【山本和佳】"バズらせる"より"伝える"を選んだSNS運用の話

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ビジネス・マーケティング


今朝、いつものようにカフェでラテを飲みながら、クライアントさんの
SNSアカウントを眺めていた。

フォロワー数は決して多くない。でも、投稿には必ず温かいコメントがついている。

「いつもありがとう」
「励まされました」
「また明日も頑張れそうです」

そんな言葉たちが、画面越しに優しく光って見えた。

そういえば、SNS運用の仕事を始めた頃の私は、「バズらせること」ばかり
考えていた。

「10万いいねを取る方法」「フォロワー爆増テクニック」
そんな記事を読み漁って、必死に"映える"投稿を作っていた。

女優時代の「注目されたい」という気持ちが、そのままSNSに
向かっていたのかもしれない。

でも、ある日気づいたんです。
舞台に立っていた頃、私が一番嬉しかったのは大きな拍手じゃなくて、
終演後に「あのセリフ、心に響きました」って声をかけてくれた人の
言葉だったということに。

バズることと、伝わることは違う。
バズる投稿は一瞬で消費される。でも、本当に伝わった投稿は、
誰かの心の中でずっと生き続ける。

今の私は、クライアントさんと一緒に考える。
「この投稿で、誰にどんな気持ちを届けたいですか?」って。

数字を追いかけるのをやめたら、不思議と温かいコミュニティが
できあがった。フォロワーさん同士がコメント欄で交流したり、
投稿をきっかけに新しい出会いが生まれたり。

昨日、あるクライアントさんから連絡をもらった。
「SNSを通じて、同じ悩みを持つ人とつながれました。
投稿してよかったです」

その瞬間、私の中で何かが満たされた。
これが、私が本当にやりたかったことなんだって。

人と人をつなぐこと。
誰かの日常に、小さな光を届けること。

舞台から降りた私は、今度はSNSという舞台で、同じことを続けている。
観客は見えないけれど、確実にそこにいる。私の投稿を見て、
誰かが微笑んでくれているかもしれない。誰かが元気をもらってくれている
かもしれない。

バズることを諦めたわけじゃない。
でも、それよりも大切なことがあるって知った。
今日も、誰かの心に届く投稿を考えよう。
数字じゃなくて、気持ちを大切にしながら。
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