちろん練習を積むわけですから、だんだん早くなるでしょうが、ある時点で止まってしまいます。
それは、変な癖がついて、それ以上の結果が出なくなるからです。
正しい練習をすれば、正確さとスピードが身に付きます。
だから、正しい練習をしましょう。と声を掛けますが、
やりたがらない方が多いですね。
それは、しんどいから。
何でもそうですが、体に覚えさせるのには、繰り返しとしんどい目にあうことが条件です。
ゲーム性のあるソフトよりも、効果が高いのでこの方法を販売したら売れると思うかもしれませんが、無理です。
だれもしんどい目をするためにお金を払う人はいませんから。
訓練では、強制的に初めの10分間は、毎日このしんどい練習法をやってもらいました。
結果、2~3ヶ月で、キータッチ2000の試験で1600文字以上が続出。
数人は、2000文字を打ち切る方も出ました。
※キータッチ2000テストは、アルファベット+数字+記号を10分間で何文字入力できるかを競う試験です。全国の商工会議所で行われています。
音声入力の正確さも高まってきた現在、今更キータッチと思うかもしれませんが、まだまだ仕事や効率を考えると、キータッチは基本です。