守護神④

守護神④

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2026年の夏、東京国立博物館で、
空海生誕1250年を記念した特別展が開催されました。
十八本山と関係寺院の貴重な名宝が一堂に会し、まさに見どころ満載の展覧会でした。
私は以前から「大日如来様にご加護されている」と言われることがあり、
この機会を逃したら、もう一生お目にかかれないかもしれない――
そんな思いがありました。
ちょうどその頃、台風が関東に停滞していました。それでも、
「今、行かなければ」
という気持ちが強く、私は東京国立博物館へ向かいました。
今回、親友も誘いました。
彼女には、私とはまた違ったご縁があります。
以前から、「大天使ガブリエル」様のご加護がある親友なのですが、
その彼女は腎臓の病を患っていました。
そこで私は、「薬師如来様に会ってもらいたい」と思ったのです。
そして、
「薬師如来」様の御前に立ったら、ご真言を唱えてね」
と、彼女にご真言を教えました。
そして、いよいよ「薬師如来」様の前へ。
平安時代に造られたというそのお姿は、
木造の随所に非常に精緻な彫刻が施されていて、
静かな中にも圧倒されるような荘厳さがありました。
私はそのお姿を拝見した瞬間、不思議な感覚に包まれました。
親友とは顔立ちも形もまったく違うのに、
「何か似ている……」そう感じたのです。
なぜそう思ったのか、自分でも分かりません。ただ、そう感じました。
隣を見ると、親友は私が教えたご真言を、
一生懸命、真剣な表情で唱えていました。
その姿を見ながら、
「どうか、親友にご加護がありますように」私は心の中で、
そう願っていました。
後日、鑑定してみると……
「薬師如来様が親友をご加護した」という結果が出たのです。
「本当にご加護していただけたらいいな……」
と願っていたので、その結果が出た時は驚きました。
今でも、どこか信じられないような気持ちがあります。
けれど、あの日、台風が関東に停滞する中でも
「行かなければ」と思って足を運んだこと。
そして、親友と一緒に薬師如来様の御前に立ち、
彼女が真剣にご真言を唱えたこと。
その一つひとつが、今思うと不思議なご縁だったように感じます。
「信じる者は救われる」という言葉があります。
私は、この言葉の意味を簡単に断定することはできません。
ただ、信じる心や、祈る心が、
人の心に何か大切なものをもたらすことはあるのではないでしょうか。
あの日、親友と一緒に「薬師如来」様にお会いできたこと、
そして、後日「ご加護」という結果が出たこと。
この不思議なご縁を、私はこれからも大切にしていきたいと思っています。


✳︎Kindle出版からリリースした電子書籍から一部抜粋いたしました。
龍神様とのご縁と、逆境の中で何度も助けられられた実体験を一冊の本にまとめました。ご興味がありましたら、ご一読いただけますと幸いです。
「白き龍神に導かれし人生の軌跡」


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