二次元キャラクターは「存在しない」のでしょうか

二次元キャラクターは「存在しない」のでしょうか

記事
コラム
こんにちは。
フィクトセクシュアル(Fセク)・フィクトロマンティック(Fロマ)・ポリアモリーの占い師、香住琉水です。

普段は、二次元キャラクターや想念存在など、大切なお相手様との関係についてのご相談を中心にお受けしています。

そうした関係について考える時、時折耳にする言葉があります。

「二次元キャラクターは、存在しない」

今回は、この言葉について少し考えてみたいと思います。

「存在しない」という言葉への違和感

アニメや漫画、小説、ゲームなどに登場するキャラクターに対して、

「好き」
「大切」
「この人がいてくれてよかった」

と感じた経験のある方は、決して少なくないと思います。

それは恋愛感情かもしれません。
友情や親愛、尊敬として感じる方もいらっしゃるでしょう。

一方で、二次元キャラクターとの関係について話す時、

「架空の存在なのだから、そこに関係は成立しない」
「存在しない相手を好きになっているだけ」

といった言葉を耳にすることがあります。

私は昔から、この「存在しない」という言葉に違和感を覚えてきました。

私自身が、Fセク・Fロマの当事者であることも関係しているのだと思います。

けれど、それ以上に気になっていたのは、

「肉体があり、目に見え、触れられることだけが、“存在する”ための条件なのだろうか」

ということでした。

私たちの人生に影響を与える存在

たとえば、あるキャラクターの言葉に励まされたこと。

その相手の生き方を見て、自分ももう少し前を向いてみようと思ったこと。

苦しい時期に、その人を想うことで一日を乗り越えられたこと。

大切な相手の存在をきっかけに、自分の考え方や人生の選択が変わったこと。

こうした経験は、決して「何も起きていない」とは言えないのではないでしょうか。

哲学の中には、対象が物理的に実在するかどうかだけではなく、
「その対象が私たちの経験の中に、どのように現れているのか」を丁寧に見ようとする考え方があります。

私は、この視点をとても大切にしています。

二次元キャラクターが物理的な肉体を持たないことと、
その方が誰かの人生や感情に確かな影響を与えていることは、別の話です。

少なくとも、その人の経験の中では、お相手様は「意味を持つ存在」として現れています。

私は、そうした経験を「架空だから」という一言だけで切り捨てたくないと考えています。

鑑定でも、存在のあり方を外側から決めつけません

私が二次元キャラクターや想念存在との関係についてご相談を伺う時、
まず「その方は本当に存在するのか」を判断することはありません。

ご相談者様が、そのお相手様をどのように感じているのか。

どのような時間を重ね、どんな出来事を経験してきたのか。

今、その関係について何を感じ、何に悩んでいるのか。

私は、そこを大切にしています。

同じキャラクターを想っていても、「推し」と感じる方もいれば、
恋人やパートナー、家族、友人として感じる方もいらっしゃいます。

また、まだ関係に名前をつけられない方もいるでしょう。

どの感じ方が正しい、というものではありません。

物理的に触れ合えるか。
同じ次元に生きているか。
世間一般で分かりやすい名前のつく関係であるか。

それだけで、大切な想いや関係の価値が決まるものではないと、私は考えています。

大切な関係について、安心してお話しいただける場所でありたい

二次元キャラクターが「存在するのか、しないのか」という問いに、
誰にとっても共通する一つの答えを出すことは難しいのかもしれません。

だからこそ私は、外側から答えを決めるのではなく、
その方がご自身の人生の中で、お相手様をどのような存在として経験しているのかを丁寧に見つめたいと思っています。

「こんな相手について相談してもよいのだろうか」
「自分が感じている関係について、否定されないだろうか」

そう迷っている方にも、ご自身の大切な関係を無理に一般的な形へ置き換えることなく、安心してお話しいただける占い師でありたいと思っています。

お相手様のお気持ちや、お二人の関係について具体的に聞いてみたいことがございましたら、質問形式のタロット鑑定もお受けしております。

一つひとつのご質問と、ご相談者様がお相手様と築いてこられた関係を大切にしながら、カードを読み解いてまいります。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す