WordPressでホームページを自作した店舗オーナーさんから、こんなご相談をいただくことがあります。
「頑張って作ったのに、Googleで検索しても自分の店が出てこない」
「店名で検索すれば出るけど、それ以外では全然引っかからない」
実はこれ、WordPress自体の問題ではなく、SEOの基本設定が抜けていることが原因であるケースがほとんどです。
デザインが綺麗でも、コンテンツが充実していても、検索エンジンに正しく情報を伝える「設定」が整っていなければ、Googleは何のサイトなのかを判断できません。
この記事では、SEOの専門家として数多くの店舗HPを分析してきた経験から、「まずこの3つだけは確認してほしい」という設定を解説します。
なお、店舗のHP改善の全体像については
の記事でもまとめていますので、併せてご覧ください。
1. タイトルタグに「地域名+業種+強み」を入れる
タイトルタグとは、Googleの検索結果に表示されるページタイトルのことです。ブラウザのタブにも表示されます。
WordPressで自作したHPで非常に多いのが、トップページのタイトルタグが以下のようになっているケースです。
× 「ホーム | 〇〇院」
× 「TOP | My Site」
× 「〇〇のホームページ」
これでは、Googleはこのサイトが「どの地域の」「何のサービスを提供している」ページなのかを判断できません。
たとえば千葉県で鍼灸院を経営している場合、
○ 「千葉 ○○駅前の鍼灸院 | 〇〇鍼灸院 ― 肩こり・自律神経の不調改善に」
のように、「地域名」「業種」「どんな悩みに対応しているか」をタイトルタグに盛り込みます。
これだけで「○○ 鍼灸」「○○駅 鍼灸 肩こり」といった検索に対して表示される可能性が生まれます。
設定方法は2通りあります。
・WordPress管理画面の「設定」→「一般」→「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を編集する
・SEOプラグイン(Yoast SEO、All in One SEOなど)を導入し、ページごとに個別設定する
おすすめは後者です。トップページ、サービスページ、アクセスページなど、ページごとに最適なタイトルを設定できます。
2. メタディスクリプションを手動で設定する
メタディスクリプションとは、検索結果でタイトルの下に表示される説明文のことです。
WordPressの初期状態では、メタディスクリプションは空欄になっています。空欄の場合、Googleがページの本文から自動的に抜粋して表示します。
ただし、自動抜粋では意図しない文章が表示されることがあります。たとえばサイドバーのテキストや、ヘッダーのナビゲーション文字が表示されてしまうこともあります。
メタディスクリプションは「検索した人がクリックするかどうかを判断する材料」です。ここに何が書かれているかで、クリック率は大きく変わります。
書き方のポイントは3つです。
・120文字前後にまとめる(スマホでは長すぎると途中で切れます)
・「誰に向けたサービスか」「何ができるか」「どこにあるか」を含める
・行動を促す言葉を入れる(「お気軽にご相談ください」「初回カウンセリング受付中」など)
例文:
「千葉県○○駅から徒歩5分の鍼灸院。更年期の肩こり・めまい・不眠などの不調を、東洋医学に基づいた施術で改善します。初回カウンセリング付き。」
こちらもSEOプラグインを使えば、各ページに個別で設定できます。
■3. 見出し(h1・h2タグ)にキーワードを含める
見出しタグ(h1・h2・h3)は、Googleがページの構造と内容を理解するために参照する重要な要素です。
自作HPでよく見かけるのが、見出しに以下のような言葉だけが入っているケースです。
× 「ごあいさつ」
× 「メニュー」
× 「アクセス」
× 「お知らせ」
人間には通じますが、Googleにとっては「何についてのごあいさつなのか」「何のメニューなのか」が判断できません。
以下のように、検索されそうな言葉を自然に含めるだけで効果があります。
「ごあいさつ」→「千葉県 ○○駅前で肩こり・自律神経の不調改善に取り組む鍼灸院です」
「メニュー」→「施術メニュー・料金のご案内」
「アクセス」→「○○駅から徒歩5分 | 〇〇鍼灸院へのアクセス」
注意点として、キーワードを不自然に詰め込む必要はありません。
「このページを読む人は、どんな言葉で検索してたどり着くか?」と考え、その言葉を見出しに反映させる意識を持つだけで十分です。
なお、見出しの構成や内部リンクの最適化についてさらに詳しく知りたい方は、
の記事も参考にしてみてください。
この3つだけで検索流入は変わり始める
まとめると、WordPressで自作したHPのSEOで最初に確認すべきは以下の3点です。
・タイトルタグに「地域名+業種+強み」を設定する
・メタディスクリプションを120文字前後で手動設定する
・見出し(h1・h2)に検索されやすい言葉を含める
この3つは専門知識がなくても今日から対応できますし、費用もかかりません。
の記事もぜひご覧ください。
「自分のHPの場合、どこを直せばいいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。現状のサイトを拝見した上で、改善ポイントを具体的にお伝えします。
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