受注菓子の見積で、送料を二重に数えないための確認

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ビジネス・マーケティング
「送料込み」にしたとき、見積のどこを変えればよいでしょうか。まず分けたいのは、お客様から受け取る送料と、自分が支払う配送費です。同じ金額でも、入ってくるお金と出ていくお金なので、両方を記録すること自体は二重計上ではありません。

【架空の比較例】
以下は実際の相場や受注実績ではありません。同じ菓子4箱を1口で送る注文を想定します。1箱の材料費400円、包材費100円、注文全体の配送費800円とします。比較のため、手数料・本人の希望作業代・その他費用は0円です。金額の基準はそろえ、税額は計算しません。

A:送料を別に請求する
商品単価1,800円×4箱=7,200円。
請求送料800円を足した受取額は8,000円です。
材料・包材は(400円+100円)×4箱=2,000円。配送費800円を引くと、今回計上した費用を引いた残額は5,200円です。

B:送料込みの単価にする
商品単価2,000円×4箱=8,000円。
別に請求する送料は0円ですが、実際に支払う配送費は800円のままです。材料・包材2,000円と配送費800円を引いた残額は、Aと同じ5,200円になります。

ここで、配送費欄の800円を入れたうえで、「その他費用」にも同じ運賃800円を入れると、支出を二度引くことになります。この場合の残額は4,400円。新しい支払いがないのに、800円少なく表示されます。

【入力前の4つの確認】
□ 請求送料は「お客様から受け取る金額」か。
□ 配送費は「この注文で実際に支払う金額」か。箱数分を無条件に掛けていないか。
□ 包材込みの発送費を使うなら、同じ包材を別欄へ重ねていないか。
□ 送料込みに変更したとき、請求送料だけを0円にし、実際の配送費まで0円にしていないか。

残額5,200円は、そのまま事業の利益を意味しません。この例で0円とした手数料・作業代や、ほかの必要費用は実際の条件に合わせて確認します。まずは「受取送料」「支払う配送費」「包材」の3つに分け、同じ支出が別名で重なっていないかを見直してみてください。
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