【そもそも占いっていろいろあるけど】
占いって大きく2種類ある。
①生年月日から読むタイプ(命術)
算命学、四柱推命、西洋占星術、数秘術とか。生まれた日時から、その人の性格・才能・運勢の流れを読む。何回やっても同じ結果が出る。統計学的なアプローチに近い。
②その場で引くタイプ(卜術)
タロット、易占い、おみくじとか。「今この瞬間」の偶然性を使って、今の状態や近未来を読む。同じ質問でも引くたびに結果が変わる。
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、使いどころが違う。
- 「自分ってどういう人間なのか」を知りたい → 命術(算命学とか)
- 「今この選択、どうしよう」の背中を押してほしい → 卜術(タロットとか)
私は「自分の構造を知りたい」タイプだったから、算命学にたどり着いた。
【算命学に興味を持ったきっかけ】
人生で迷ってた時期があった。
仕事は合ってるのかわからない。恋愛は同じパターンを繰り返す。自分が何をしたいのかもよくわからない。占いに月2万くらい使ってた時期もある。
でも「あなたは○○タイプです」って言われても、「で?」ってなる。性格診断みたいなものは山ほどやったけど、「じゃあどうすればいいの」が出てこない。
算命学を知ったとき、命式を出してみたら、自分が消耗するパターンと楽になるパターンが構造的に見えた。「なんでいつもこうなるのか」に、星の配置という答えがあった。
占いで人生が決まるわけじゃない。でも、自分の設計図を知っていれば、選び方が変わる。それがわかってから、算命学を本格的に学び始めた。
【 算命学の命式って何が見えるの?】
算命学って聞いたことありますか?
四柱推命は知ってる人も多いと思う。算命学はそのルーツとも言われる東洋占術で、中国で生まれた。使うのは生年月日だけ。生まれた日から「命式」という設計図を出す。
「設計図って何?」って思うかもしれないけど、命式にはいくつかのレイヤーがある。
① 陰占(いんせん):設計図の土台
生年月日を年柱・月柱・日柱の3つに分解して、干支と五行で見る。自分がどんな「素材」でできているかがわかる。日干(にっかん)が命式の中心で、「自分は火の人」「自分は土の人」みたいに、その人のベースが決まる。
② 陽占(ようせん):性格と才能の地図
ここが一番わかりやすい。十大主星という10種類の星が、体の5箇所(中央・北・南・東・西)に配置される。中央が本質、北が目上との関わり方、東が社会での顔、西がプライベート、南が未来への姿勢。同じ星でも、どこに置かれるかで意味が変わる。
③ 十二大従星:人生のエネルギーリズム
初年期・中年期・晩年期の3つに分かれていて、それぞれの時期にどれくらいのエネルギーがあるかが出る。若い頃に強い人もいれば、晩年型の人もいる。ここで「身強・身弱」(エネルギーの総量)もわかる。
④ 天中殺:注意が必要な時期
12年に2年、12ヶ月に2ヶ月、必ず巡ってくる時期。新しいことを始めるには不向きだけど、内面を整える時期でもある。怖がるものじゃなくて、知っていれば活かせる。
⑤ 五行バランス:エネルギーの偏り
命式全体の木・火・土・金・水の分布を見る。偏りが悪いわけじゃなくて、どこに集中しているかで、その人のクセや得意なことが見える。
⑥ 本能バランス:行動パターンの偏り
守備・伝達・魅力・攻撃・習得の5本能に星を分類して、どの本能が強いか弱いかを見る。攻撃本能がゼロの人は競争環境で消耗しやすい、守備本能が高い人はマイペースが崩れると息が詰まる、みたいに。
⑦ 位相法(いそうほう):柱と柱の関係
年柱・月柱・日柱の間で、干支同士がどんな力学を持っているか。引き合う関係(干合・支合)もあれば、ぶつかる関係(対冲)もある。相性鑑定でも使う。
⑧ 大運・年運・月運:運勢の流れ
10年ごとに変わる大きな運勢(大運)、毎年変わる年運、毎月の月運。「今どんな時期にいるか」がわかる。
【全部読めなくていい】
8つも書いたけど、全部わかる必要はない。
最初は②の十大主星(自分がどんな星を持っているか)と、⑥の本能バランス(どの本能が強くてどれが弱いか)だけ知っていれば十分。それだけで「なんで自分はいつもこうなるのか」がけっこう見える。
たとえば攻撃本能が強い人は、仕事でガンガン成果を出せるけど、恋愛では相手を追い詰めやすい。逆に守備本能が強い人は、自分のペースを崩されると消耗するけど、じっくり信頼関係を築くのが得意。
同じ星でも、どこに出るか、どう使うかで全然違う。
命式は素材。素材を知っていれば、自分に合った使い方が見つかる。知らないまま「なんか合わない」って思い続けるのはもったいない。
「自分ってなんでいつもこうなるんだろう」
そう思ったことがあるなら、命式に一回聞いてみるのもありかもしれない。