生成AI導入、最初に試す業務は「時間がかかる仕事」でいい?

記事
ビジネス・マーケティング
「時間がかかる業務をAIに任せよう」——生成AIの社内導入で、よく出る考え方です。

ただし、作業時間の長さだけで優先順位を決めると、試験導入が止まる場合があります。扱う情報や、社内で必要な確認・承認が、業務ごとに違うからです。

例えば、次の3つはすべて説明用の架空例です。

A:商談メモの整理/月40件×10分=400分。顧客情報を含む。
B:公開済み資料を使った社内向け説明文の下書き/月20件×15分=300分。
C:採用応募者の書類整理/月10件×20分=200分。個人情報を含む。

作業時間が長い順ならA→B→Cですが、最初の試験は必ずしもAが適切とは限りません。

この例では、公開情報や架空の入力例から小さく検証しやすいBを、まず検討候補にできます。ただし、Bでも資料の利用条件・社内規程・使用するAIサービスの設定確認は必要です。AやCに実際の顧客情報・応募者情報をそのまま入力してよい、という意味ではありません。

試験候補を選ぶ際は、次の3つを同じ表で確認してみてください。

① 入力してよい情報か
社内規程、契約条件、AIサービスの利用条件を確認する。禁止されている情報は入力しない。

② 少量・架空データで試せるか
いきなり実データを使わず、架空例や利用可能な公開情報から試し、手順と確認項目を整理する。

③ 何をもって効果があったと判断するか
AIの生成時間だけでなく、人による確認・修正を含めた「作業全体の時間」で比較する。

つまり、最初に整理したいのは「時間がかかる仕事ランキング」ではなく、【業務候補・時間・情報の取扱い・承認状況】です。

この整理に使える「AI活用候補・業務整理シート」(Excel)を、ココナラのコンテンツマーケットで公開しています。自社の条件を検討するための補助資料であり、AI導入の可否・安全性・時短効果を保証するものではありません。

商品ページ:

※業務・件数・時間はすべて架空例です。実際の利用可否は各社の社内規程・契約条件と担当者の承認を踏まえて判断してください。
サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す