こどくは こわくない

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皆さんこんばんは、natsuです。

今月中に新しいサービスを提供しようかなとあれこれ考えています。
楽しみに待っていてくださいね。

さて、今日は、「孤独は悪いものでも怖いものでもない」という事をお話しようかなと思います。

私たちは、生まれた時から「家族」というコミュニティの中で過ごし、そして成長と共に幼稚園や学校といった集団で過ごし、大人になり社会に出てもどこかしらの集団に混ざって生きていく事が多いと思います。

日本というお国柄もあると思いますが、集団でうまく立ち回る事やうまく調和を取っていく事が良しとされ、特に幼少期は、一人行動や自分の個性を全面に出すといった事はあまり良い事ではない、ちょっぴり変な事、といったルールの中で過ごしていく事が多かったと思います。学校など集団の世界ですね。

そういった「ルール」のようなものが影響している部分も多いのかもしれませんが、「一人である事はあまりいい事ではない」といった先入観や固定概念がちょっぴり染みつきやすいです。

ちなみに私は、人と交流する事自体は好きです。人見知りもなく、外へ外へと出向いていく事も好きです。逆に、ジーッとしている事が不得意です。

ただ、それに上回るくらい、一人の時間が大好きです。
正確にいうと、内観したり、様々思い考えにふける事が何よりも好きで、自分の空間やテリトリーがとても大切な性格なのだと思います。

これは幼少期からそうで、小学校のころからお友達とワイワイはしゃぐ一方で、一人の時間をじっくり楽しむことが大好きで、一日のうちに、ほんの数分でも数時間でも、自分の世界に入って自分の空間を楽しむという時間を無意識に作れる子供でした。

だからといって、物理的に一人じゃなくても一人の時間空間は作れます。
例えば・・・誰かと一緒に映画をみているからといって、自分の思い考えにふけることが出来ないわけではないですよね。自分なりの感覚感性で同じ映画を見ながら楽しめますよね。ようするに、心のままに、感じるままに、が出来る時間が好きだという事なのだと思います。

そんな子供だったので、真夜中にこっそり家を抜け出して、田舎の静かで暗くて綺麗な空をワクワクした気持ちで眺めながら、一人夜道を歩く事も好きな変な子でした。(昔だから出来たことかもしれません、危ないのでお勧めはしません(笑))

その時・・・私は「さみしい」と思う気持ちであるよりは、「なんて自由でワクワクする時間なんだろう」という気持ちがとても強かったのを覚えています。とにかく、嬉しくて楽しくて面白いのです。

それは大人になった今も変わらずで、一人でいる時間は、私にとって「本当の自分に繋がる時間で、自分とゆっくり向き合える面白い時間で、何からも束縛されず、何からも影響されず、ただの自分であれる」という至福の時間です。

ただ、幼少期を過ぎ少し成長した若い頃は、何事においても、良くも悪くも勢いでクリアしてしまえとエネルギッシュに行動していける時期でもあるので、「誰かと時間を共有し、たくさんの経験体験を積み、めいいっぱい楽しむことがなによりの幸福である」と、必要以上に「外側」に向けてたくさんのエネルギーを注ぎ、あまり自分を省みる事もなく、ゆっくり内観する事もなく、そして大好きであった一人の時間すらをも削っていた時期もあるのですが、ある時ふと、なぜか「さみしい」と思う気持ちが膨れ上がってたまらなくなりました。

おかしいなぁと思いました。

時に苦しみもがきながらも、今だからこそできる楽しい経験に時間を注ぎ、豊かな時間を人と共有し、たくさんの体験が出来ているはずなのに、なぜか「さみしい」のです。空しさや孤独感や漠然とした迷子感のようなものです。

それはどうしてなのかなと考えた時に、

「外側」ばかりに意識を注ぎ過ぎて、「自分(内側)」とちゃんと向き合い構ってあげられていない、自分が今何を思い、何を考え、何を求め、何を必要としているのか、しっかり見つめてあげられていないからだと、気づきました。

自分と向き合う時のポイントとして、基本的に自分の中にある「心の声」は小さな子供のようである事が多いので、繊細で穢れを知らない純粋無垢な子供に対して接するような扱いで大切に寄り添い紐解いていく事が大事なのですが、

今自分が何をしているのか、誰といるのか、何に時間を注いでいるのかが重要なのではなく、「自分とちゃんと向き合って心の声に耳を傾けてあげられているのか」が重要だった、だから、「ちゃんと見て欲しい」「ちゃんと声を聞いてほしい」事を、「さみしいよ」という気持ちを通じてサインを送ってきていたのですね。

大切にするべきものは、何をするにしても選ぶにしても、まずは自分である、自分の心である、まずはそこがスタートであるとハッキリ気づいた瞬間でもありました。

なので、
一人であることは、辛く悲しい事ばかりではありません。
孤独を愛する人は、寂しさ苦しさを抱えているばかりではありません。

本当に辛く悲しい孤独は、
人に囲まれ、たくさんのやるべき事が与えられ、たくさんものに恵まれている、それなのに満たされないさみしさを感じてしまう事です。

どんなに人と関わり触れ合っても、
どんなにたくさんの賞賛を浴びても、
どんなにたくさんのものに囲まれても、
それでもなお寂しさを感じてしまう事です。

本当の意味で豊かさや幸福を知っている人、
あるいは本当の意味での豊かさや幸福に気づき手を伸ばし始めている人は、

きっと一人である事の大切さ、孤独である事の豊かさに気づいているのではないかなと思います。

愛しているはずなのに一緒に居ると寂しい
大好きで手放したくないはずなのにそこに居ると孤独に包まれてしまう
どんなに頑張ってもエネルギーを注いでも満たされない

そんなときは一度立ち止まって
自分とべったりできる「一人の時間」を取り戻してみてください。

孤独を恐れて孤独から目を背けない、
誰かといる時間や何かに注ぐ時間と同じくらい
自分といる時間も幸福であることを、
思い出してみてください。

あなたと人生を一番長く共にしているのは、
他の誰でもないあなた自身です。
あなたの一番の理解者は、
他の誰でもないあなた自身です。
あなたの一番の味方は、
他の誰でもないあなた自身です。

何をしてもしなくても、
どんなに否定し見てみないふりをしても傷つけても、
それでもいつも変わらず想い愛し傍に居続けてくれる一番近しい存在は、
他の誰でもないあなた自身であることを、思い出してみてくださいね。

一度、試しに自分に戻ってみてください。

必ず、生きる上でのヒントを、教えてくれますよ。
愛情を注げば注ぐほどに、溢れるほどにサポートしてくれます。

だって、最大の理解者で、味方なのですから。

それではまた!
natsu


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