もう一度学びたい、という気持ちが、理由より先に立ち上がってくることがあります。今日は、何かを学び直したいと思うとき、出生図のどこを見ているのかを、読み方の説明としてお話しします。
■ 思いつきかどうか、とは考えません
はじめにお伝えしたいのは、学び直したい気持ちを、現実から逃げたいしるしとして見ていないということです。長くしまわれていた関心がようやく表に出てきた方と、もともと学び続けることで形が整う方と、節目に差しかかって知の方角に動きが出ている方がいて、同じ願いでも中身がまるで違います。星を読むときは、まずどの型なのかを分けていきます。
■ 円の高いところの手前は、遠い学びの場所です
出生図を円に描いたとき、社会に向けて立つ方角の少し手前に、遠い世界や深い学びを受け持つ場所があります。専門の学び、異なる文化、自分が信じるものを探すことが、このあたりに預けられています。
ここに重みのある星が置かれている方は、学びを趣味として軽く持つことが難しく、ひとつの道を深く掘りたくなります。学び直したい気持ちが何年も消えないのは、気分ではなく、もともとそういう配置だという読み方になります。
一方、その反対側にあたる、身近なやりとりや短い距離の学びを受け持つ場所に星が集まっている方は、幅広く触れていくほうが身につきます。腰を据えた学び方に合わせようとして苦しくなっている場合もあります。
■ 水星は、学び方の癖を示します
次に見るのが水星です。水星は、物事をどう受け取り、どう覚えるかを受け持ちます。
人に話しながら理解が進む配置、書かれたものを一人で追うほうが入る配置、手を動かして覚える配置があります。自分の水星と合わない学び方を選んでしまうと、関心はあるのに進まない、という形になりやすいです。向いていないのではなく、入り口が合っていないと読むことが多いのは、このためです。
■ 積み上げには、年月のかかる配置もあります
学びを形にするまでの時間も、人によって違います。短い期間で輪郭が出る方もいますし、年月をかけてようやく土台ができる方もいます。
後者の配置をお持ちの方は、始めてすぐの手応えの薄さで自分を測らないほうがよいと思います。遅れているのではなく、そういう積み方をする人だという話です。
■ 動きやすい時期について
いまの空の星が、遠い学びを受け持つあたりや、ご自身の水星に差しかかる頃は、学びの話が現実の形を取りやすい時期とされています。世界を広げる星が通る頃には、思いがけない縁から道が開けやすい傾向があります。
ただ、時期が来ていなくても学べますし、時期だからといって急がなくてもかまいません。星は追い風の向きを示すもので、進む道を決めるものではないと考えています。
■ おわりに
星の配置は傾向であって、その方の歩みを定めるものではありません。ただ、自分がどう学ぶ人なのかが分かると、続けられる形を選びやすくなります。
ご自身の星の配置が気になる方は、下のメニューからお読みします。