印刷会社へ入稿する前に知っておきたいチェック項目
「看板を作りたいけれど、何を準備すればいいの?」
初めて看板を制作する方から、このようなご相談をよくいただきます。
看板は一度設置すると何年も使用するため、データに不備があると「文字が読みにくい」「画像が粗い」「イメージと違う」といったトラブルにつながることがあります。
この記事では、看板データを作る前に確認しておきたい5つのポイントを、印刷用データ制作の現場で実際によくある事例を交えながらご紹介します。
① 看板サイズを確認する
まず最初に確認したいのが仕上がりサイズです。
例えば、
□ W900×H1800mm
□ W3000×H1200mm
□ W4500×H2500mm
など、看板によってサイズは大きく異なります。
サイズが決まっていない状態では、画像の解像度や文字サイズも適切に設計できません。
実際によくある相談
「A4サイズで作ったチラシを、そのまま看板に使えますか?」
残念ながら、そのまま拡大すると画像が粗くなり、文字も読みにくくなるケースが多くあります。
② ロゴはAIデータがありますか?
看板ではロゴを大きく使用することが多いため、Illustrator(AI)データがあるか確認しましょう。
もし、
□ PNG
□ JPEG
□ ホームページから保存した画像
しかなくても、Illustratorでベクターデータとして再作成できる場合があります。
実際によくある相談
飲食店のお客様から「ロゴはホームページにある画像しかありません」とご相談をいただくことがあります。
その場合は、Illustratorでロゴを再作成し、看板サイズでもきれいに印刷できるデータへ仕上げています。
③ 写真は十分な画質がありますか?
写真は解像度不足が最も多いトラブルです。
例えば、
□ LINEで送られてきた画像
□ SNSから保存した画像
□ スクリーンショット
これらは画面ではきれいでも、大きく印刷するとぼやけることがあります。
必要に応じて高画質化や写真の差し替えを検討しましょう。
④ 離れた場所から読める文字サイズですか?
看板は近くで見るものではありません。
車や歩行者が数メートル離れた場所から見ることを想定して設計する必要があります。
よくある失敗は、
□ 文字が多すぎる
□ フォントが細すぎる
□ 電話番号が小さい
などです。
「何を伝えたい看板なのか」を整理し、重要な情報を大きく配置することが大切です。
⑤ 印刷会社の入稿条件を確認する
印刷会社ごとに入稿ルールが異なります。
代表的なものは、
□ AIデータ
□ PDF/X
□ CMYK
□ 塗り足し
□ フォントのアウトライン化
などです。
事前に確認しておくことで、再入稿や修正の手間を減らすことができます。
実際によくあるご相談
美容室のお客様から、店舗看板の制作をご依頼いただいた際のことです。
ロゴはPNG画像しかなく、写真もスマートフォンで撮影した小さなデータでした。
そのままでは大型看板に使用できなかったため、
□ ロゴをIllustratorでベクターデータ化
□ 写真を高画質化
□ 看板サイズに合わせてレイアウトを再構成
□ 印刷会社の仕様に合わせたAI・PDFデータを作成
したところ、
印刷会社からは「そのまま入稿できます」とご連絡をいただき、お客様にも安心して設置していただけました。
まとめ
看板制作では、
「デザインができたら終わり」ではありません。
印刷会社がそのまま使用できるデータに仕上げることで、修正や再入稿のリスクを減らし、スムーズに制作を進めることができます。
看板はお店や会社の「顔」となる大切な広告です。
だからこそ、印刷品質まで考えたデータ作成をおすすめします。
看板用データの作成も承っています
しまうまデザインでは、
□ 看板デザイン
□ Illustratorデータ作成
□ ロゴのベクター化
□ 写真の高画質化
□ 印刷会社向け入稿データ制作
まで一貫して対応しています。
「この画像で看板は作れますか?」というご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。