ご覧いただきありがとうございます。
材料科学・固体化学・触媒などの分野に携わる研究者や大学院生の方を対象に、XRD・XPSデータの解析と、学術論文・学会発表用のグラフ作成を承っております。
「リートベルト解析が収束しない」
「不純物相の定量や、固溶体のサイト占有率の設定が難しい」
「XPSの波形分離で、どのような制約条件を設定すればよいか分からない」
「Originで見やすい論文用グラフを作成したい」
こうしたお悩みに対し、データや解析目的に応じた丁寧なサポートを提供いたします。
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■ 主なサービス内容
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【1.XRD解析・リートベルト法による構造精密化】
・使用ソフト:GSAS-II、FullProf、JADEなど
・CIFファイルやPDFカード情報などを参照した、主相・不純物相の結晶構造モデルの設定
・元素置換・ドーピングを考慮したモデルの設定(サイト占有率の固定、制約条件を設けた精密化など)
・試料や測定条件に応じた、各種パラメータの段階的な精密化
バックグラウンド、スケール因子、回折角のゼロ点ずれ、試料変位、格子定数、プロファイルパラメータ(U、V、W、X、Yなど)
・結晶子サイズ、微小ひずみ、選択配向(March–Dollaseモデルなど)の検討
・格子定数および単位格子体積の算出
・多相試料における各結晶相の相対質量分率(wt%)の算出と、推定標準偏差の評価
・Rp、Rwp、χ²などの指標を用いたフィッティング結果の評価
【2.XPSデータ解析・波形分離(ピークフィッティング)】
・使用ソフト:CasaXPS、Avantage、MultiPakなど
・適切な基準ピークを用いた帯電補正(C 1sなど)
・バックグラウンドの設定・差し引き(Shirley法、Tougaard法、直線法)
・化学状態ごとの波形分離
・スピン軌道分裂によるエネルギー差、ピーク面積比、半値幅(FWHM)などを考慮した制約条件の設定
・ピーク面積に基づく各化学状態の存在比の算出・定量評価
【3.グラフの作成(Origin)】
・複数試料の比較プロットの作成
・実測パターン、計算パターン、差分曲線、および各相のBragg反射位置を示すマーカーの配置
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■ 解析実績・対応例
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・固体電解質(LATPなど):元素置換を考慮した構造モデルの構築、回折ピークがブロードな不純物相を含む4相の同時精密化・定量相分析
・ペロブスカイト系材料・複合電極(BCFZY、Ni–BZCYYbなど):複数元素の混合占有を考慮した構造モデルの構築、第二相(CeO₂など)の定量、結晶子サイズ(nm)および微小ひずみ(ε)の評価
・電池正極材料(高エントロピーPBAなど):空孔および複数元素の混合占有を考慮したモデルの設定、球面調和関数による選択配向補正、回折パターンの積分強度に基づく結晶化度(%)の評価
・多孔性材料(COF・MOF):DFT計算で得られた構造モデルに基づく単位格子の設定、低角領域におけるLe Bailフィッティング、AA積層モデルの計算回折パターンおよび反射指数(hkl)一覧表の作成
・無機・鉱物材料(石膏、SiO₂系材料など):既報の結晶構造データ(CIF)の調査・導入、配位多面体を剛体として扱う構造精密化、結晶子サイズの異方性解析、残存するCu Kβ線由来のピークのモデル化・分離
スムーズなお取引のため、ご相談・ご購入の際に、以下の情報をご提供いただけますと幸いです。
1.解析対象のデータファイル
・XRD:測定時の生データ、またはテキスト形式に変換したデータ(.raw/.xrdml/.ras/.txt/.xy/.csvなど)
・XPS:測定時の生データ、またはテキスト形式などに変換したデータ(.vms/.spe/.txt/.csv/.xlsなど)
2.試料の基本情報・測定条件
・想定される主相の組成、添加・置換元素、不純物相など(分かる範囲で構いません)
・解析に使用したい結晶構造データや参考資料(CIFファイル、PDFカード番号などがあればご提供ください。こちらでお調べすることも可能です)
・XRDの測定条件
編集可能な元ファイルに加え、解析条件や手順をまとめたレポートを納品いたします。
ご依頼内容に応じて、以下のファイルをご用意いたします。
1.解析結果の一覧表(Excel形式)
単位格子体積、相分率、Rp、Rwp、χ²などを記載します。推定標準偏差は、評価可能な項目に併記します。
2.解析ソフトのプロジェクトファイル
GSAS-IIの.gpxファイルなど、解析条件や結果をソフト上で確認できるファイルを納品します。
3.Originプロジェクトファイルと図の出力データ
編集可能な.opjuファイルに加え、PNG、TIFF、PDFなど、ご希望の形式で出力した図を納品します。
4.解析に使用した構造データ・関連情報
CIFファイル、参照したPDFカード番号、使用した装置パラメータファイルなどをお渡しします。
5.解析手順の詳細レポート
精密化したパラメータとその順序、固定条件・制約条件などを記載します。