良い結果が出るまで占ってしまうのはなぜ?AIと考える「答え探し」のループ

良い結果が出るまで占ってしまうのはなぜ?AIと考える「答え探し」のループ

記事
占い
こんにちは。

タロットを引いてみた。

結果は、あまり良くない。

「うーん……もう一回だけ」

もう一度引く。

また微妙。

「質問の仕方が悪かったのかも」

質問を少し変えて、もう一回。

今度は良いカードが出た。

「よし!やっぱり大丈夫なんだ!」

安心する。

……でも、しばらくすると、

「本当に大丈夫かな?」

また占いたくなる。

こんな経験はないでしょうか。

今回は、

「良い結果が出るまで何度も占ってしまう」

という状態について考えてみます。

そしてAIを、

もう一度占うためではなく、

「自分はどんな答えを求めているのか?」を整理するため

に使ってみます。

本当に知りたいのは「未来」?

たとえば、

「転職したらうまくいく?」

とタロットに聞いたとします。

結果が悪かった。

不安になります。

だから、もう一度引く。

でも、ここで少し考えてみます。

もし最初から、

「転職は絶対うまくいきます!」

という結果が出ていたら、

満足していたでしょうか?

もし、

「うん。それなら安心できた」

と思ったなら、

自分が求めていたものは、

未来についての情報だけではなかったのかもしれません。

もしかすると、

「転職しても大丈夫だと言ってほしい」

という気持ちもあったのかもしれません。

欲しかった答えと違うと、もう一度聞きたくなる

これは占い以外でもあります。

友達に相談する。

「転職しようと思うんだけど、どう思う?」

友達:

「もう少し考えた方がいいんじゃない?」

すると、

別の友達にも聞く。

「どう思う?」

その人も慎重な意見。

さらに別の人へ。

そして、

「やってみればいいじゃん!」

と言ってくれる人が現れる。

そこで、

「やっぱりそうだよね!」

となる。

もちろん、複数の意見を聞くこと自体は悪いことではありません。

でも、

「情報を集めている」のか、

「自分が欲しい答えを探している」のか

は、少し違います。

占いでも同じことが起きる場合があります。

AIでも同じループは起こる

これはタロットだけではありません。

AIに、

「この会社へ転職するべき?」

と聞く。

AIから、

「メリットもありますが、○○のリスクがあります」

と言われる。

気に入らない。

別の聞き方をする。

「この会社へ転職した場合の良い未来を教えて」

今度は前向きな回答が出る。

さらに、

別のAIにも聞く。

また別の回答が出る。

気づけば、

「一番安心できる回答」を採用している。

AIは質問の仕方によって、

強調する視点が変わることがあります。

だから、

AIを何度も使えば、

自分が欲しい方向の回答を見つけることもできてしまいます。

タロットカードを引き直す代わりに、

AIの質問文を引き直している

とも言えるかもしれません。

「もう一回」の前に、一つ質問する

そこで、

もう一度占いたくなったら、

その前に一つだけ、

自分へ聞いてみます。

「次は、どんな結果が出てほしい?」

これだけです。

たとえば、

「この恋愛はうまくいく、と出てほしい」

「転職して大丈夫、と言ってほしい」

「お金の心配はなくなる、と言ってほしい」

「この選択は間違っていない、と言ってほしい」

そんな答えが出てきたら、

かなり重要な情報です。

なぜなら、

それは占いの結果ではなく、

自分が望んでいること

だからです。

「何が出てほしかった?」をAIに話す

ここでAIを使います。

たとえば、

「転職についてタロットを引いたら悪い結果でした。もう一度引き直したくなっています」

と伝えます。

そして、

「再占いする前に、私がどんな答えを求めているのか整理したいです。一問ずつ質問してください」

と頼みます。

AI:

「次にカードを引くなら、どんな結果が出てほしいですか?」

自分:

「転職して大丈夫、と出てほしい」

AI:

「なぜ『大丈夫』と言ってほしいのでしょう?」

自分:

「今の仕事を続けるのがつらいから」

AI:

「では、知りたいのは『転職が成功するか』だけではなく、『今の環境から離れてもいいと思える安心材料』でしょうか?」

こうしていくと、

最初は未来を知りたかったはずなのに、

だんだん、

今の自分が抱えている問題

が見えてくることがあります。

悪い結果が怖い理由を分解する

たとえば、

タロットで「塔」が出た。

怖い。

でも、

何が怖いのでしょう?

失敗?

お金?

仕事を失うこと?

人間関係?

家族への影響?

「自分の選択が間違っていた」と思うこと?

ここを分解していくと、

「塔が怖い」

から、

「収入が不安定になるのが怖い」

へ変わります。

そうなれば、

確認できることがあります。

貯金はどれくらいある?

転職後の給与は?

試用期間は?

今の仕事を辞めるタイミングは?

もし合わなかった場合の選択肢は?

漠然とした恐怖が、

少しずつ、

現実に確認できる問題

へ変わっていきます。

「安心」は悪いものではない

ここで、

「じゃあ占いで安心したくなるのはダメなの?」

と思うかもしれません。

そんなことはありません。

不安なとき、

「大丈夫だよ」

と言ってほしくなる。

それは自然なことです。

占いを楽しんで、

前向きな気持ちになることもあります。

問題になるのは、

安心が長く続かず、

何度確認しても、また確認したくなる

ようになったときです。

一回占う。

安心する。

数時間後、不安になる。

また占う。

安心する。

また不安になる。

この繰り返しになると、

占いそのものより、

「安心できる答えを確認する行為」

が必要になっていきます。

「一質問・一回」にしてみる

そんなときは、

自分なりのルールを作る方法もあります。

たとえば、

同じ質問については、その日は一回だけ。

結果が気に入らなくても、

すぐには引き直さない。

代わりに、

結果をメモします。

そして、

「この結果を見て、私はどう感じた?」

を書きます。

嬉しい。

怖い。

納得できない。

腹が立つ。

安心した。

引き直したい。

この感情の方を記録します。

すると、

カードの意味よりも、

自分が何を期待していたのか

が見えてくることがあります。

24時間置いてみる

大きなテーマなら、

一度結果を見たあと、

24時間くらい置いてみるのも一つの方法です。

その間に、

現実の情報を調べます。

転職なら求人票を見る。

引っ越しなら家賃や通勤時間を見る。

恋愛なら相手との実際のやり取りを振り返る。

お金なら数字を確認する。

そして翌日、

「まだ占いたい?」

と自分に聞きます。

意外と、

昨日ほど気にならなくなっていることもあります。

占い結果を「賛成・反対」の両方から考える

AIを使うなら、

こんな方法もあります。

たとえば、

「転職について悪いカードが出ました」

と伝えます。

そして、

「この結果を『転職しない方がいい』と決めつけず、慎重になるための視点を3つと、それでも転職を検討できる視点を3つ挙げてください」

と頼みます。

すると、

一方向だけではなく、

複数の視点から考えられます。

これは、

「良い結果が出るまで引く」

のとは違います。

カードを答えにするのではなく、

考える材料を増やす

使い方です。

良い結果が出ても、一度だけ逆の質問をする

反対に、

ものすごく良いカードが出たとき。

「よっしゃ!絶対うまくいく!」

となる前に、

AIへ、

「この結果が良くても、現実で確認しておいた方がいいことは?」

と聞いてみます。

これも大切です。

悪い結果だけ疑って、

良い結果だけ全面的に信じる。

そうすると、

自分が欲しい答えだけを採用することになります。

良い結果でも、

現実は確認する。

悪い結果でも、

未来が確定したとは考えない。

そのくらいの距離感が、

ちょうどいいのかもしれません。

「占いたい」の奥に別の問題があることも

何度も同じことを占いたくなるとき、

実は、

占いとは別のところに問題がある場合もあります。

「転職していい?」

ではなく、

「今の仕事が苦しい」

「この人と付き合える?」

ではなく、

「相手の気持ちが分からなくて不安」

「お金持ちになれる?」

ではなく、

「将来のお金が怖い」

「この選択で成功する?」

ではなく、

「失敗した自分を受け入れられるか不安」

未来の質問を掘っていくと、

今の問題に戻ってくることがあります。

未来は確認できなくても、

今の問題なら、

できることが見つかるかもしれません。

占いを「答え探し」から「自分探し」へ

占いをすると、

どうしても、

「正解はどっち?」

と聞きたくなります。

AかBか。

行くか、行かないか。

続けるか、やめるか。

成功するか、失敗するか。

でも、

カードを見た瞬間、

「その結果は嫌だ」

と思ったなら、

それ自体が一つの情報です。

なぜ嫌だった?

何を期待していた?

何が怖い?

本当はどうしたい?

ここをAIと話していく。

すると占いは、

未来から答えを受け取るものだけではなく、

自分の中にある答えの材料を探すもの

にもなります。

まとめ

占う。

結果が気に入らない。

もう一回。

また不安になる。

もう一回。

もしそんな状態になったら、

次のカードを引く前に、

一度だけ手を止めてみます。

そして、

「次は、何が出てほしい?」

と自分に聞く。

その答えが、

「大丈夫」

「成功する」

「愛されている」

「間違っていない」

だったなら、

今、自分が欲しいのは、

未来の情報ではなく、

安心なのかもしれません。

それに気づいたら、

カードをもう一枚引く代わりに、

AIと少し話してみる。

何が不安?

何を確認できる?

本当はどうしたい?

今日できることは?

そうやって、

未来へ向けていた質問を、

少しだけ今の自分へ戻してみる。

占いの結果は、

未来を決める判決ではありません。

良い結果が出るまで答えを探し続けなくても、

「なぜその答えが欲しかったのか」

を知ることで、

思っていた以上に大切な答えが見つかることもあるのではないでしょうか。
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