就職までの流れ その1

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ビジネス・マーケティング
就職支援に本気になった私は、上のような図を描きました。

スタートから始まって内定までの流れです。
多くのテストを終えた結果、ストレートに内定まで行けるケースが少なく
波のある状況が多いとわかりました。

波は、モチベーションの波です。
それによって、行動が起こせるかどうかが決まってきます。
就職活動は、私が行うわけではありません。
どうしても、訓練生に動いてもらわなければ、結果は出ません。
とはいえ、無理やり動かしても効果はありません。

自分で動いてもらうために、必要な地図を作成しました。

波のイベントとして、きっかけや邪魔、リサーチ、準備、ちゃちゃがあります。

これらは、その時期に起こることやしないといけないことです。
そして波のできる原因やモチベーションの高低になる原因として、5不(不満、不足、不便、不利、不安)があり、それを解消しないと次に向かえないことがわかりました。

そして、行動するためのエネルギーとして欲求を使うことを記した図です。

最初のスタート
 このころは、不満があります。
 そのため、モチベーションは0です。
 不満があるときは、すぐ口に出してストレスを解消しますから、モチベーションにつながりません。

 酒屋で会社の不満を言うサラリーマンがいますが、そんなに不満なら辞めればいいのにと思うのですが、次の日には元気に出社しています。

 でも、だんだん無職が続くと、ある欲求が高まります。
 それは、生理的欲求。
 つまり、死にたくないと言う欲求です。

 あるきっかけ(通帳の残高を確認するなど)で死をイメージしたときにモチベーションが高まります。

 でも、それはすぐに落ちていきます。
 それは、死のイメージがまだ現実的ではないから。
 ハローワークの給付金がまだ出る。
 訓練の給付金がまだ出るからと、訓練が終わってから就職活動しようなどと先送りにするからです。

 でも本当のところは、邪魔に邪魔されているからです。
 そして、もう一つ、不足しているものが何かを考えていないから。

だから、本当の目的を就職として考えてしまいます。
就職は目的ではなく、目標なのに。

ちなみに、A地点からB地点に向かうことを例に出すと、目的は、必ずB地点に到着すること。
目標は、B地点に向かうが、必ずしも到着する必要はないこと。

例を出すと、車いすを10台寄付したいという願いがあります。
車いすは、1台10万円とします。
すると、目標は100万円を貯めること。ある時点で90万まで貯めたとき、その話を聞いたお店の主人が1台9万円にしてあげます。と言われます。
すると、私の目的は達成できます。

しかし、目標を目的と勘違いしていると、お店のご主人の提案に対して100万たまっていないので、もう少し待ってくださいとちんぷんかんな答えになります。

うそのような話ですが、訓練生の中には、目的と目標が同じになっている方。
目的が明確でない方が多いです。そんな方は、後で大変な目に合っています。


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