繊細さんのカラダと心と食

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こんにちわ!  yomogiです。

この記事をみている方に、繊細さん、敏感さんいらっしゃいますか?


もしくは、身近なところに、いらっしゃいますか?
何かのきっかけで、もし出会っていらっしゃるのならば
何かの参考になればと思います。

ちなみに、お産直後の状態や子育て中のお母さんの状態も子供のことに関しては、育てていくのが初めての場合は特に、いわゆる神経過敏な状態になってると思います。
母乳育児をやってる方で甘いものがかなり欲してる方もこういう状態は多いです。

もしそのような方も参考までに。

私自身、幼い頃から実は自分がかなりの繊細さん、敏感さんでした。
でもこれを意識しだしたのは、大人になってから。
それまでは、全く自分と他の人の感覚の違いなど考えることなどありませんでした。

繊細さん、敏感さんは、
周りに対する反応と自分に対する反応がとても敏感であることが多いです。
どちらにも反応する人もいれば、周りだけに敏感な人も。
環境に敏感であったり、状況に敏感であったり、人とのコミュニケーションに敏感であったり、はたまた、自分の肌に触れるものに敏感であったり、
ほんと実は敏感さは、人それぞれなことが、ほとんどなのです。

なので、本来は、比べることって実はできないんじゃないかな?とも思っています。

そんな方へ普段やってる食事とからだの働きが、よりそういう状況を起こしかねない話を書きますね。
絶対とは言えません。でもそういう神経系の働きもあるんだなーという視点の一つとしてぜひ、思い当たる方は読んでみてくださいね。


食べ物はそもそも、三大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)とビタミン、ミネラルでからだの中でつかうATPというエネルギー(車でいえばガソリン)をつくってます。

そして、そのATPをもとに、消化吸収、そして、動くことも考えることもやってます。
そのガソリンにあたるATPが作りづらいような食生活が続いたり、極端にかたよった食生活をしてたり、生活をしてしまうと、ATPをうまく細胞の中のミトコンドリアで作りづらくなってしまいます。

ATPはそもそもガソリンにあたるものですから、生きていくために、そして、からだを動かすためには必要不可欠。(心臓もずっと動いてますからね。)

ですが、それがだんだんとATPを使うことが多かったり(運動とかもそうですよね。ストレスが多いのもそう。繊細さんの場合は余計他の人が大丈夫なことも強くストレスとして反応としてます)、そもそも食事量が少なかったり、食事のバランスが偏ったりしているのが続いたりした状態になってしまうとうまい具合に、ATP不足しちゃうんですよね。

そして、
からだの状態によっては、低血糖状態をちょくちょく起こしてしまいます。

この低血糖状態。

(低血糖はからだにおいては脅威的なストレスにあたるため、他の栄養素からも糖が足りない場合は筋肉や肝臓にストックしているところから、糖を作り出すからだの作用があります。糖新生)

これが神経系にとても関わってきます。

ちなみに神経系に関わるということは、からだの消化吸収だけでなく、
メンタル状態、全身の反応反射に関わってきます。
(感情や思考の部分です。)



もちろん、神経を繊細、敏感にさせてこの環境が状況が自分にとって安全なのかどうか?って脳が瞬時に判断していってるのです。

からだにとっては、危機的な状況だと判断することもあるから。
思いもしない反射反応をも瞬時にしてます。

古代むかしから、きっと飢餓なども経験してきている人類は、この状態においては、闘争・逃走反応をおこします。

この状態は、交感神経が優位すぎること(リラックスの反対ですよ)で、
からだを敵から守るためにも戦うためにも、身体の状態を敏感に起動させておく必要があるわけです。けっしてご飯食べた後の消化している状態ではないということ。

ちなみに昼間低血糖を起こしている人は、夜中も低血糖起こしていることも考えられて、そして夕飯に糖質制限やごはん抜きしてる方も、夜中低血糖起こしやすいので睡眠においては、熟睡できない、夜中に目が覚める等あります。低血糖から身体をまもるために、からだは、ホルモンを使って血糖をあげますので。その状態だと交感神経が優位になり目がさえやすくなります。


交感神経が優位の場合、
耳は聞こえやすく、眼は何かをとらえるために見やすく、周りの状態を瞬時に判断しやすく、そして、すぐに戦ったり逃げたりできるように、体は関節も滑らかにしています。
優位すぎるということ。
ある程度は、人は動いたり働かせるためにも交感神経はふつうに動いています。
が、その調整が過度に働きすぎるというのが
ようは
『闘争・逃走反応』が起きて、感情や思考と結びついてしまうのです。

そして、その状態がある域まで達してしまうと、省エネモードに瞬時に切り替わりシャットダウンをおこします。

じつは、このシャットダウンの働き。ゆっくりリラックスするための副交感神経のひとつ。神経系には副交感神経として2つあって。世の中にはリラックスの方が認知されてますが
・リラックスするとき
  ・シャットダウンを起こして休ませるためのふたつがあるんです。

このシャットダウンはカラダが自分の神経系の状態が行き過ぎたために自分でもとに戻すために省エネモードに切り替わるのです

こうみえても、からだは、自分のからだを壊さないように愛をもって症状をだして休ませているわけです。

強制的なやすめー--の状況を作り出されるわけです。

この切り替わり『シャットダウン』にも感情と思考は結びついています。


本来は
こういったような0か100かの思考ではとても疲れすぎる生活になってしまうので、このシャットダウンが起こる前に調整がされます。

この調整の神経は生まれてから周りの環境・人、状況から育まれていくものです。

この調整の幅が小さければ
いわゆるすぐ切れる(怒る)状態であったり、すぐ落ち込んだりやるきが落ちた状態になりやすく、
この調整の幅がひろければ0か100の間にも、20もあれば、60もあったよなーなんて周りを見回すような余裕があるような、心に余裕がある状態です。

なんか、たとえ話がわかりにくかったかな?
いかに調整の幅をもたせられるのかっていうことが、
それが、自分の中のここちよさにつながることなんです。
心地よさの中で、本来は、赤ちゃんの頃から神経系が育っていくのです。

幼い頃から、周りの人や親や大人の顔色をうかがっているような環境だった場合は、どうしても自分の神経系が休まりずらいということが起きています。

それでも自分の身近に話を聞いてくれるような人がいたり、とても安心できる人がいれば、その人の神経系の働きは伝播するので、協同調整といって、安心が自分の中にも伝わってきます。そこで、自分の自律神経が人からも伝播して調整されていくわけです。
(例えば、赤ちゃんが泣いてて自分で泣くのをやめれないことってありますよね。でもお母さんが抱っこしたり、あやしたりトントンしたりそれで安心が伝播するってイメージです。)
が、そういう環境や人との出会いが少なかったりすると、なかなか緊張させた状態が多い環境だと自分で幼い頃から落ち着けるという神経を育むことができなかったりします。

なので、食事からもアプローチはあるし、神経系を育むためにはセルフケアもできるし、落ち着いて安心した人との出会いや時間で育まれていくということが起きるというわけです。

繊細さん、敏感さんが悪いとはひとつも思っていません。

ただそこに生きづらさを抱えていることが多い場合があるなーと感じていて(私自身がそうであったので)うまくつきあっていけば、とてもその個性は伸ばすことができると思います。
うちの子供に関しては長女がかなり繊細さんです。それゆえに、よくうちでは、不機嫌になったり、うまく言葉で言えなかったりも幼い頃は度々ありました。
なのでだいぶ大きくなるまで実はなぜ?他の子のようになにかができなかったり、チャレンジしないのか?わかりませんでした。
ま、私の子だから位にしか思ってなかったのですが、私にはない繊細さ(違った繊細さ)にはなかなか気づけなかったのです。
それが、肌にぬれたものや土の上を歩く、粘土をこねるなど、触れるもの肌に当たるものにかなり繊細さがありました。(それなのに、赤ちゃんの頃、ベビーマッサージを習いに行っても、ずっと嫌がって嫌がって、大泣き…。肌の刺激が彼女にとっては赤ちゃんの頃は難しかったです。今は、マッサージやってー--って逆です(笑))
あと新しい環境に慣れないことも多かったので、よく子供自身が急に怒りをだしていたので、そもそもの繊細ゆえに何かが嫌なんだという根底に気づきにくかったのだと。
ただ小学生になってから、不思議と今まで嫌だった絵を描くこと、文字を書くことが急に楽しくなったようで、急に学校で絵や文が選ばれたりするようになり、夏休みに創っているのをみていると、繊細ゆえに、気分の乗った時に書くそれ以外はやらない、そして自分の納得するまで書くをとことんやってました。
繊細さん、敏感さんって、食(栄養)も実は、大きな偏りをやることが多いなーと感じていますが、そういう芸術の一面は彼女にとっては自分を表現する場になってて、それも含めた繊細さんなんだという私自身が理解するようになりました。
今でも食(栄養)に関していえば、味付けに何が入ってる、〇〇の野菜が入っている、キノコが細かく入ってるなど、かなり舌のレベルがすごすぎて、苦手なものはきれいにはずすし、混ぜ込んでも何が入ってるのかわかるのでごまかし一切できないのですが・・・(笑)
偏っててもきちんと大きくなったし、アトピー喘息もなにを食べても大丈夫までなって、ほんとに、驚きの連続です。
からだの症状も大きなストレスのひとつなので、アトピーなどの肌の疾患が治るために学んでよかったとつくづく思っています。

今回は、ホルモンのお話やら書きませんでしたが、
それでも
自分がここちよく過ごす 
楽に流れを感じる
っていう環境を自分のためにととのえることは
繊細さん・敏感さんにとっては、生きやすさにつながるのではないかと思います。

繊細さん・敏感さんが
相手のためにやってることをずっと当たり前のようにやってると
かなり敏感さが増してきますが、その外へ向けていた方向性を、生きやすく、そして心地よくするために自分のいる方向へ内側へほんの1ミリでも向けていくことで、心地よさのたくさんつまった人生を歩めると思っています。

方向性を外➡内に変えてみる。

今までやってきてなかったことをやることで罪悪感がでも、
まずは、肉体としてあなたがいて周りが在るので、そのあなたを一番最初にあなたがしあわせにしてあげる。
私がこどもに教えてることの一つです。
親や周りのための意見ではなく、肉体をもったあなたを先に幸せにすること。
ここちよい選択を自分にする。
ここちよい選択肢がたくさんあることにきづく。
NOという勇気、人と違っても大丈夫ということ。
あらゆる選択肢の多様性の世界に実は生きていることに気づくことから始まると思っています。
根性論や、がんばれー--といわれて、
できる人と、できない人とかも、
このあたりはとても関わってくるところです。
そもそも、安心の土台がととのってないのに、頑張ったらもちろん、土台は不安でくずれちゃうわけです。
からだは鬱になってまで、ちゃんと休ませようとしますから。
だから、そこを無理にがんばれと思わないのはキャパがないのにがんばれないと知ってるから。

この辺りのお話を含めた、神経系を育んだりするためのワークとして、声のメディテーションとして出品してます。
もし興味ある方は、ぜひ!
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