Excelの集計がズレる。疑うべき3つの原因

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Excelで作った集計表の合計が、手計算やシステム側の数字と合わない。式は間違っていないはずなのに数字がズレる──こうした「集計ズレ」は原因が一つではなく、切り分け方さえ分かれば数分で見つかることがほとんどです。よくある3つの原因をまとめました。

■1. SUM関数の参照範囲が途中で崩れている

行や列を後から挿入・削除すると、SUM関数の参照範囲がずれて一部の行が集計から漏れることがあります。特に表の一番下や一番上に行を追加した場合に起きやすい不具合です。SUM関数のセルをクリックして、参照範囲(青い枠)が表全体を正しく囲んでいるか、まず目で確認してください。

■2. 数値に見えて実は「文字列」になっているセルがある

他システムからコピー&ペーストしたデータや、CSVから読み込んだ数値が、見た目は数字でも実際には文字列として扱われていることがあります。文字列はSUM関数で無視されるため、合計から静かに抜け落ちます。セルの左上に小さな緑の三角マークが付いていないか確認してください。それが文字列化のサインです。

■3. 表示上は丸められているだけで、実際の値はズレていない

セルの表示形式で小数点以下を非表示にしていると、画面上の数字を足した合計と、SUM関数が計算する実際の合計が一致しないことがあります。これは不具合ではなく仕様どおりの動作です。「表示されている数字」ではなく「セルに入っている実際の値」で検算する必要があります。

■それでも原因が分からないとき

3つとも確認しても合わない、関数が複雑でどこから見ればいいか分からない、といった場合は、該当シートの構成(匿名化可)とズレている数字を教えていただければ原因を切り分ける単発の診断サービスをやっています。ファイルの実物を送っていただく必要はないので、社外に出せないデータを扱っている方でも相談しやすい形にしています。

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