私は子供のころから、マイホームへのあこがれが非常に強くありました。 私の両親はごくごく小さな靴の製造会社を経営していましたが、経営は決して楽ではなかったようです。 そのため我が家は幼少の頃貧しく、両親の苦労を知っていただけに友人が持っているおもちゃを「買って」とは言えず、当時クラス全員が所有していたTVゲームも持っていませんでした。 また2DKの公団に家族4人で住んでいたため、同級生が自分の部屋を持っていることを、憧れのようにとてもうらやましく感じていました。 公団での生活は、どこにいても家族が見ているTVの音声が聞こえ、電話での会話も家族に筒抜けでした。