野良のメス猫ちゃんは外で赤ちゃんを産んで育てなければならない
運命が有る。
しかし、あんなに的確に安全に出産できる場所を見つける直感には驚く。
人間では到底見つける事ができないような突拍子もない場所を旨く探し出すものだなぁと思う。
人間に見つからない、他のオス猫に見つからない、雨が降り込まな、車が来ないなど、色んな方面の安全性をどうしてメス猫のおかさんは分かるのだろう。神様が与えて直感だろう。
このメス猫ちゃんも餌だけを貰いに来る猫ちゃんで、ガマ腫で苦しんだオス猫とは違う。
ガマ腫の疾患は舌の下にピンポン玉位の大きさの腫瘍が出来て餌を食べる事ができなくなる疾患だ。
今年の春先で発情を迎えて数十メートル離れた住宅の濡れ縁の下で出産したようだ。
餌だけ食べに来て食べ終わったら直ぐに赤ちゃん猫達の元へ戻って行く。ひと月位経つと赤ちゃんもそこそこ生長するので、お母さん猫に魚の切り身をあげると口に咥えて一目散に赤ちゃん達の元へ戻って行く。猫の赤ちゃんも離乳食が欲しい時期だ。何度やっても食べ物を自分では食べないで口に咥えて一目散に赤ちゃん猫達の元へ鳴きながら戻って行く。
生まれてからひと月位経つと口に赤ちゃん達を咥えて、こっちに移動して来た。
