恐れに対する免疫をつける方法

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誰しも取り組んだことがないことに取り組もうとした時に、「うまくできなかったらどうしよう」という不安が先に脳裏を過ることが多いのではないかと思います。
確かにうまくできなかった時のことを思うと不安で仕方ない気持ちになることもお気持ちとてもよくわかりますし、私にも同じような体験はごまんとありますのでよくわかります。
しかし恥ずかしいと思ってしまうと、そこでチャンスを逃すのも勿論ですが、逃すものはチャンスだけでは無く、自分の無意識の中での自尊心までも少しずつ、すり減らしてしまうのです。

恥ずかしいと思ったり、失敗したくないと思うのは性格だからとよく口にする方がいますが実はそうではなく、性格だからというよりも、ただ単に慣れていないだけ、ということも多いのです。
考えてみていただきたいのですが、自分が慣れていることに関しては食事をするのと同じような感覚で取り組むことでしょう。
しかし慣れていないことに関しては、何をやるにしても緊張してしまったり、石橋を叩いて渡るかのように何かやる都度に大丈夫だろうか?とびくびくしてしまったりしますよね。
自分ではびくびくすることが何か悪いことのように感じてしまうかもしれませんが、そのビクビク感は悪いものではありませんからね。
それにビクビクしながらも失敗してもいいやと思えるようになるためにはわざと失敗してしまうことも一つの方法です。
失敗するのが怖いのは、失敗した後に自分に降りかかってくるものが何だかわからないからこそ、恐怖してしまう訳ですから、一度失敗してみると案外怖いものが不思議となくなったりもします。
要するに慣れが必要ということです。

自分が失敗を恐れてしまっているのは慣れていないだけであり、自分が思っているほど失敗は恐れるものではないということです。
失敗への恐怖は心の癖が生んでしまっているものであり、失敗はしてはいけないという自分の思い込みや勝手な先入観が強いことにあると言えるでしょう。
小さな子供の頃を思い出して見て頂きたいのですが、子供の頃に何か失敗をして親から叱られた体験が強ければ強いほどに失敗に対する恐怖心は強いものとなってあなたの潜在意識に深く刻み込まれていることでしょう。

しかし、子供の頃に親から植え付けられた潜在意識に負けてしまっていたら、何も達成することもできずに人生を終えてしまいます。
それはとても悲しく辛く寂しいものではないでしょうか。

「不安だからやらない」
「ダメかもしれないから、危ないからやめておこう」と思ってチャレンジすることを恐れていたら知らぬ間に自分の世界を狭めてしまいます。
折角今世この世に生を受けて、今この瞬間に生かされているのですから、少し冒険してみることも自分の世界を広げる良い機会かもしれません。
冒険といっても、本当に危ないことにチャレンジしなさいと言っているわけではなく、自分がやりもしないのに危ない、出来ないと決めつけて避けていることにチャレンジする勇気を持つようにすると良いですよ、ということですので誤解のないようにお願いしますね。

「できない」とあからさまに決めつけるのではなく、自分がやるなら「どうすることでやり遂げることが出来るか」を考えて実践していくことで、掴めるものがあります。
少しづつで大丈夫です。
自分なりの方法を編み出していけたら素敵ですし、自分の強みにもなっていきますからね。
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