アンケートを作るとき、「とりあえず聞きたいことを質問にしてみよう」と作り始めていませんか?
実はアンケートは、質問の内容や聞き方によって、回答のしやすさだけでなく、その後の集計や分析のしやすさも大きく変わります。
今回は、アンケートを作るときに避けたい質問の例を5つ紹介します。
1.1つの質問で2つのことを聞く
例えば、
「この商品の価格と使いやすさに満足していますか?」
という質問。
「価格には満足だけど、使いやすさには不満」という人は、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
「価格についてどの程度満足していますか?」
「使いやすさについてどの程度満足していますか?」
のように、基本的には1つの質問で1つのことを聞くようにします。
2.回答を誘導してしまう
「多くのお客様から好評の商品ですが、満足しましたか?」
このような聞き方をすると、「満足と答えた方がいいのかな」と回答者に感じさせてしまう可能性があります。
「この商品について、どの程度満足していますか?」
など、できるだけ中立的な聞き方にします。
3.選択肢が足りない
質問そのものだけでなく、選択肢の作り方も重要です。
回答者に当てはまる選択肢がなければ、実際の気持ちとは違う回答を選ばせてしまうことがあります。
必要に応じて「その他」「わからない」「回答したくない」などを用意します。
4.自由回答ばかりにする
自由回答は、選択式では拾えない意見を知るのに便利です。
しかし、すべてを自由回答にすると回答者の負担が大きくなり、集計にも時間がかかります。
選択式で全体の傾向を把握し、特に詳しく知りたい部分だけ自由回答にするなど、組み合わせて使うのがおすすめです。
5.アンケートの目的を決めずに質問を作る
実はこれが一番重要です。
「何を聞くか」を考える前に、
・何を明らかにしたいのか
・誰に回答してもらうのか
・結果を何に活用するのか
を整理します。
例えば「商品の改善」が目的なら、満足度だけでなく、使用状況・評価ポイント・不満点・改善してほしい点なども必要になるかもしれません。
質問を増やすことよりも、目的に必要な質問を選ぶことが大切です。
まとめ
アンケートは質問を並べるだけではなく、回答者の答えやすさと、その後の集計・活用まで考えて設計すると使いやすくなります。
「アンケートを取りたいけれど何を聞けばいいかわからない」という場合は、まず目的・対象者・結果の活用方法の3つから整理してみてください。
アンケートを作ってみたものの、
「この質問で本当に知りたいことが分かるのかな?」
「選択肢はこれでいい?」
「あとで集計しにくくならないかな?」
と迷うこともあると思います。
私は、アンケートの目的や対象者を整理するところから、設問・選択肢・回答形式までまとめて設計するサービスを出品しています。
「何を聞けばいいかまだ決まっていない」という段階からでも大丈夫です。
必要なときは、お気軽にご相談ください。