映像制作×デザイン×α。スキルとスキルの掛け合わせで唯一無二のサービス提供を/クリエイター・吉川なおき

「デザイン力や専門的な知識を活かしながら、お客さまの商品やサービスの魅力を動画という形に落とし込む」。そう語るのは、法人向け動画制作を中心に活躍するクリエイター・吉川なおきさん。ココナラでの販売実績は200件以上、プロ認定を獲得し大手企業案件も手がける実力派ですが、意外にもそのキャリアはSE、公務員と異色の経歴を辿っています。
今回はそんな吉川さんがどのようにして現在のポジションを築いたのか、そしてオンライン上で法人向けにサービスを提供するにあたって意識していることについて伺いました。
「人と向き合いたい」という思いから公務員、そして映像制作の道へ

吉川さんはSEから公務員、そしてクリエイターとしての独立という珍しい経歴をお持ちですが、それぞれどのような理由でキャリアチェンジされたのでしょうか?
もともとパソコンを触るのが好きで、大学卒業後はSEとして働いていました。ただ、ずっとデスクで仕事をしていく中で、「もっとお客さまと直接関わる仕事がしたい」という思いが強くなり、中でも安定感があり、かつ幅広い部署があってやりがいもあると感じた公務員を選んだんです。
市役所では福祉課で生活保護のケースワーカーとして充実した日々を過ごしていたのですが、もともと「いずれは独立したい」という思いもあったので、趣味だった映像制作を仕事にすることを考え、退職することになりました。
ということは、仕事としての実績は全くない中で独立されたのですか?
はい、安定感を求めて公務員になったはずなのですが(笑)。ただ、独身でリスクを取りやすい状況でもありましたし、「なんとかなる」という気持ちではありました。当時はコロナ禍でフードデリバリーのサービスが急拡大していたので、ドライバーをして生活費を得ながら、空いた時間を活用して編集について学びました。
その期間でココナラにも動画編集サービスを初出品したのですが、実は初めて受けた仕事は資料作成だったんです。そこから徐々に実績を積み上げていくうちに、動画編集の仕事にも声がかかるようになっていきました。
「動画編集でやっていける」という確信が持てたきっかけなどはありましたか?
ある社労士さんのYouTube動画編集の案件が大きかったですね。継続して依頼をいただけたおかげで、徐々にほかの方からも相談が来るようになり、実績と評価が積み上がっていくにつれて依頼が増えていきました。
法人向けに特化した理由は「より丁寧に、深く関わりたい」から

現在映像制作は「法人向け」に特化されていますが、きっかけは何だったのでしょうか?
当初はYouTuberの方からの依頼が中心でした。数多くの編集の依頼をいただけるようにはなっていたのですが、案件数が多くなればなるほど、「お客さま一人ひとりと丁寧に向き合う」ことが時間的に難しくなってしまいました。
そんな時、住宅建材・設備機器 メーカーのLIXIL様から動画編集のオーダーをいただきました。それをきっかけに徐々に法人からの依頼が多くなってきたので、思い切ってサービスを「法人用動画制作」に絞ることにしました。
法人向けに絞ることの不安はなかったですか?
はい、やはり「本当に企業がフリーランスに仕事を依頼してくれるのか?」という不安はありました。ただ、当時ココナラのCMが話題となっていた時期で、認知度が上がったことで思ったより多くのお客さまからお問い合わせを受けることができました。
吉川さんのサービスの特徴を教えてください。
私のサービスはいわゆる「丸投げで依頼できる」ものではありません。あくまでお客さまが考えておられるターゲットや訴求ポイントを、動画として具現化することにフォーカスしています。
そうさせていただいているのには理由があります。
それは、サービスや商品の魅力をいちばん深く理解しているのは私ではなく、お客さまご自身だからです。私はその想いを丁寧にすくい取り、動画の構成や演出に落とし込むことでメッセージを確実に届けるお手伝いをします。お客さまのビジョンを映像として具現化することこそ、私の役割であり提供価値だと考えています。
一方で、なるべく依頼のハードルは下げるようにしています。お客様の方で情報がまとまっていない場合でも、「今ある情報をそのまま送ってください」とお伝えするようにしています。企業のご担当者にとって、追加作業をお願いするのは負担になりかねませんから。
動画×デザイン×α。習得したスキルの掛け算で価値を高めていく

サービスの品質を高めるために、工夫されていることはありますか?
スキルの習得については常に意識しています。以前動画編集をメインにしていたころ、「編集スキルだけをこのまま高めていっても仕事が広がらないのでは?」という不安を感じたことがきっかけでした。
そんな時、ココナラのイベントでクリエイティブディレクターのmavshineさんと話す機会があったんです。mavshineさんは当時すでにココナラの中でもトップクリエイターとして有名だったのですが、思い切って「デザインを教えてください」とお願いしたらまさかの快諾をいただきまして(笑)。おかげでデザインを学ぶことができ、制作の幅を広げることができました。
今は撮影とCG制作にも取り組んでいます。自身がどんどんとスキルを習得して、スキルとスキルの掛け算でサービスの幅や品質、そして価値そのものを高めていきたいと考えています。
プロフィールに「コスメコンシェルジュ」と書かれていて驚きました。
これは完全に趣味で取得した資格なのですが、結果として化粧品・美容系企業さんからの依頼に繋がっています。それだけが理由ではないとは思いますが、「この人なら商品の魅力を理解してくれそう」という安心感があったのかもしれません。
ほかにも「TOEIC910点」と書いていたことがきっかけで、動画の英語字幕作成の依頼をいただいたこともありました。プロフィールって、何が刺さるかわからないんです。提供しているサービスに関連するものだけではなく、色々なことに視野を広げることの大切さも感じますね。
ありがとうございます!最後に、吉川さんに仕事の依頼を検討されている方にメッセージをお願いします。
企業で勤める皆さんにとっては、やはりフリーランスに依頼することに抵抗を感じることもあるかなと思います。
そういった不安を少しでも解消できるよう、プロフィールやポートフォリオは積極的に更新しており、「どんなクリエイターなのか?」という人物像が見えるように心がけているので、ご覧いただけるとうれしいです。
また、相談ベースでのご連絡も大歓迎ですので、ぜひ一度お気軽にお問合せください!
クリエイター/吉川なおき
