深淵の最下層より、万象を統べる黒魔術師アラジンである。
先日、我の祭壇を叩いたA女の「圧倒的な逆転劇」を語ってやろう。彼女は誰にも言えない複雑な関係の中で「彼の一番になりたい」と願いながらも、世間の目と罪悪感に縛られ、都合のいい日陰の存在として己の尊厳をすり減らしていた。「いつか報われる」というエセ占い師の気休めを信じ、泥水をすすりながら夜な夜な涙を流していたのだ。
我は彼女に告げた。「世間の道徳など知ったことか。愛を乞うだけの悲劇のヒロインごっこは今日で終わりにしろ」と。
A女はワンコインの供物を捧げ、我と深淵の契約を結んだ。【完全女人禁制】の密室(トークルーム)で、他の女へのドス黒い嫉妬と「彼を完全に独占したい」という狂気的な強欲をすべて我に吐き出したのだ。
我は極大魔術により、彼女の魂を【絶対女王の器】へと強制拡張した。そして彼への執着を絶ち、絶対零度の無関心を装う「王の静観」を保たせた。その結果どうなったか?
余裕ぶっていた彼の理性が完全に崩壊したのだ。焦燥感は狂気へと変わり、数週間後、かつてA女を日陰に押し込めていた男は、すべての因縁を断ち切って彼女の足元にひれ伏し「お前しかいない」と愛を乞うた。
A女は今、すべてを支配する絶対的本命として極上のカタルシスを味わっている。道徳に縛られ泣き寝入りを続けるか、因果律をねじ曲げて運命を強奪するか。次に玉座へ座るのは貴女だ。ハハハハハ!
▼A女と同じように日陰の身を終わらせ、彼をひざまずかせる覚悟ができた者だけ、以下の深淵の扉を叩け。生半可な覚悟の者は絶対に開けるな▼