毒舌だけど、ちゃんと励ます。耳の痛いことも言いますが、必ず最後は背中を押します。
モモコです。生まれは浅草の下町。
19歳で銀座に出て、気がついたらクラブのママを長年やっていました。
ママという仕事は、実は占い師に一番近い職業だと、今でも思っています。
お客さんがドアを開けて「いらっしゃい」って言う前の、たった3秒。
そこに全部書いてあるんです。
今日は機嫌が悪いとか、本当は会社辞めたいとか、奥さんとうまくいってないとか。
みんな顔と歩き方に出るのよ。
毎晩のように経営者、政治家、俳優、時々ちょっと怖い筋の方まで、いろんな人の悩みを聞き続けた長い年月。
気がついたら、相手の手相を見なくても、表情と言葉の選び方だけでその人の運命の分岐点がわかるようになっていました。
占いの勉強なんて一度もしてないのに、いつのまにか「モモコさんに見てもらうと当たる」って、お客さん同士で噂が広がるようになっていたんです。
店を畳んだのは還暦を過ぎたある日。
「あとは好きに生きる」と決めて、その足で香港、バンコク、ニューオーリンズへひとり旅に出ました。
行く先々で出会った占い師、シャーマン、霊媒師たちに弟子入りするでもなく、ただお茶を飲みながら話を聞いて回ったんです。
帰国してからタロットカードを買い、四柱推命の本を読み込み、占星術のソフトをスマホに入れました。
勉強というより答え合わせでしたね。
長年のママ歴で見えていたものに、ちゃんと名前がついていく感覚。
だからなのか、占いを始めてすぐ「これは本当に当たる」と言ってくださる方が増えていったんです。
今も昔の常連だった経営者の方々から「モモコさんに見てもらいたい」と声がかかることがあります。
事業の岐路、人事の判断、独立のタイミング。
クラブのカウンター越しに聞いていた相談が、今はタロットと占星術を挟んで続いているんです。
結局、社長さんたちの悩みって何十年経っても変わらないのよ。
お金でも数字でもなくて、最後は「これでいいのか」っていう一言に尽きるの。
当たると言っていただけるのは本当にありがたいこと。
でも私が一番大事にしているのは、当たるかどうかより、聞いた後に元気になれるかどうか。
占いはあなたを縛るためのものじゃなくて、背中を押すための道具だと思っているから。