「帖」「畳」「㎡」「坪」、広さの単位の読み方|間取り図で迷わない換算のコツ

「帖」「畳」「㎡」「坪」、広さの単位の読み方|間取り図で迷わない換算のコツ

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間取り図を見比べていると、ある図面には「洋室6帖」、別の資料には「延床面積30坪」「120.5㎡」と書かれていて、結局どれくらいの広さなのか分からなくなることはありませんか。単位がばらばらだと、同じ広さでも違って見えてしまいます。

結論から言うと、広さの単位は「おおよその換算の目安」を一つ覚えておけば、かなり読みやすくなります。ここでは一級建築士として、住宅でよく使われる単位の意味と、図面を読むときの注意点を整理します。

「帖」と「畳」はほぼ同じ意味


間取り図の「帖」と、一般的に言う「畳」は、どちらも畳1枚分の広さを表す言葉です。不動産広告などでは「帖」と書かれることが多いですが、意味としては同じものと考えて大丈夫です。

注意したいのは、畳の大きさそのものに地域差があることです。京間・中京間・江戸間・団地間など、昔から地域や建物によって畳の寸法が少しずつ違ってきました。

1帖は約1.62㎡が一般的な目安


住宅の広告などでは、1帖あたり1.62㎡以上として広さを表示するのが一般的な目安とされています。つまり6帖の部屋なら、およそ9.7㎡前後と考えられます。

ただし、会社や図面によっては別の基準で帖数を出している場合もあります。気になるときは、帖数だけでなく㎡の数字や部屋の内寸(壁の内側の寸法)を一緒に確かめておくと安心です。

坪と㎡の換算


家全体の広さは「坪」で話されることがよくあります。1坪は約3.3㎡で、畳でいうとおよそ2帖分です。

たとえば延床面積30坪なら約99㎡、40坪なら約132㎡が目安になります。逆に㎡から坪にしたいときは、3.3で割るとだいたいの数字がつかめます。

延床面積と施工床面積は別もの


見積もりや資料を見比べるときに混乱しやすいのが、「延床面積」と「施工床面積」の違いです。延床面積は各階の床面積を合計したもので、建築確認などで使われる面積です。

一方、施工床面積は会社ごとの考え方で、バルコニーや吹き抜けなどを含めて計算することがあります。同じ家でも施工床面積のほうが大きくなりやすいため、坪単価を比べるときは、どちらの面積で割った数字なのかを確かめることが大切です。

数字だけで広さを判断しないこと


同じ6帖でも、正方形に近い部屋と細長い部屋では、家具の置きやすさや体感の広さがかなり違います。柱や収納の出っ張り、窓や扉の位置によっても、実際に使える面積は変わってきます。

単位の換算は「だいたいの大きさをつかむための道具」と考え、最後は部屋の形と家具の配置まで含めて確かめるのがおすすめです。

まとめ


「帖」と「畳」はほぼ同じ意味で、1帖は約1.62㎡、1坪は約3.3㎡(約2帖)が一般的な目安です。延床面積と施工床面積の違いにも気をつけながら、数字と部屋の形をセットで見ると、間取り図の広さがぐっと読みやすくなります。

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