私が3年前にタロットを始めたばかりの頃、私の公式LINEでタロット無料鑑定を募集しました。その時に頂いたご相談です。
今の仕事を天職だと思っているけど、あまり稼げない仕事に魂をすり減らして身体がバキバキになって治療しながらやっています。この仕事は続けていていいのでしょうか。
このご質問に関して出たカードは〈13.死神〉でした。
「ドキッ!!」
としましたか!?
どうしても私たちの共通認識の既成概念で「死」って忌み嫌われるものなので、このカードが出たら「あっ…」と気まずい感じになってしまいますよね〜(汗)
私が唯一持っている、鏡リュウジ先生のタロット本にも
実際、ぼくも人前でタロットをする時にはドキドキしてしまうのである。個人的な鑑定はしていないものの、仕事柄、トークショーなどでタレントさんにカードを引いてもらうデモンストレーションをすることはある。そんな時には、心の中で「『死神』だけは引かないでくれよ〜」と願っていたり。
と書いてあります。
でもね、実は「いいカード」「悪いカード」ってないんです。
大胆且つ大袈裟なことを言ってしまえば、死神のカードを出したくないのであれば、はじめから抜いておけばいいのです。笑
でもそれだと、タロットカードの「流れ」みたいなものが失われてしまいます。
『死神』の役割
なぜ、『死神』のカードは存在するのでしょうか。
それを探るためにこのカードの前後を見てみましょう。
死神は13番目のカードで、一つ前の12番は『吊るされた男』。
男が木に逆さ吊りにされている姿が描かれています。
顔の表情を見ても、全然苦しそうではないし、死ぬ直前で全てを受け入れている表情です。
死を直前に見え方が変わってに何かに気づくんですね。
「あ〜そうだったのかぁ〜」
そして、〈13.死神〉です。
私たちはこうして生きている限り「死の直前」または「死」そのものを体験することができません。しかし、死を覚悟したり、臨死体験をされている方はいますよね。そういう方の話を聞くと、やはり「毎日は当たり前にやってくる日常」ではなく、「一瞬一瞬は奇跡」であることを感じずにはいられません。
だから、「死」のカードは必要なのです。
終わりがあるから感じること。
当たり前ではないこと。
その後に〈14.節制〉のカードになるわけですが
ここでは、今まで「こうである」とか「これが正しい」と思っていたような価値観とは真逆の、取り入れたくないような、信じがたいような、そんな価値観を一緒に混ぜ合わせて、自分の新しい価値観を作っていきます。
〈12.吊るされた男〉で見方が変わって悟り
〈13.死神〉で一旦終わりを受け入れた
だから〈14.節制〉で清濁合わせ飲むことができるんですね。
お悩みに対して『死神』カードをどう読むか
ご相談を整理すると
・今の仕事は天職だと思っている
・稼ぎは少ない
・魂はすり減り、体がバキバキ
・この仕事は続けていいのか?
〈13.死神〉は何かが終わって新しく始まるという世界観のカードです。
何が終わりそうでしょうか?
・もし雇われているのであれば、今働いている所の稼ぎが少ないのかもしれないので、環境を終わらせる(変える)?
・ご自分で経営されているのであれば、料金設定で稼ぎが少なくなっているのかもしれないので、今の料金設定を終わらせる?
・もしかしたら、やり方を変えれば体の負担が減らせるかもしれないので、やり方を終わらせる(変える)?
・天職だと思っているけどその仕事自体を終わらせる?
このように、いくつかの終わらせられそうなことをピックアップしてみてください。ご自分のやり方や環境を一旦終わらせ、変えることにより、天職だと思っていらっしゃるお仕事を気持ちよく続けられるかもしれせん。
こんな風に、私がご提供しているタロット鑑定では
「その仕事やめてください」
「それは天職です!続けてください!」
といったように、答えを「教える」のではなく
「自分で見つける」ことを大切にし、
そのためにタロットカードを通してサポートをさせていただきます。
「これは正解か?」「未来がどうなるか?」ばかりに意識が向いてしまっていては、3ヶ月後、1年後…自分が「本当はどうしたいのか」という心の声がわからなくなります。
答えを探す時間を、一緒に作ってみませんか。