鑑定でいちばん多い誤解、正直に話します

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占い
こんばんは、月詠ソラです。今夜はカードを1枚ずつ巡るいつもの形からいったん離れて、鑑定士として日々感じていることを、少し正直に話してみようと思います。

依頼文を読んでいると、同じ思い込みに驚くほど何度も出会います。今回はその中でも特に多い、二つの話をします。ひとつは音信不通の受け止め方について、もうひとつは占いというもの自体への期待について。どちらも、悪気があって間違っているわけではありません。ただ、その思い込みのせいで、必要以上に自分を苦しめてしまっている方をよく見かけるので、今夜はそこをお伝えしたいのです。

■ 音信不通は、「終わり」だけの色ではありません

連絡が止まった瞬間、多くの方が「もう終わりだ」という一つの結論に飛びつきます。正直に言うと、この思い込みの強さには、こちらの説明が足りていない部分もあるのだろうと感じています。

カラスの羽根を思い出してみてください。遠目にはただの黒に見えますが、光の当たり方——つまり見る角度を変えるだけで、そこに藍や紫がふっとにじんで見える瞬間があります。鴉羽色(からすばいろ)というこの色を、私は音信不通の相談で何度も思い出します。連絡が止まっているという事実は、たしかにひとつの黒に見えます。でも実際にカードを視ていくと、その黒の中に、まだ言葉にならない気持ちが沈んでいる藍や、距離を取ることで自分の考えを整理している静かな紫が、同時に重なっていることの方が多いのです。終わりの色だけで塗られていることは、思っているより少ないというのが、鑑定を重ねてきての実感です。

■ 占いは、動くタイミングを教えてくれる道具ではありません

もうひとつよくあるのが、「占ってもらえば、いつ連絡すればいいか分かる」という期待です。これも自然な気持ちだと思います。ただ、はっきり言ってしまうと、私の鑑定はそういう答えを出す道具ではありません。

以前の記事で、巡り合わせやタイミングの傾向を「望月色」という色で表したことがあります。あれは、満ちていく流れそのものが視えるという話であって、何月何日に連絡すれば上手くいくという予約表ではありません。占いが示せるのは傾向としての流れであって、行動の正解ではないのです。もし私が「来週の水曜に一言送ってみてください」と具体的な言葉まで決めてしまったら、それはもう占いではなく、私自身の勝手な予測を押しつけていることになります。当たるかどうかも分からない予測に、あなたの一歩を委ねさせたくはありません。

■ では、鑑定は何を教えてくれるのか

私が視ているのは、あの人の中にある色そのものと、その色が今どちらに動きかけているかという流れです。それを知ったところで、いつ何をすべきかという答えは出ません。でも、黒一色に見えていた沈黙の中に、実はまだ揺れている色があると分かるだけで、抱え方が変わることがあります。焦って結論を出さなくても大丈夫だと思える瞬間が生まれることの方が、行動の指示より、ずっと長く効くように思います。

■ 心の置きどころとして

もし今、音信不通を「もう終わった話」だと決めつけて苦しくなっているなら、その黒の中身を、一度だけ確かめてみるつもりで捉え直してみてください。そして、占いに動く日付を求めていたなら、代わりに「今はどんな色の中にいるのか」を知ることに、目的を少しだけずらしてみてください。そのほうが、待つ時間そのものが軽くなることが多いです。

こういう、鑑定士としての本音の話は、また折に触れて書いていこうと思います。次はまた別の誤解や、実際の鑑定で気づいたことをお届けするつもりですので、よろしければフォローして気長に待っていてくださいませ。

もし今、あなたの中にある「もう終わりだ」という色を、一度カードで確かめてみたくなったら。

鑑定メニュー「あの人のいまの本音、想いの色を視てお伝えします」で、1,500字ほどの鑑定書にして24時間以内にお届けしています。


あなたの夜が、静かに眠れますように。
月詠ソラ
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