結婚式のスピーチや謝辞、招待状などで**うっかり使ってしまうと失礼になる「忌み言葉(いみことば)」**をご存知ですか?
「忌み言葉って何?」「言い換えってどうすればいいの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、結婚式で避けたい忌み言葉の具体例とその理由、さらにスピーチや文面で使える言い換え例までわかりやすく解説します。
▶ こんな人におすすめ
・結婚式のスピーチを任されたゲストの方
・謝辞や親への手紙を準備中の新郎新婦
・招待状やプロフィールブックを作成している方
忌み言葉とは?意味と使ってはいけない理由
「忌み言葉」とは、結婚式などの慶事にふさわしくない、縁起が悪いとされる言葉のこと。
おめでたい場面で「不幸」や「別れ」などを連想させる言葉を使ってしまうと、聞いている人に不快感を与えたり、場の雰囲気を壊してしまう可能性があります。
結婚式で避けたい!3つの代表的な忌み言葉とNGワード
① 不幸や終わりを連想させる言葉
たとえば、「終わる」「壊れる」「落ちる」「冷める」などは、物事の終わりや不吉な印象を与えるためNG。
NG例:
終わる、最後、滅びる、壊れる、亡くなる、病気、冷える、涙、消す、死ぬ、落ちる
言い換え例:
・「終わる」→「お開きにする」「結びに」
・「亡くなる」→「ご逝去され」「天国にいる」
② 別れや離婚を連想させる言葉
「切る」「離れる」「戻る」などは、夫婦の別れを暗示してしまうため、結婚式では避けるのがマナーです。
NG例:
切る、離れる、捨てる、逃げる、別れる、戻る、断る、離縁、離婚
言い換え例:
・「離れる」→「新しい道を歩む」「家庭に入る」
・「戻る」→「再び出会う」「お越しいただく」
③ 重ね言葉(繰り返しを表す言葉)
「重ね重ね」や「たびたび」といった繰り返しの表現は、再婚や繰り返しの結婚をイメージさせるためNGとされます。
NG例:
重ね重ね、しばしば、たびたび、またまた、くれぐれも、日々、ますます、どんどん
言い換え例:
・「重ね重ね」→「加えて」「深く」
・「くれぐれも」→「どうか」「どうぞ」
忌み言葉以外にもある!結婚式で避けたいNGワード
● ネガティブな感情・状態を表す言葉
・つらい → 頑張った
・頼りない → おとなしい
・病気 → 体調を崩された
・短い → あっという間の
・ヤバい、ウザい、ぶっちゃけ → 砕けすぎる表現は避けて
● 句読点にも注意!
「。」や「、」といった句読点も「切れる・終わる」の意味があるため、結婚式の招待状や手紙ではスペースで代用するのがマナーです。
【シーン別】忌み言葉の注意ポイント
▷ 招待状・プロフィールブック
・NG:「ご返信ください」→「ご都合をお知らせください」
・NG:「お忙しい中」→「ご多用の中」
▷ スピーチ・乾杯の挨拶
・NG:「しばしば思い出します」→「何度も心に浮かびます」
・NG:「短い付き合いでしたが」→「かけがえのない時間を過ごしました」
▷ 謝辞・親への感謝の手紙
・NG:「最後になりますが」→「結びとなりますが」
・NG:「離れて暮らして」→「遠くに住んでいても」
忌み言葉・ネガティブワードの言い換え一覧【保存版】
忌み言葉と言い換え例
終わる → お開きにする、結ぶ
忙しい → ご多用の中
忘れられない → 心に残る、大切な
死ぬ・亡くなる → ご逝去され、天国にいらっしゃる
飽きる → 満足する
くれぐれも → どうぞ、十分に
切る(ケーキを) → ナイフを入れる
戻る → またお越しいただく
離れる → 新しい生活を始める
頼りない → おっとりしている、控えめな
ヤバい → すごい、驚きました
まとめ|忌み言葉を避けて、気持ちの伝わる結婚式に
結婚式で使ってはいけない「忌み言葉」や「NGワード」は、慣れていないとつい使ってしまいがち。
しかし、「場の空気を壊さず、相手に気持ちをきちんと伝えたい」という心配りがあれば、自然と言葉選びも慎重になるはずです。
忌み言葉の知識を身につけ、言い換えをうまく活用して、心のこもったスピーチやメッセージを届けましょう。