こんにちは、YUSAKODAです。
親子関係についての悩みといっても、
自分が「親」の立場なのか、「子」の立場なのかで、
お悩みの内容もガラリと変わってきますよね。
「親」の立場の場合、子供の性格や友達関係、
思春期であれば、反抗する子供とどう接したらいいか、
不登校だから将来について不安や心配がある・・などでしょうか。
「子」の立場の場合は、親から干渉されて嫌だとか、
両親の不仲や、兄弟なども含め家族間の関係性、
親が年配の場合は、健康面や介護の問題、相続関係などなど。
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親子関係に限らず、悩みを解決しようとする時にまず考えるのは、
その悩みは、一体「誰の悩みごと」なのかということです。
もう少しいうと、「誰が解決すべき問題なのか」ということですね。
まず、「親」の立場での悩みごととしてあげた、
「子供とどう接したらいいか」や「子供の将来が心配」は、
親の気持ちや捉え方の問題なので、「親」自身が解決していくことです。
「子供の性格や友達関係」や「不登校」については、
親としては心配だし、不安もありますが、
問題自体は、子供自身が考え、行動し、解決していくことです。
でも、そこは簡単に切り離して考えられないのが親心ですし、
年齢によっては、親や周りの大人のサポートが必要な場合もあります。
それに、年齢に関わらず、子供の方が、
自分では何ともできず、サポートして欲しいと思っているのに、
良かれと思って「自分で解決しなさい!」と親が突き放したら、
『自分は愛されてないんだ』と捉えてしまうかもしれません。
また、十分にサポートしてもらって、自己解決能力が身につき、
本人がもうサポートは必要じゃないと感じているのに、
親がいつまでも干渉して、あれこれ口を出したり、
先走って行動していると、子のストレスにもなりかねません。
じゃあ、どうしたらいいんだろう? なにをしてあげたらいいんだろう?
親が子供自身の悩み事で悩むのは、こういったことからではないでしょうか。
私が考える解決への糸口としては、
どちらかが勝手にサポートする、しないを決めるのではなく、
まずは、話をしてみる、聞いてみることだと思います。
そして、子が何をして欲しいか、親が何ができるかを擦り合わせ、
悩みごとの当事者が納得する形で進めるのがいいと思います。
本人が悩みごととして相談してきてくれるのが理想ですが、
そうじゃなくても、普段の会話の中で「何か困ってない?」と
聞ける関係性を作っておくことも大事ですね。
これを反抗期真っ只中にやろうと思っても、なかなか難しいことだと思うので、小さいうちから、なんでも親が察して先回りしたり、思い込みから子供の意見や気持ちを聞かずに物事を進めないように、意識することも大切だと思います。
これは私が子育てにおいて意識していたことですが、
「親」としてではなく、1人の人生の先輩として聞き、
アドバイスしたり、気持ちを伝えるとわかりやすいかもしれません。
例えば、息子に「〇〇くんが叩いてくる」と聞かされた時、
心の中では「うちの可愛い息子を叩いただとぉ〜!」と爆発寸前でしたが、
まずは、どういった状況で叩かれたのか話を聞きました。
「なんで、叩いてくるのかな?」「わかんない、何にもしてないのに」
「叩かれたらどうしてるの?」「やめてって言うよ」
「でも、やめてくれないの?」「う〜ん・・・やめてくれる時もあるかな」
「そっか、もしかしたらだけど、ふざけてやってるんじゃない?」
「あ〜そうかも」
「一緒に遊びたいから、ちょっかいかけてるのかもね。でも、嫌だよね?」
「うん」
「どうする?先生に言ってみる?」
「う〜ん、またやってきたら、おっきい声で ”やめてよ!”って言ってみる」
「そっか、わかった♪ もし、それでもやめなかったらさ、
お母さんが〇〇くんの家に怒鳴り込みに行くから言って!」
「え〜♪ やめてよ〜!〇〇くんのパパ、強いよ。」
そう、相手は外国人の子で、パパはムキムキマッチョマンなんです(笑)
私が殴り合いの喧嘩でもすると思ってたんでしょうか(^^;
このやりとりの翌日、学校から帰ってきた息子は、
「今日は叩いてこなかったけど、朝、〇〇くんに言いに行った。
そしたら、”ごめんね”って言ってくれて、そのあと、一緒に遊んだよ♪」
小学校に上がったばかりの頃の出来事でしたが、
〇〇くんとは、その後もずっと仲良くしています。
私が本当に怒鳴り込むかどうかは別として、
そうなったら大変だと思って、即解決し、
ちゃんと報告してくれたのかもしれませんけどね(^^)
今、自分が感じていること、思っていること以外に、
こんな可能性もあるよ、こうなのかもしれないねと、
大人がサポートすることで、だんだんと柔軟な考え方や、
いろんなパターンを想定できるようになると思います。
大きくなるにしたがって、子供の悩みも変化してくるでしょうが、
親は自分の体験や、今まで見聞きしてきたものを参考までに提供して、
子供の選択肢を増やしてあげるだけで十分だと考えています。
それでもダメなら、また「一緒」に考える。
いつでもサポートするよ♪と、扉を開けておけばいいと思います。
「子育て」は「自分育て」ですからね。無理せず、がんばりましょう♪