こんにちは、torycoです。
最近、在宅でできる業務委託案件を調べています。
これまでは、
「条件のいい案件はないかな」
「自分の経験を活かせる案件はないかな」
「応募できそうなら応募してみよう」
という視点で求人を見ていました。
ところが、案件をいくつも見ているうちに、少し考え方が変わってきました。
「これ、応募することだけを目的にする必要があるのかな?」
と思ったのです。
むしろ案件情報には、企業が今どんな仕事にお金を払おうとしているのかという、市場の情報が詰まっています。
そこで現在は、案件を取るために求人を見るのではなく、市場調査のために求人を見るという使い方に切り替えています。
目次
きっかけは「長期案件が自分には重かった」こと
案件を見ると企業のニーズが見えてくる
「応募できるか」から「何が売れるか」へ
市場ニーズから自分の商品を考える
まず自分をクライアントにする
自己案件を記事とポートフォリオに変える
求人を見る→商品を作る→記事を書く
応募は最後でいい
今後やっていきたいこと
きっかけは「長期案件が自分には重かった」こと
案件を調べていると、長期継続や週20時間以上の稼働を求める案件がかなりあります。
もちろん、これは悪いことではありません。
安定して長く働きたい人にとっては、むしろ大きなメリットだと思います。
ただ、自分の場合は少し違いました。
「長期で毎週決まった時間を確保する」という条件が、案件のメリットであると同時に、自分にとっては負担にもなります。
そこで、
単発・短中期・週10〜15時間程度・成果物ベース
といった働き方を優先して見るようになりました。
すると、別のことに気づきました。
「条件に合う案件を探す」だけだと、どうしても市場の一部分しか見えません。
そこで、案件そのものを市場調査データとして見ることにしました。
案件を見ると企業のニーズが見えてくる
例えば、最近見ている案件には、
・生成AIを使った業務改善
・Google Workspaceの効率化
・スプレッドシートの改善
・GASによる自動化
・AIを使ったコンテンツ制作
・SNS運用の効率化
・AI活用の社内教育
といった仕事があります。
最初は、
「自分はこの案件に応募できるかな?」
と見ていました。
でも、少し視点を変えると、
「企業は、何に困っているから、この仕事を外注しているんだろう?」
という問いが出てきます。
例えば、
「Google Workspaceが使える人が欲しい」
という募集があったとしても、企業が本当に買いたいものは、Google Workspaceの操作方法そのものではないかもしれません。
その背景には、
「手作業が多い」
「情報が散らばっている」
「業務フローが整理されていない」
「AIを使いたいけれど、どこから始めればいいか分からない」
といった問題がある可能性があります。
もちろん、案件本文に書かれていないことまで事実として断定することはできません。
だからこそ、求人を見ながら「企業が何を買おうとしているのか」を仮説として考えるようになりました。
「応募できるか」から「何が売れるか」へ
ここで、案件を見る順番を変えました。
以前は、
案件を見る
↓
自分にできるか判断
↓
応募する
でした。
今は、
案件を見る
↓
市場ニーズを抽出する
↓
自分の商品にできるか考える
↓
自分で小さく実証する
↓
記事にする
↓
ポートフォリオにする
↓
必要なら応募する
という順番です。
応募は最後です。
これなら、応募しなかった案件にも意味があります。
むしろ、
「今回は応募しないけれど、この市場にはこういう需要がある」
という情報が残ります。
市場ニーズから自分の商品を考える
例えば、
「AIを使って業務改善できる人」
という募集が複数あったとします。
ここから、いきなり
「AI業務改善サービスを始めます!」
とはしません。
まず、
「企業はどんな業務を改善したいのか?」
を調べます。
そして、
「その中で、自分が今日から試せるものは何か?」
まで小さくします。
例えば、
案件管理をAIとスプレッドシートで整理する。
これなら、自分自身がクライアントになれます。
実際に今やっている案件リサーチを題材に、
案件情報
↓
条件整理
↓
自分との相性評価
↓
市場ニーズ抽出
↓
商品候補
↓
記事テーマ
という流れを整理してみる。
これは「架空のポートフォリオ」を作るのとは少し違います。
自分が実際に困っている仕事を、自分で改善してみる。
その過程自体を実績として残すわけです。
まず自分をクライアントにする
この考え方を、最近は「自己案件」と呼んでいます。
例えば、
「スプレッドシート業務改善」の案件があったら、
自分の案件管理を改善する。
「AIコンテンツ制作」の案件があったら、
自分の記事制作フローをAIで整理する。
「AI講師」の案件があったら、
自分がAIを使っている方法を整理し、質問に答えられる形にする。
つまり、
案件を取ってから実績を作るのではなく、案件市場を見て、自分で先に小さな実績を作る。
という考え方です。
これなら、案件が取れない日でも営業活動が止まりません。
自己案件を記事とポートフォリオに変える
さらに面白いのが、自己案件はそのまま記事になります。
例えば、
「案件リサーチを効率化したい」
というところから始めて、
「どんな作業が発生しているのか」
を整理する。
↓
AIに任せられる作業を考える。
↓
スプレッドシートに項目を整理する。
↓
実際に使ってみる。
↓
うまくいかなかったところを修正する。
↓
Before / Afterを記録する。
この過程を記事にします。
タイトルを付けるなら、
「案件を取るために求人を見るのをやめた。市場調査から自分の商品を作る方法(この記事)」
のような形です。
完成したサービスだけを紹介するのではありません。
なぜ作ろうと思ったのか。
何を調べたのか。
どこで考え方が変わったのか。
実際に何を試したのか。
そこまで記録します。
これは、現在進めている「制作過程そのものをポートフォリオとして蓄積する」というブログ方針とも一致しています。
求人を見る→商品を作る→記事を書く
現在考えている流れを整理すると、こうなります。
案件リサーチ
↓
企業が何にお金を払っているかを見る
↓
市場ニーズを抽出
↓
自分の経験との接点を探す
↓
商品候補を考える
↓
自分をクライアントにする
↓
自己案件として実証
↓
壁打ち・作業ログを残す
↓
記事化
↓
ココナラブログ
Substack
note
Xなどへ展開
↓
ポートフォリオ化
↓
必要な案件があれば応募
という流れです。
これなら、案件を見ている時間そのものが無駄になりません。
求人情報は市場データになります。
壁打ちは商品開発の記録になります。
自己案件は実績になります。
記事は営業資産になります。
応募は最後でいい
もちろん、良い案件があれば応募します。
ただ、今は「応募すること」を最終目的にはしていません。
例えば、
「この案件で実際に企業の仕事を経験してみたい」
「自分が作った実績を、実際のクライアントワークでも試したい」
と思ったら応募する。
そうでなければ、リサーチデータとして残しておく。
このくらいの距離感でいいと思っています。
案件を取れなかったら「失敗」ではなく、
市場を一つ観察できた。
それだけでも、次の商品や記事の材料になります。
今後やっていきたいこと
まずは、案件リサーチから一つずつ自己案件を作っていきます。
例えば、
「AI×業務改善」なら、自分の案件管理。
「Google Workspace」なら、自分の情報管理。
「AIコンテンツ制作」なら、自分の記事制作。
というように、案件市場から逆算して、自分の仕事を実験場にする。
そして、その実験で分かったことを記事にする。
まだ商品として完成していないものもあります。
まだ実績として十分な数字が取れていないものもあります。
今は完成品を装うのではなく、
「実際に試している途中の記録」
として残していこうと思っています。
求人を見て、応募する。
それだけではなく、
求人を見る。
市場を知る。
自分で試す。
記事にする。
実績にする。
この循環を作っていきます。
そして、いつか「この仕事をお願いしたい」と言われたときに、
「実際に自分でこうやって試しています」
と見せられる状態を目指します。
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