思春期の子育て。心離れされないように。

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こんにちは、YUSAKODAです。

・乳児は、しっかり肌を離すな。
・幼児は、肌を離せ、手を離すな。
・少年は、手を離せ、目を離すな。
・青年は、目を離せ、心を離すな。


みなさんも聞いたことがあるかもしれませんが、
『子育て四訓』と言われる上記の言葉は、
理想の親子の距離感をよく表していると思います。

乳児の時は思いっきりスキンシップをとって愛着形成をし、
自分は愛されているんだと実感させ、

その安心や自信を胸に、幼児は徐々に自分の力で歩き出します。

少年になると、子供同士のコミニティもできてくるでしょう。
親にすべてを話すこともなくなると思います。

でも、困った時には親に相談したり、頼れる関係性を築き、
普段と違う様子があれば気づけるように目をかけておくんですね。

中高校生くらいになると、自分の考えもしっかりしてきて、
絶対的に信頼できたはずの身近な大人(親)の、
嫌な面、未熟な面、身勝手な面も見え出します。

俗にいう『反抗期』は、そういう大人への反発から生まれるんでしょう。

大人の側もそうですよね。

小さい頃は親の言うことは素直に聞いていたのに、
なんで反抗的な態度になるの?!って、子供に対しての反発(^^)


お互いに、自分と価値観や考え方が違う人に対しての無理解だったり、
それを押し付けてくることへの嫌悪感だったり、怒りだったり、
こっちが話をしたい時に応じてくれなかったり・・・。

これ、親も子もどっちにも当てはまりますよね。
なのに、子供の方だけ「反抗期」って括られる理不尽さ。

後からよくよく考えてみると、
子供たちは、真っ当なことを言ってることもあるんですけどね。
的を得たことを言われて、感情的になる親もいるのではないでしょうか。

それに対して、大人がうやむやにせず、きちんと向き合って、
子供が感じている矛盾や理不尽さを説明し、時には間違いを認めたり、
お互いの価値観や考え方を理解できるよう、きちんと話したり、
接していければいいのではないかなと思います。

もちろん、子供側は思春期特有のホルモンの影響もあるし、
単なるわがままや甘えに感じることもあるかもしれません。

でも、この時期の自己主張を頭から否定すると、
今までの信頼関係も崩れていくし、
一度失った信頼は、なかなか取り戻せません。

これも、子供に限らず、大人同士の人間関係でもそうですが、
相手が信頼できなくなったら、「心が離れていく」のは当たり前。
心が離れてしまってから、話をしようとしても難しいですよね。

子供の方が聞く耳を持たなくなる前に、親から心が離れてしまう前に、
まずは、大人が聞く耳を持ち、主張を受け止めることが大事だと思います。


逆に、反抗期がないから心配っていう親御さんもいますが、
これは単に、親と価値観や考え方が似ているからかもしれないですし、
親側が無意識に、すでに先述の方法をとっているのかもしれません。

子供は多様性という世の中の考え方が当たり前になっていて、
価値観や考え方が違うことに反発を覚えないのかもしれませんね。

こればかりは、本人の気持ちを聞かないとわからないことなので、
もしお子さんがそうならば、ぜひ聞いてみてください(^^)


とにかく、反抗期のお子さんに「親」を振りかざして接するのは逆効果。
ある程度の年齢になったら、「親」は外し、1人の大人として接したほうが、
本人の自尊心も高まり、信頼関係も築けると思います。

それに、子供がある程度の年齢になったら、「親」や「子」という肩書は、
必要な時だけ使って、つけ外し可能にした方が気楽になりませんか?

「親離れ」は、親が親の肩書きから離れること、
「子離れ」は、子が子の肩書きから離れることと捉え、
でも、決して「心離れ」はされないように、日々心がけたいですね♪



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