ChatGPTやClaudeを契約したものの、思いついたときに質問するだけで、仕事の時間は減っていない。そんな声をよく聞きます。
この記事では、AIで仕事が軽くなる作業の選び方と、最初に試しやすい5つの作業を順に説明します。
■ 結論:AIには「毎週くり返す作業のたたき台」を渡す
AIを検索の代わりに使うと、たまに便利なだけで終わります。
仕事が変わるのは、毎週くり返している作業の下書きをAIに任せたときです。
選ぶときの目安は次の3つです。
・毎週、または毎日くり返している
・書く・まとめる・言い換える作業である
・最後に自分が目を通せば済む
■ 最初に試しやすい作業5つ
1. メールや案内文の下書き
「取引先へのお礼メールを、丁寧すぎない文で。要点は〇〇」と頼みます。一から書くより、直すほうが早く済みます。
2. 会議メモの整理
走り書きを貼り、「決まったこと・やること(担当と期限)・保留の3つに分けて」と頼みます。
3. 企画書や報告書の骨組み
「〇〇の社内向け企画書の見出しを5つ。各見出しに書く内容を2行ずつ」。白紙から始めずに済みます。
4. 題名や広告文の案出し
「〇〇に悩むお客さま向けに、ブログの題名を10案」。選んで直すのは自分の役目です。
5. 表の数字から要点を拾う
売上や問い合わせ数の表を貼り、「先月と比べて変化が大きい点を3つ」と頼みます。数字の確認は自分で行います。
どれもたたき台はAI、仕上げは人という分け方です。
■ 使わなくなる人に多い、3つのつまずき
1つ目は、頼み方があいまいなことです。期待と違う答えが続くと、使うのをやめてしまいます。「誰に向けて」「何文字で」「どんな形で」を添えるだけで、答えは大きく変わります。
2つ目は、毎回ゼロから頼み方を考えることです。うまくいった頼み方をメモ帳に保存し、次からはそれをコピーして数字や名前だけ変えます。これだけで使う回数が増えます。
3つ目は、社外秘の情報をどこまで入れてよいか分からず、手が止まることです。最初は、お客さまの名前や金額を「A社」「〇円」に置き換えて試すと安心です。
もう1つ、答えをそのまま使わないことも大切です。AIはもっともらしい文を作るのが得意な反面、日付や数字、固有の名前を取り違えることがあります。社外に出す文は、数字と名前だけでも自分の目で確かめてから送ってください。この確認を入れても、白紙から書くより早く終わります。
■ 今週やること
5つのうち、自分が毎週やっている作業を1つだけ選びます。
その作業を3回、AIに下書きさせてから自分で直してみてください。3回目には、どこまで任せてよいかの感覚がつかめます。
有料プランは、無料で試して足りなくなってからでも遅くありません。ChatGPTの有料プラン(Plus)とClaudeの有料プラン(Pro)は、どちらも月20ドルからです。
■ まとめ
・AIは検索ではなく、くり返す作業の下書き係として使う
・うまくいった頼み方は保存して使い回す
・まず1つの作業を3回試す
自分の仕事ではどの作業から任せればよいか、一緒に選びたい場合はこちらで相談を受けています。
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参考
・OpenAI「ChatGPT の料金」(ChatGPT Plus 月20ドル)確認日: 2026-09-24
・Anthropic「Claude の料金」(Claude Pro 月20ドル)確認日: 2026-09-24