Meta社マネージャーに直接確認【2024年Instagramマーケティングの基本常識】

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ビジネス・マーケティング
SNS運用代行サードスタッフの竹田です。 

先週の3月1日(金)、僕が大学生の時から愛読している「宣伝会議」のカンファレンス(@浜松町)に参加してきました!
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(マーケティングとクリエイティブに関わる人の頼もしい味方)

Meta 日本法人Facebook Japanマネージャーや、アビームコンサルティングの顧問、その他リクルート、パルコ、日産自動車などの名だたる企業のマーケター達から、それぞれ非常に学びになる講演がありました。

参加した講演全てを記事化すると長くなってしまうため、この記事ではタイトルにあるとおりMeta社のマネージャーの講演内容(※)を僕の所感を交えてレポートします。

集客やブランディングに悩む皆さんのなにかのお役に立てれば。
それでは行きます。

※実際は、Meta社日本法人マネージャーの方と外部SNSコンサルタントの方の共同講演です。

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2024年も引き続きリールが重要
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近年SNSマーケターの間でよく言われていたことですが、今後もリール動画の重要性は高いということが直接示されました。

あくまでも一つの例ではありますが、とある同じアカウントでフィード投稿とリール投稿のリーチ数の平均値を計測した結果、3倍から4倍程度のリーチ数の差が開いた(リール投稿の方が3倍から4倍リーチする)とのことです。

また、直接的な表現はありませんでしたが、やはりリールへの注力はTikTokへの対抗であるようです。

これはサードスタッフの意見ですが、自身の投稿を拡散したい一ユーザーとしての戦略としては、Instagramでリール投稿をするのであれば、Instagramだけをひいきにする必要はなく、本家であるTikTokにも二毛作的にアプローチすることをオススメしています。

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(TikTokも本イベントにスポンサーとして協賛、コーヒーを無料配布していました。)

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コミュニケーションを重視
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投稿者としてはどうしてもフォロワー数に目が行ってしまいがちですが、フォロワー数よりもその中身、つまりフォロワーとコミュニケーションが取れているかどうかが重視されるとのことでした。(過去にもプラットフォーム側から同様の発言があり、2024年も引き続きそのスタンスは変わらないということです。)

ユーザーとのコミュニケーションとはつまり、コメントがあった場合にはリプやスタンプ押しているか(返信しているか)、DMのやり取りがあるかといったことです。(ということは、返信はリプかスタンプのどちらかではなく、スタンプを押した上でリプもした方がアルゴリズム上の評価が上がるかもしれませんね)

やはりフォロワーを伸ばしているアカウントを見ると、うまくコメント欄を活用しており、フォロワーとのコミュニケーションの場としてしっかりと機能させている例が多く見受けられます。

一方通行ではなく、双方向的なコミュニケーションを目指しましょう。

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洗練されたものよりも、共感やリアルさを!
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Instagram内の投稿についてユーザーにアンケートを取ったところ、「投稿は完璧でない方がよい」という回答が84% 、「完璧な広告画像には飽き飽きしている」という回答79% あったとのとこで、これはつまり、投稿には親近感の演出が 大事であるということが言えます。

広告会社やデザイナーが一生懸命作り込んだような完璧な画像や動画は逆効果です。

先程のコミュニケーションの話にも通ずる部分だと私は捉えていますが、今のユーザーはこれまでのような一方通行で押し付けがましいクリエイティブには飽き飽きしているということだと思います。

これからは投稿者の人柄や生活が見えるような親しみやすさやストーリー性、リアルさが求められます。

そういった流れからも、スマホでさっと撮影して投稿できるリール動画は市場に受け入れられ、またプラットフォームとしても注力している分野なのだと考えられます。

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ということで
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まとめると、Instagramの2024年の動向としては、実際のところ2023年と大きな違いはなく、リール動画、そしてコミュニケーションを重視していくということでした。

これまで動向を追ってきたSNSマーケターにとっては目新しい発見の無い記事になったかもしれませんが、一昔前のイメージのまま、よくわかんないけど正方形のオシャレな画像を投稿しとけば良いんでしょ!と思っていた方には考え方を大幅にアップデートする機会になれたかと思います!

最後に宣伝となり恐縮ですが、私の所属しているサードスタッフではSNSまわりの業務(運用代行/コンサルティング/企画立案等)を毎月枠数限定で承っております。

お見積もりは無料です!
まずは漠然としたご相談でも構いませんので、お困りごとがある場合にはご連絡いただけると嬉しく思います!

サードスタッフ一同、知恵を絞って精一杯ご協力させていただきます!
それではまた!

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