返信が来ていないと分かっているのに、もう一度画面を開いてしまう。
送った言葉が重かったのか。
忙しいだけなのか。
それとも、気持ちが離れてしまったのか。
答えのない時間ほど、心の中にはいくつもの答えが生まれていきます。
そんなときに、相手の気持ちだけではなく、自分の心の動きも一緒に見つめる占いをつくりたいと思いました。
このnoteでは、その占い「こころ札」について、少しずつお話ししていきます。
はじめまして、占い師のみことです
はじめまして。みことと申します。
恋愛にまつわるご相談を中心に、Threadsでの発信や無料鑑定、ココナラでの個別鑑定を行っています。
占いというと、未来をずばりと言い当てるものというイメージがあるかもしれません。
私が大切にしているのは、少し違う方向です。
相手の気持ちを考えること。
自分が本当はどうしたいのかを考えること。
そのどちらも置き去りにしない占いをしたいと思っています。
恋愛で迷うとき、相手の気持ちだけを見てしまう
連絡が来ない。
既読のまま返事がない。
会う約束が、なんとなく流れてしまった。
そうしたとき、多くの人が考えるのは、
「相手は今、何を思っているのだろう」
ということだと思います。
けれど実際には、それを知りたい気持ちの奥に、もう一つの問いが隠れていることがあります。
安心したい。
見捨てられたくない。
自分の選んだ関係が間違っていないと確かめたい。
本当はこの関係をどうしたいのか、自分でもまだ分からない。
相手の気持ちだけを追いかけていると、この自分側の問いは後回しになりがちです。
こころ札では、相手の心と自分の心、その両方を同じ場所で見ていきます。
こころ札が生まれた理由
鑑定をしていると、「相手はどう思っているのか」を知りたくて相談された方が、話していくうちに、本当に整理したかったのは自分の気持ちの方だったと分かることがあります。
一枚のカードから、相手の気持ちに関する傾向を読むことはできます。
ただ、それだけでは、
「安心したい」
「見捨てられたくない」
「この関係をどうしたいのか、自分でも分からない」
といった、さらに奥にある思いには届かないことがあります。
相手を読むことと、自分を見つめることは、本来別々の作業ではなく、同じ時間の中で行えるはずです。
そこから、相手の気持ちだけでなく、自分の心の状態も同時に映し出せる占いをつくれないかと考え始めたのが、こころ札の出発点です。
こころ札は、タロットの考え方を土台にしながら、日本の四季や里山の風景、そして心を景色として捉える「心景」という考え方を組み合わせた独自占術です。
山、田んぼ、川、橋、雪、桜、霧、灯り。
私たちに馴染みのある景色の中へ、迷い、期待、距離、変化といった心の動きを映します。
現在も鑑定やカード制作を通して、一枚ずつ言葉と象徴を整えながら育てています。
こころ札は、心を景色として映す
こころ札では、心の状態を「良い・悪い」の二択では見ません。
景色として捉えます。
同じ「不安」でも、
見通しの立たない霧のような不安。
足元を濡らす長雨のような不安。
渡るか戻るか迷う橋の上のような不安。
それぞれ、意味も必要な行動も異なります。
霧の中にいるなら、すぐに進むより、見える範囲を確かめる時間が必要かもしれません。
橋の上にいるなら、渡るか戻るかを急いで決める前に、足元や自分の気持ちを見直す必要があるかもしれません。
遠くに灯りが見えているなら、すべての答えが分からなくても、今できる小さな行動を選べることがあります。
カード一枚の意味だけで結論を出すのではなく、ご相談内容とその景色がどこで重なるのかを見ながら、言葉にしていきます。
霧:見通しが立たない不安
橋:渡るか戻るか迷う不安
灯火:希望が見えない夜の不安
四季を巡る、心の旅
こころ札の大きな枠組みは、四季の循環です。
春に気持ちが芽生え、夏に関係が動き、秋に得たものと手放すものを見つめ、冬に自分の内側へ戻る。
そして、また次の春が訪れます。
恋愛も、いつも同じ場所にとどまっているわけではありません。
関係が始まろうとしている時期もあれば、すれ違いの中で試される時期、自分の心を見直す時期もあります。
今のお二人がどの季節に近いのかを見ることで、
「今すぐ答えを出さなければ」
という焦りから少し離れ、現在の位置を捉え直します。
つらい季節にいるときも、そこで物語が終わるとは考えません。
次の季節へ進むために、今何を整える必要があるのかを見ていきます。
鑑定で見ていること
鑑定では、カードを引いてすぐに意味をお伝えするのではなく、まずお話を整理するところから始めます。
実際に起きていること。
そこから生まれた不安や想像。
相手が示している言葉や行動。
自分が本当に望んでいること。
失うことを恐れているもの。
それぞれを分けて見ていきます。
そのうえで心の状態を景色として描き、こころ札を、今いる位置を確かめるためのレンズとして使います。
鑑定で整理するのは、主に次の三つです。
相手は今、どのような状態にいるのか
自分は本当は何を望み、何を恐れているのか
今の状況で、何を選ぶことができるのか
未来を一つに決めるのではなく、今日から選べる小さな一歩までお伝えするようにしています。
鑑定で守っていること
鑑定の中で、大切にしている約束があります。
カードから見える傾向はお伝えしますが、相手の心や未来を、事実のように断定することはしません。
不安をあおり、追加の鑑定や購入へ誘導することもしません。
「別れた方がいい」
「今すぐ連絡した方がいい」
と行動を一方的に決めるのではなく、選択肢と判断のための材料をお渡しすることを心がけています。
また、病気や治療方針、妊娠の判定、法律問題、投資判断など、占いで結論を出すべきではないご相談については、占いの範囲を超えるものとしてお伝えします。
占いで扱える範囲を守ることも、安心してご相談いただくための約束だと考えています。
良い内容だけに変えて伝えることもありません。
注意して見た方がよい内容が出た場合は、不安を増やす言い方ではなく、その理由と、今できる対応を一緒にお伝えします。
このブログで書いていくこと
このブログでは、これから次のようなことを書いていく予定です。
恋愛で揺れる心の整理
・返信を待つ夜に考えてしまうこと
・既読無視をどう受け止めるか
・相手の気持ちと自分の想像を分ける方法
・待つことと我慢することの違い
・自分から連絡するか迷ったときの考え方
こころ札について
・こころ札が生まれた背景
・心景という考え方
・「霧」の札が表すもの
・「灯火」の札が表すもの
・「橋」が示す心の状態
・四季と心の変化
・カード制作の過程
鑑定や占いとの付き合い方
・一枚引きの解説
・同じカードでも相談内容で意味が変わる理由
・良い結果だけを探してしまうとき
・占いで決めてよいこと、決めない方がよいこと
・何度も占いを受けたくなるときの心の状態
Threadsでは書ききれない話も、ここでは少し時間をかけて言葉にしていきます。
ご相談を考えている方へ
今すぐ相談するほどではないという方は、まずはこのnoteを読んでみてください。
恋愛で心が揺れたときに、少し立ち止まれるような文章を残していきます。
短く今の状態を見てほしいという方には、Threadsで無料鑑定を募集することがあります。
より詳しく状況を整理したい方には、プロフィールから個別鑑定をご案内しています。
どの方法を選ぶ場合も、無理に答えを急ぐ必要はありません。
今の自分に合う距離から、こころ札に触れていただけたらと思います。
最後に
相手の気持ちだけを知りたくて占いを開いたはずなのに、気づけば自分の気持ちも一緒に整理されていた。
こころ札が、そんな時間になればと思っています。
未来を占いで決めてしまうのではなく、自分で次の一歩を選ぶために占いを使う。
それが、私がこの「こころ札」で目指していることです。
これから少しずつ、札の意味や世界観、鑑定について書いていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。