「ピアノ楽しい!」
「やめたくない。続けたい!」
そう言うのに、家ではほとんど練習しない。
声をかけてもなかなか弾かないし、自分からピアノに向かうことも少ない。
そんな姿を見ていると、
「本当に好きなのかな?」
「習わせ続ける意味ってあるのかな?」
「せっかく習っているなら、少しくらい練習してほしい……」
そんなふうに思うことはありませんか?
実はこれ、わが家でもあります。
息子は「ピアノは楽しい」と言って、今も続けています。
でも、家ではほとんど練習しません。笑
私も最初は、
「好きなら、もっと弾きたくなるんじゃないの?」
と思っていました。
でも子どもの様子を見ているうちに、
「好き」と「練習して上達したい」は、同じとは限らない
と考えるようになりました。
「楽しい」の中身は、子どもによって違う
子どもが「ピアノ楽しい」と言うとき、
音を出すことが楽しいのかもしれない。
先生との時間が楽しいのかもしれない。
新しい曲を知ることが楽しいのかもしれない。
少しずつ弾けるようになる瞬間が嬉しいのかもしれない。
つまり、
ピアノが好き=家で一人で何度も反復練習することも好き
とは限りません。
だから「練習しない」という一つの行動だけを見て、
「本当は好きじゃないのかな」
「根気がないのかな」
と、すぐに結論づけなくてもいいのかもしれません。
では、その子にとっての「好き」は何なのか。
どういうときなら、自分から動きたくなるのか。
ここは、一人ひとり違います。
鑑定では「練習する・しない」だけを見ません
親子鑑定では、
「ピアノに向いているか」
「続けるべきか」
を決めるわけではありません。
たとえば「楽しいと言うのに練習しません」というご相談なら、いくつかの角度からその子を見ていきます。
まず、その子は何を“楽しい”と感じやすいのか。
一人でじっくり取り組むことが楽しい子もいれば、人とのやりとりや新しい経験そのものを楽しむ子もいます。
次に、どう考え、どう学ぶ子なのか。
少しずつ積み上げることで力が出る子もいれば、自分の中で「これを知りたい」「これができるようになりたい」と目標が決まった瞬間に、ぐっと集中が深まる子もいます。
そして、どんな環境だと安心しやすいのかも見ます。
外では楽しそうに活動できても、家では「頑張る場所」より、自分のペースに戻れることが必要な子もいます。
さらに、
「新しいことにどう入っていくのか」
「何に心地よさを感じるのか」
「いくつかの性質が、どう組み合わさっているのか」
まで重ねて見ていきます。
占星術では、こうした部分を主に
月・水星・金星・ASCや、目立つ星同士の角度などから読みます。
でも、鑑定書でお渡ししたいのは専門用語の説明ではありません。
「この子は、こういうときに安心しやすそう」
「こんな目標の持ち方なら、自分から動きやすそう」
「今は練習量より、ここを見てあげてもよさそう」
と、日常で使える言葉に整理します。
たとえば、A君の場合
今回サンプルとして読んだA君には、
いろいろな世界に興味を持ちやすい部分と、
自分自身で「これを知りたい」と決めたことには、深く入り込んでいける部分
の両方がありました。
(月・水瓶座+水星・蠍座、水星と冥王星の調和などから読んでいます)
だから私は、
「練習しない=根気がない」
とは読みませんでした。
今のA君にとってピアノは、
「深く極めたいもの」というより、“楽しく経験しているもの”なのかもしれない。
でも本人の中から、
「この曲を弾けるようになりたい」
「もっと知りたい」
という目標が生まれたときには、今とは違う集中の仕方を見せる可能性もあります。
その対象がピアノなのか、別の何かなのかは、まだ分かりません。
だから今は、
いろいろな入口に立ちながら、自分が本当に深く潜りたいものを探している途中
という見方もできます。
では、親はどう関わる?
こんなタイプの子に、
「毎日30分練習しよう」
と親が先に目標を作るより、
「ピアノの何が楽しい?」
「弾けるようになりたい曲はある?」
「今は楽しく通いたい?もっと上手になりたい?」
と、本人の中にある目的を探す方が合うことがあります。
もし本人から、
「この曲を弾きたい!」
が出てきたら、
「じゃあ、どこからならできそう?」
「どうしたら弾けるようになると思う?」
と、親がその目標を実現できる形に整えるサポートをする。
もちろん、すべての「練習しない子」に同じ関わりが合うわけではありません。
だから大切なのは、
「どうしたら練習させられる?」の前に、「この子は、どういうときに自分から動く子なんだろう?」と見てみること。
「正しい育て方」より、その子を見る角度を増やす
私は西洋占星術を、
未来を当てたり、
「この子はこういう子」と決めつけたりするためではなく、
その子を見る角度を増やすための、ひとつの地図
として使っています。
同じ「練習しない」という行動でも、その背景は子どもによって違います。
それが少し分かると、
「なんでやらないの?」
だったものが、
「この子にとっては、まだここが目標じゃないのかも」
と見えることもあります。
行動を変える前に、
子どもの見え方が変わる。
そこから、親の声のかけ方や待ち方が変わることがあります。
お子さんの場合は、どうだろう?
現在ココナラで、
「お子さんの取扱説明書|性格と関わり方のヒント」
という親子鑑定をお届けしています。
お子さんの生まれ持った性質を読みながら、
「どんなことが得意?」
「何にストレスを感じやすい?」
「どんな声かけが届きやすい?」
「今のお悩みを、この子の性質から見ると?」
を、日常で使える言葉に整理します。
保護者さまのホロスコープも合わせて見る場合は、
「なぜ私はここが気になるんだろう?」
「親子でどこが違う?」
「その違いをどう活かしたらいい?」
まで、親子を重ねながら読み解きます。
「うちの子の場合は、どうなんだろう?」
そんな小さな“なんで?”が出てきたときに、ひとつの材料として使っていただけたら嬉しいです🌿