こんにちは。星暦鑑定師の時乃 月(ときの つき)です。
このブログでは、占星術と数秘術から、人生の「時」についてお話ししていきます。本日は、私がいちばん大切にしていることをお伝えします。
◆改めて、自己紹介です
私は、占星術と数秘術を組み合わせて、一人ひとりの本質と「動く時」「待つ時」を読み解く鑑定をしています。
星に惹かれたきっかけは、占い師だった祖母です。祖母の家には、いつも悩みを抱えた人が訪れていました。その姿を見て育った私は、幼い頃から夜空を見上げるのが好きになり、やがて占星術を学ぶようになりました。
迷った時は星読みに従い、結婚も、転居も、転職も、時期を選んで決めてきました。その経験と、対面で多くの方を鑑定してきた中で、確信したことがあります。それが、人生は「何をするか」と同じくらい、「いつするか」で変わる、ということです。
◆同じ努力でも、結果が違うのはなぜ?
同じように頑張っているのに、うまく進む時と、なぜか空回りする時があります。
就職活動も、新しい仕事も、人との関係づくりも、「今回はすべてがスムーズに運ぶ」と感じる時もあれば、「どれだけ頑張っても手応えがない」と感じる時もあります。
そんな時、多くの方が「自分の努力が足りないのかな」「私には向いていないのかな」と、ご自身を責めてしまいます。
けれど、私が対面で多くの方を鑑定してきて感じるのは、結果が分かれる理由は、努力や能力の差だけではない、ということです。
農作物に例えると分かりやすいです。
どんなに良い種でも、真冬に蒔いては芽が出ません。どれだけ毎日水をやり、土を耕しても、季節が合わなければ、育つ力を発揮できないのです。
反対に、春に蒔けば、特別な工夫をしなくても、種は自然に芽を出し、すくすくと育っていきます。
種の良し悪しではなく、蒔く季節が違っただけ。
人生にも、これと同じことが起こっています。
人生には、大きく分けて、こんな季節があります。
・種をまく時:新しいことを始めるのに向いている時期
・育つのを待つ時:結果を急がず、根を張る時期
・実りを収穫する時:努力が形になりやすい時期
・手放して整える時:区切りをつけ、次に備える時期
たとえば、「育つのを待つ時」に、結果が出ないからと焦って大きく動いてしまうと、せっかくの力を空回りさせてしまうことがあります。
反対に、「種をまく時」に、慎重になりすぎて何も始めないでいると、せっかくの追い風を見送ってしまうことがあります。
どちらも、あなたの力が足りないのではありません。
いまの季節と、取っている行動が、少しずれているだけなのです。
私自身も、結婚、転居、転職と大きな決断を重ねてきましたが、どれも、星の流れを読んで時期を選んで決めてきました。
焦って動かず、追い風を待って踏み出した節目は、不思議なほど自然に、良い方向へ進んでいきました。
逆に、まだ時ではないと分かっていながら動いたことは、思うように進まず、遠回りになった経験もあります。
だからこそ、努力を続けることと同じくらい、「いま自分はどの季節にいるのか」を知ることが大切だと、私は考えています。
自分の季節が分かれば、頑張りどころと、力を抜いていい時が見えてきます。それが、「タイミングを読む」ということです。
◆星は、あなたの本質も教えてくれる
ただ、「いつ動くか」の答えは、人によって違います。なぜなら、人にはそれぞれ、生まれ持った性質があるからです。
占星術では、生まれた瞬間の星の配置(ホロスコープ)から、その人の本質を読みます。
・太陽:あなたの核になる性質、生き方の軸
・月:本音や感情、心が安らぐ条件
・アセンダント:人に見せる印象、物事への入り方(生まれた時刻が必要です)
たとえば、慎重に土台を固めてから進むのが得意な人もいれば、まず飛び込んで走りながら整える方が力を出せる人もいます。同じ「転職のチャンス」でも、前者には「準備を整えてから動く」時期、後者には「勢いのまま動く」時期が合っています。
本質を知らずに、世間の「今が動き時」という言葉に合わせてしまうと、自分らしくない動き方になって、疲れてしまうことがあります。だからこそ私は、まずあなたの本質を読み、そのうえで、あなたに合ったタイミングを読むことを大切にしています。
◆星は、人生の季節をどう教えてくれるのか
本質が「あなたという種」だとすれば、時期を読むのは「季節」を知ることです。占星術では、主に次の2つの動きから、その人の「時」を読みます。
【トランジット:いま空を巡る星の動き】
いま実際に空を動いている惑星が、あなたが生まれた時の星の配置に重なる時、人生に変化が起こりやすくなると考えます。
たとえば、拡大と発展を象徴する木星は、約12年かけて12星座を一巡します。木星が、あなたにとって大切な位置を通る時期は、チャンスが広がりやすい時期とされています。
一方、責任と現実を象徴する土星は、約29〜30年で出生時の位置に戻ってきます。これを「土星回帰」と呼び、仕事や生き方を見つめ直す、人生の大きな節目とされています。
【プログレス:あなたの内側で育つ星の流れ】
「二次進行」という技法では、生まれてからの1日を、人生の1年に見立てて星を進めます。外の星の動きとは別に、あなたの内側でゆっくりと育っていく心の変化を読む方法です。
たとえば、感情や心を象徴する月は、この技法では約2年半ごとに星座を移ります。心が求めるものが少しずつ変わっていく様子を、時期として読み取ることができます。
外の星の動き(トランジット)と、内側の流れ(プログレス)。二つが重なる時に、人生の節目がやってきます。
◆数秘術は、「いまの季節」を教えてくれる
占星術が「あなたの本質」と「いつ、何が起こりやすいか」を細やかに教えてくれるのに対して、数秘術は、人生の大きな流れを、分かりやすく示してくれます。
数秘術では、人生は9年を1つのサイクルとして巡ると考えます。生まれ月・生まれ日・西暦の数字を足して、1桁になるまで足したものが、その年の「個人年数」です。
たとえば、3月10日生まれの方の2027年は、3+1+0+2+0+2+7=15、さらに1+5=6。個人年数は「6」です。
9つの数字は、おおよそ次のような季節を表します。
・1:始まりの年(新しい種をまく)
・2:育む年(協力し、関係を深める)
・3:表現の年(広げ、楽しむ)
・4:土台の年(基礎を固める)
・5:変化の年(環境や価値観が動く)
・6:愛と責任の年(身近な人との絆)
・7:内省の年(立ち止まり、整える)
・8:実りの年(成果を受け取る)
・9:完了の年(手放し、次へ備える)
同じ「転職を考えている」でも、1の年なら新しい挑戦に向いた時期、9の年なら区切りをつける時期、というように、意味合いが変わってきます。
◆本質×時期を重ねて、背中を押したい
占星術は「本質」と「いつ」を細やかに、数秘術は「いまの季節」を大きく教えてくれます。この二つを重ねることで、「あなたらしさを活かせる動く時」が、立体的に見えてきます。
そして大切なのは、「待つ時」も無駄ではない、ということです。立ち止まる時期は、次に踏み出すための力を蓄える時間です。慎重に過ごしたい時期も、あなたの本質に合った過ごし方が分かれば、不安は少しずつ軽くなります。
私が目指しているのは、未来を言い当てることではありません。あなたの本質を見抜き、あなたに合った時期を読んで、迷っている背中をそっと押すこと。「これでいいんだ」と、自分を信じて一歩を踏み出せるお手伝いがしたいと思っています。
◆まとめ
・同じ努力でも、踏み出す時期で、進み方は変わります
・時期の合う、合わないは、その人の本質によっても変わります
・占星術のホロスコープで、あなたの本質が分かります
・トランジットとプログレスで、細やかなタイミングが分かります
・数秘術の9年周期で、いまの人生の季節が分かります
・待つ時期も、次の一歩のための大切な時間です
うまくいかなかったのは、あなたの力が足りなかったからではなく、タイミングが少しずれていただけかもしれません。
私の「年間星暦」では、生まれた時刻の星と数秘術から、あなたの本質を踏まえて、これから1年の「動く時」と「待つ時」を、月ごとにお伝えしています。人生の波に上手く乗りたい方の、道しるべになれたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。