校長や学年主任の言うとおりに行動するときに限り、学級が崩れていくと感じていた。自分の思うように行動し指導すると、生徒に近づいていくと感じた。間違いも多くやったが、正しいと信じて行ったことは必ず生徒に伝わっていた。 <9月中旬のある日> 夏休み中には部活動で燃え尽き、2学期すぐ体育祭で燃え尽き、さて受検にそなえ気持ちを切り替えたい3年生。朝7時55分、教室に入ると「おはようございまーす」と元気な女子たち。ここまで熱くなっていた自分を客観視して、クールを装いたい男子たち。教室に入った第一声でこの男子に応えさせたい。翌日、「オハイヨシュー(オハイオ州っぽい発音で)」と大声で言ってみた。そのクールな男子が、「オハイヨシュー」と返してくれた。女子たちは、笑いながら「おはようございまーす」と相変わらず。まだまだ熱い夏です。