こんにちは。happy紫微斗数占い師です。
今回は、番外編です。
「第3回 紫微斗数の14主星とは? 星の性質から個性を読み解く」にて、14個の特徴的な性格をみていただきました。
それぞれ異なる性質や象意を理解するうえで役立つのが「陰陽五行」という考え方です。
陰陽五行では、すべてのものを「陰」と「陽」、そして「木・火・土・金・水」の五つの要素に分類します。
十四主星も陰陽五行に当てはめて整理することで、それぞれの星が持つ基本的な性質や、星同士の違いを理解しやすくなります。
陰陽五行の基本
まず、陰陽と五行の基本を確認しておきましょう。
陰と陽
陰陽は、物事の性質を二つの方向から捉える考え方です。
陽: 外向的、活動的、積極的、表に現れる性質
陰: 内向的、静的、受容的、内側に蓄える性質
陰だから悪い、陽だから良いという意味ではありません。どちらも必要な性質であり、互いに補い合っています。
五行
五行は、木・火・土・金・水の五つの要素です。
木: 成長、発展、柔軟性、行動力
火: 情熱、明るさ、表現、活動
土: 安定、育成、包容、蓄積
金: 規律、決断、実行、整理
水: 知恵、流動性、柔軟性、内面
五行には、互いに助け合う「相生」と、抑制し合う「相剋」という関係もあります。
14主星を陰陽五行で整理する
十四主星を陰陽五行で一覧にすると、次のようになります。
※上記は一般的な分類をもとにした整理です。星によっては、資料や流派によって五行や陰陽の説明に違いがあります。特に貪狼星・七殺星などは、単一の五行だけでは説明しきれない性質を持つとされることがあります。
五行ごとに見る十四主星の特徴
木の性質を持つ星
木は、成長や発展、向上心を象徴します。
天機星は陰木に分類され、知性や思考力、計画性を表します。物事を深く考え、状況に応じて柔軟に対応する性質があります。
貪狼星は陽木の性質を持つとされ、好奇心や欲求、社交性、多彩な才能などを表します。新しい経験を求め、自分の可能性を広げようとする性質です。
火の性質を持つ星
火は、情熱や明るさ、表現力、活動性を象徴します。
太陽星は陽火に分類され、明るさや公明正大さ、社会に向けて力を発揮する性質を表します。
廉貞星は陰火に分類され、内側に秘めた情熱や強いこだわり、規律などを象徴します。
土の性質を持つ星
土は、安定や包容力、育成、蓄積を象徴します。
紫微星は陰土に分類され、尊厳や統率力、中心的な役割を表します。
天府星は陽土に分類され、管理能力や安定感、財や資源を蓄える性質を象徴します。
天梁星も陽土に分類され、保護や指導、責任感などを表します。
金の性質を持つ星
金は、決断力や規律、実行力、物事を整理する力を象徴します。
武曲星は陰金に分類され、現実的な判断力や実行力、財に関する能力を表します。
七殺星は金の性質を持つ星として整理され、決断力や独立心、困難を突破する力を象徴します。火の性質も併せ持つと説明される場合があります。
水の性質を持つ星
水は、知恵や柔軟性、流動性、内面の働きを象徴します。
天同星は陽水に分類され、温和さや順応性、福を享受する性質を表します。
太陰星は陰水に分類され、繊細な感受性や内面の豊かさ、蓄える力を象徴します。
巨門星は陰水に分類され、言葉や分析力、疑問を持って物事の本質を探る性質を表します。
天相星は陽水に分類され、周囲との調整や協調、補佐する力を象徴します。
破軍星は陰水に分類され、変化や刷新、古いものを壊して新しく作り直す性質を表します。
陰陽五行だけで星の吉凶を判断しない
十四主星を陰陽五行で整理すると、それぞれの星が持つ基本的な性質を理解しやすくなります。
しかし、実際の命盤を鑑定するときには、陰陽五行だけで星の吉凶や運勢を判断することはできません。
大切なのは、次の要素を合わせて読むことです。
どの宮位に星が入っているか
同じ宮位にどの星が同宮しているか
三方四正にどのような星があるか
生年四化がどの星や宮位に関係しているか
自化がどのように働いているか
大限や流年によって、どのような変化が起きるか
特に欽天四化紫微斗数では、生年四化や自化、来因宮などのつながりを重視します。
十四主星の陰陽五行は、星の基本的な性質を理解するための土台として学び、そのうえで命盤全体の構造を読み解いていくことが大切です。
陰陽五行の知識を深めることで、十四主星それぞれの個性や違いを、より多角的に理解できるようになるでしょう。
※ご自身の魂の設計図、「命盤」が気になる方は是非、一度お試しください。