もし、この宇宙のどこかに、私たちが経験してきたすべての出来事や思いが記録されているとしたら、どうでしょうか。
生まれてから経験したことだけではありません。
遠い過去の人生で経験したことや、そのときに抱いた感情までもが記録されている。
精神世界には、そのような不思議な考え方があります。
それが「アカシックレコード」です。
今回は、アカシックレコードとは何か、そしてエドガー・ケイシーとの関係について紹介したいと思います。
【アカシックレコードとは何か?】
アカシックレコードとは、宇宙のあらゆる出来事や、人々の思考、感情、行動などが記録されているという精神世界の考え方です。
「宇宙の記憶」や「宇宙の図書館」と表現されることもあります。
例えば、一人の人間が生まれてから経験した喜びや悲しみ、誰かを愛した思い、人生の中で行ったさまざまな選択。
そうした記録が、目には見えない形で存在していると考えるのです。
さらに、輪廻転生の思想と結びつき、過去世での経験や魂の歩みも記録されていると説明されることがあります。
もちろん、実際に宇宙のどこかに本棚が並んでいるという意味ではありません。
目に見えない領域に、あらゆる経験の情報が残されているという考え方です。
【アカシックレコードという思想の始まり】
「アカシック」という言葉は、古代インドのサンスクリット語「アーカーシャ」に由来します。
アーカーシャには、空間や虚空といった意味があります。
ただし、古代インドで使われていたアーカーシャという言葉と、現在知られているアカシックレコードの考え方は、まったく同じものではありません。
宇宙のあらゆる出来事が記録されているという思想は、19世紀後半、西洋の神智学という精神思想の中で発展しました。
神智学では、東洋の宗教や哲学と西洋の神秘思想を結びつけながら、人間の魂や宇宙の成り立ちについて探求していました。
その後、アカシックレコードという考え方は、さまざまな神秘思想家や研究者によって紹介され、広まっていきました。
【エドガー・ケイシーとアカシックレコード】
アカシックレコードについて語るうえで、興味深い人物がエドガー・ケイシーです。
ケイシーは、眠っているような催眠状態に入り、人々の健康や人生、前世などについて質問に答えたことで知られています。
ケイシーのリーディングでは、情報の源として、相談者自身の潜在意識とアカシックレコードが語られています。
彼は、アカシックレコードを「生命の書(Book of Life)」とも結びつけて説明しました。
そこには、人間が経験した出来事だけでなく、その人の思いや行動、魂の歩みまでが記録されていると考えられていました。
興味深いのは、ケイシーがアカシックレコードを、単に過去の出来事を保存するものとしてだけ捉えていたわけではないことです。
彼のリーディングでは、現在の考え方や行動、そして本人の意思によって、これからの人生の可能性も変わっていくという考え方が示されています。
つまり、過去の記録があるとしても、未来のすべてが最初から決まっているわけではない、という見方です。
【アカシックレコードと前世】
もし魂が何度も生まれ変わり、その経験が記録されているのだとしたら、そこにはどのような人生が残されているのでしょうか。
ある人生では、人を愛し、誰かを支えることに喜びを感じていたかもしれません。
別の人生では、強い怒りや後悔を抱えたり、自分の望む生き方ができなかったりしたのかもしれません。
そして、ある人生で培った才能や資質、十分に実現できなかった思いが、次の人生にも何らかの形で受け継がれていく。
アカシックレコードは、そうした魂の歩みを考えるうえでも、興味深い思想です。
【ソラが関心を持っていること】
ソラは、エドガー・ケイシーのリーディングを研究しながら、前世と今世のつながりについて探求しています。
ケイシーが残した記録には、人間の性格や才能、繰り返す人生の課題を、過去世という視点から読み解こうとする考え方があります。
ソラが特に関心を持っているのも、その部分です。
もし魂がいくつもの人生を経験しているのだとしたら、その一つひとつには、どのような喜びや悲しみ、そして学びがあったのでしょうか。
アカシックレコードという思想は、ソラたちが普段考えている人生というものを、もう少し大きな視点から見つめるきっかけを与えてくれるように思います。
ソラ|魂の帰還
▼リーディングとは何か? 前世を読み解くということ
▼ソラ|魂の帰還 リーディングで前世を読み解きます