研究職から異業種で独立。ココナラでの経験がくれた自信

研究職から異業種で独立。ココナラでの経験がくれた自信

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IT・テクノロジー
先月末、長年携わってきた研究開発の仕事を離れ、個人事業主として新しい仕事を始めました。

現在取り組んでいるのは、生成AIやノーコードツールなどを活用した小規模なアプリ開発、業務自動化、技術検討といった仕事です。

研究開発とは異なる分野での独立です。

独立に向けて準備を進める中で、不安だったことの一つが、これまで仕事として経験してこなかった分野で、本当にお客さんから依頼をいただけるのかということでした。

その不安を少しずつ減らし、独立への自信につなげてくれたのが、ココナラでの経験でした。

研究職から、未経験の分野へ


私はこれまで、医学・生命科学分野を中心に約20年間、研究開発に携わってきました。

研究の仕事では、情報を集め、仮説を立て、実験し、結果を分析する。その繰り返しです。

一方、以前からプログラミングやITにも関心があり、Pythonなどを学びながら、自分でツールを作ることにも取り組んでいました。

最近では、生成AIやノーコードツールの発展によって、個人でもさまざまなアプリやシステムを作れる環境が整ってきています。

そうした技術に触れるうちに、研究以外の分野でも、自分の知識や経験を活かして仕事ができないだろうかと考えるようになりました。

ただ、そこには一つ大きな問題がありました。

研究開発では長年の経験があっても、アプリ開発や業務自動化などの分野では、仕事として提供した実績がほとんどなかったことです。

新しい技術を学ぶことはできても、それを仕事として引き受けられるかどうかは、また別の話でした。

「作れる」と「仕事にできる」は違う


自分でアプリやツールを作る場合、何を作るかも、どこまで作るかも、自分で決められます。

しかし、お客さんから依頼を受ける場合はそうはいきません。

まず相手が何を実現したいのかを理解し、必要な機能や作業範囲を整理する必要があります。費用や納期についても考えなければなりません。

また、技術的には実現できることでも、予算や目的によっては別の方法を提案した方がよい場合もあります。

こうしたことは、自分で勉強したり、個人制作をしたりするだけではなかなか経験できません。

独立を考えるのであれば、技術を学ぶだけでなく、実際にお客さんと仕事をする経験が必要だと感じていました。

そこで始めたのが、ココナラでの出品や案件への応募でした。

ココナラで初めて経験した、仕事としての開発


ココナラでは、自分が対応できる範囲を考えながら、ノーコードツールの相談や業務自動化、小規模なアプリ・Webツールの試作などのサービスを出品しました。

また、募集されている案件を探し、自分の技術で対応できそうな仕事には提案も行いました。

その中で、実際にWebアプリの試作に関する依頼を受けることができました。

自分で作りたいものを作るのとは違い、まずはお客さんが何を実現したいのかを確認するところから始まります。

希望する機能や使い方を整理し、どこまでを試作品として作るのかを考え、実装を進めていきました。

実際に制作してみると、最初に想定していた方法だけでは対応しきれない部分もあります。

その都度、何が問題なのかを確認し、別の方法を検討しながら、一つずつ形にしていきました。

そして、制作したものをお客さんに確認していただき、必要な調整を加えて納品する。

それまで個人で行っていた開発とは違い、相手の要望を踏まえて成果物を作り、届けるという一連の流れを経験できました。

研究開発でも、目的を整理し、そこにたどり着くまでの問題を切り分けながら進めることは日常的に行ってきました。

分野は違っていても、そうした経験が役立つ部分はあるのだと感じました。

もちろん、仕事としての開発については、まだまだ学ぶことがあります。

それでも、実際の依頼を通じて制作・納品まで経験できたことは、独学や個人制作だけでは得られなかったものだと思います。

自分の仕事を売る難しさと、得られた自信


ココナラで学んだのは、制作に関することだけではありません。

自分の技術や経験を、どうやって仕事として提供するかということも、大きな課題でした。

出品サービスを考える中で難しかったのは、自分ができることを、どうすれば相手に伝わる形にできるかということです。

自分では役に立つと思っているサービスでも、実際に必要としてもらえるとは限りません。

出品しても思うように反応が得られないことがありますし、案件に応募する際には、ほかの出品者との違いや、自分に任せてもらう理由を伝える必要もあります。

技術を学ぶことと、その技術を必要としている人に届けることは、まったく別の難しさがありました。

ただ、サービス内容を考え、提案し、実際に依頼を受けるまでの過程も含めて、今後仕事を続けていくうえで必要な経験だったと思っています。

そして何より大きかったのは、自分が取り組んできた技術を使って、実際に仕事ができたことです。

ココナラを始める前は、知識や技術を身につけても、それを仕事にできるのか分かりませんでした。

しかし、実際に依頼を受け、お客さんとやり取りをしながら制作・納品する経験ができたことで、少しずつ考え方が変わりました。

自分ができることを必要としてくれる人がいる。

そのことを、実際の仕事を通じて確かめられたのは大きかったと思います。

まだ経験不足な部分はありますが、少なくとも、新しい分野でも仕事として提供できるものがあると分かりました。

それが、長年続けてきた研究職とは違う分野で独立するうえで、大きな後押しになりました。

ココナラでの経験を土台に、これから


私は今、新しい分野で独立しました。

とはいえ、独立したばかりで、まだ十分な実績や安定した収入があるわけではありません。

これから新しいお客さんを見つけ、仕事を続けながら、サービスの内容や提供方法を改善していく必要があります。

それでも、ココナラで実際の仕事を経験できたことで、独立する前とは違う気持ちで新しい仕事に向き合えています。

技術を学ぶだけでは分からなかった、仕事を受けることの難しさや、相手の要望に応えることの大切さを知ることができました。

また、自分の仕事を商品として考え、提案し、販売する経験も得られました。

これからも生成AIやノーコードなどの技術を活用しながら、お客さんの困りごとを整理し、小さく作って試す仕事を続けていきたいと考えています。

ココナラは、私にとって単に収入を得るための場所ではありません。

未経験の分野で実績を作り、自分の仕事を販売する経験を積み、独立への自信を得るための土台になってくれた場所です。

まだ新しい働き方を始めたばかりですが、ここで得られた経験を大切にしながら、少しずつ仕事を積み重ねていきたいと思います。
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