夕方6時半、帰りの電車の中でした。
彼女は座席に座って、彼に続けて3つ送りました。
仕事で上司に褒められたこと。
帰り道で撮った、夕焼けの写真。
週末に気になるカフェがあること。
返信が来たのは、彼女が家に着いたあとでした。
彼:「うん」
どの話への「うん」なのか、分かりません。
褒められたことを喜んでくれたのか。
夕焼けの写真を見たのか。
カフェに行きたいと言ったことを聞いてくれたのか。
彼女は画面を上にスクロールして、自分が送った3つを読み返しました。
こんなに書いたのに、返事は2文字だけ。
「もう、私の話なんてどうでもいいのかな」
付き合って8ヶ月です。
彼はもともと口数が多い人ではありません。
でも最近の短さは、前とは違う気がする。
友達に画面を見せたら、友達は即答しました。
「それ、冷めてるよ」
◽️ 私は、彼の返信の長さではなく、話題を数えました
彼女が持ち込んだ文面を、私は最初から最後まで、話題ごとに分けて読みました。
長さだけを見ると、確かに彼は短いです。
でも話題ごとに分けると、彼の返信は全部が短いわけではありませんでした。
彼女がその日の出来事を報告したときの返信は、「うん」「わかった」がほとんどです。
彼女が気持ちを書いたときも、返信は短いです。
ところが、決めることがある話題になると、彼は別人のように返信しました。
彼女:「土曜日の映画、14時と17時、どっちにする?」
彼:「17時にしよう。14時だと昼ごはんのあと急ぐことになる。席はもう予約できるよ」
彼女:「あなたの実家に行くとき、お土産は何がいいかな」
彼:「甘いものが好きだから羊羹がいいと思う。前の店のリンク送るね」
返信は速いし、文は長いし、彼は自分で調べてまで答えていました。
彼は、彼女の話全部を面倒がっていたわけではありませんでした。
彼は、話題によって頭の使い方を切り替えていたのです。
そして文面を読んでいる間、私には彼の戸惑いも伝わってきていました。
彼女が3つの話題をまとめて送ると、彼はどの話題に何を返せば会話が続くのか分からなくなる。
質問がない報告は、彼の中で「読んだら終わり」のものになってしまう。
彼は報告を受け取った証拠として、「うん」を置いていたように感じました。
◽️ 星が示していたのは、言葉の使い方の偏りでした
彼の生年月日をいただいて、私は彼の星も読みました。
文面で見えた彼の偏りと、星が示す彼の偏りは、同じ方向を向いていました。
言葉の伝え方を表す水星が、乙女座の位置にあります。
これは、彼が受け取った情報を整理し、必要な答えを返すために言葉を使うという意味です。
決めること、比べること、間違いを直すこと。
そういう話題では、彼の言葉はよく動きます。
気持ちの表し方を表す月が、山羊座の位置にあります。
これは、彼が気持ちを言葉で盛り上げず、行動で示すという意味です。
店を調べる、時間を決める、約束を守る。
彼はその行動で彼女への気持ちを示してきました。
彼の言葉が短い場面と長くなる場面の差は、気持ちの差ではありませんでした。
彼は「用件には言葉を使い、雑談には言葉を使わない」人だったのです。
◽️ だから彼女には、「短くてもいいよ」とは言いませんでした
彼の短さを彼女が我慢すれば、彼女の不満は消えません。
かといって「もっと返信して」とだけ送れば、彼は何を直せばいいのか分からないままです。
私は彼女に、送り方を変えることを勧めました。
3つの話題を1回にまとめないこと。
彼に聞きたいことは、文の最後に質問として置くこと。
彼女が感想を聞きたい話は、感想を聞きたいと分かる形で送ること。
次の日の夜、彼女は夕焼けの写真だけを送りました。
前の日みたいに、ほかの話題は混ぜていません。
彼女:「今日の夕焼け、すごくきれいだった。見せたくて撮ったんだ」
彼:「どこで撮ったの?」
短い返信でした。
でも、今までと違って、彼から質問が返ってきたのです。
彼女が場所を答えると、彼が「今度そこ行こう」と送り、二人のやり取りはそのあと4回続きました。
彼が謝ったわけではありません。
彼が突然、饒舌になったわけでもありません。
変わったのは、彼女が送る文の組み立てだけです。
それでも「うん」で終わっていた会話が、初めて前に進みました。
◽️ ただ、短い返信を何でも好意的に読むのは危ないです
ここは、読み違えてほしくないところです。
用件の話題でも彼の返信が遅い。
会う日を決める話を、彼が何日も置いたままにする。
彼女が質問を送っても、彼が答えをはぐらかす。
あなたの相手がそういう状態なら、話は別です。
その短さは、言葉の使い方の偏りではなく、あなたへの優先順位が下がっている可能性があります。
短い返信を「本当は好きなんだ」と読み替えて自分を安心させる前に、話題ごとに彼の返信を分けて見てください。
報告には短く、用件には速く返す人なのか。
それとも、どの話題にも返信が来なくなっている人なのか。
この2つは、見た目は同じ「短い返信」でも、中身がまったく違います。
私は、LINEの文面から「心理分析」と「西洋占星術」で相手の本音を読み解く鑑定をしています。
あなたの文面がどちらの状態なのか分からなくなったら、一度、相談してみてください。
LINE言霊分析|既読・未読無視の本音を読みます