友人への叱咤激励

私の友人が、生活保護を受けてるにも関わず、母親から百万円の仕送りをしてもらって、生活保護費の不正受給をしてます。

彼は、うつ病で仕事はしてなくて、「抑うつ状態」で、私が強引に精神科に受診させたら、中等度の症状「鬱病」だと診断されました。

薬は処方されたのですが、彼は薬嫌いなので、処方された薬を途中で服用しなくなりました。

彼には彼女はいるんですが、彼があまりにも我が強くて、まともに社会復帰しようとしないんで怒鳴られ放しで、愛想を尽かされています。

そんな彼が、私に頼ってきて助けを求めてきました。

彼は、自分の家の目の前に彼女が住んでるんで、いつもうるさくて恐いので匿ってくれというのです。

彼とは２０年来の付き合いで、彼のご都合主義と我の強さはよく理解しています。

そんな彼に、LINEで以下のようにメッセージを送りました。

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もっと落ちたらいいんじゃないんですか？

まだまだ、どん底まで落ちちゃいませんよ

自分の良心という名の眼鏡を通して、自分自身のことをじっくり目をそらさず見つめ直してみることですね

逃げることばかり考えているのが分かるでしょうよ

どこに逃げたって逃げ切れやしませんよ

死んだら、あの世まで追いかけてきますよ

原因は自分自身にあるのですから

汝自身を知れ

本当にどん底まで落ちたら

自分の罪穢に気付きますよ

自分の罪深さを覚り

懺悔し、 償いのため

迷惑をかけてきた人々への埋め合わせのために

生きていこうって誓うようになり、魂の成長を加速するために、潜在意識が開花され、死んでも後悔の無いように、必死に、一生懸命生きていこうって気持ちに目覚めますよ

まだまだ、落ちて下さい

どん底までは、まだ浅い

下手な、糞にもならないプライドを捨て、百万円をお母さんに返して、○○さん（彼女）に頭が地に着くまで土下座して、許されたら、きっと気持ちがスッキリして、足枷になってたものが外れて、回復できますよ

やらなきゃならないことは、もう決まってるのですから、あとはそこから抗わずに、与えられた道を進んでいけば、きっと生きるのがもっと楽になりますよ

もっと苦しめ

もっと落ちろ

昨日までの自分を捨ててこい

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以上です。皆さん、これを読んでどう思われましたか？

私って酷い薄情な奴だなって思われた方もいらっしゃるでしょう。

でもこれは、私なりの彼に対する叱咤激励なのです。

助けを求めに来たので、仕方なく何日かは私の自宅に匿いましたが、彼の依存が増していったので、私の生活リズムに悪影響が出たため、追い出しました(笑)

人の心を助けるには、親切心や優しさだけじゃ自立を損ねてしまい、依存してくるばかりの方が少なくありません。時には、厳しく、敢えて突き放すことも必要な時があるのです。

彼は、最初はまだ匿ってくれと懇願してましたが、私は毅然とした態度で彼を説得し、家から出ていってもらいました。

優しさや励まし、受容と共感　誉め言葉

これは私なりのカウンセリングの基本です

私はこれまで多くの人のカウンセリングに携わってきましたが、カウンセリングをしていると、そのクライアント様の本性（さが）や、御悩みの特異点というものが見えてきます。お悩みの原因はクライアント様の特異点にあり、自分で悩みの原因を作って自分で苦しんでいるのです。

もちろん、カウンセリングではそれを否定したりはしません。

何回かカウンセリングを行う中でラ・ポール形成が成り立った時、さりげなく、そのクライアント様に悩みの原因である特異点について、思っていることを話してもらうのです。核心に触れられたことで感情的になる人もいますが、大抵の方は、しばらく黙って考え、自省して話してくれます。

本当にお悩みを克服させていただくには、上辺ではなく本質に対しての「叱咤激励」というものが欠かせません。叱ることと誉める事。これを、最も適切なタイミングで伝えることで、自己肯定感を培うことができると信じています。

私の友人に送ったメッセージは極端な言葉でしょうが、２０年来の付き合いがあってお互い絆で結ばれているので、このくらいキツいことを言っても全然平気です。

むしろ、依存させてしまうと、私もその重圧で共倒れになってしまいかねません。一緒に住んでいたので尚更です。

彼は今、自宅で寝て静養しています。

精神科でもらった薬を使えば、抑うつ状態は軽減されるのに、薬嫌いなので飲んでいないとのことです。

私が高評価している補完代替療法も紹介しましたが、行かないと言われました。色々、衣食住の世話もしましたが、一向に自立する意思はなく、手の施しようがありません。

あとは、時機が来ればいずれ転機が訪れると思いますので、その時が回復のきっかけの為に動くチャンスでしょう。

彼には「果報は寝て待て」と伝えています。