減酒

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2022年9月14日から始まった一年間のバックパック旅行で、気がついてみると、その多くの時間をイスラム教の国で過ごしていました。

夫の実家があるイギリスをはじめに訪れたあと(イギリスはイスラムではないが)、3週間滞在したトルコがまずムスリムでした。
そのあと、最終的に合計およそ3ヶ月滞在したインドネシア、そしてマレーシア、ウズベキスタン、タジキスタン、カザフスタンなど、けっきょく一年の半分はイスラムの国で過ごしていたと思います。

イスラムの国といえば、お酒が高い、あるいは入手しにくいのが困った点で、飲むのが好きな私たちですが、かなりの期間、アルコールフリーの状態が続きました。

特にインドネシアでは、離島でシュノーケリングを楽しむのが主目的だったため、一切飲まない日々が長かったです。
アルコールを体内に入れた翌朝は、海中での身体機能があからさまに違うのです。

しかも、金額が高くてそんなに美味しくもないとなると、そもそも飲む気も失せる、というわけでして。

お酒を飲まなかったインドネシア期間、当然ながら体調はすこぶるよくて、お酒を飲まないばかりか、魚と野菜、米をメインにした食事に、毎日1〜2時間程度のシュノーケリング(エクササイズ)です。
環境的に健康的に成らざるを得ない状況でした。

そして現在はイギリスで、27日にカナダへ最終帰国です。
イギリスといえばビールの国。輸入ワインもリーズナブルなので、ついついスーパーのアルコールコーナーに引き寄せられてしまいます。

ただし、年齢から、イギリスの夫の友人グループの中に深刻な健康問題が複数人に起こり始めていて、否が応でも普段の酒量を減らすことを考えさせられます。

次の海外旅行を健康体で楽しむためにも、禁酒ではなく、減酒を試してみることで夫婦同意しているところなのでした。

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