ターゲティングのコツ(個人事業主向け)

記事
ビジネス・マーケティング
こんにちは!
お手軽SNS代行「Third Staff」のタケダです。

今回はマーケティングの回です。
『ターゲティングのコツ(個人事業主向け)』というタイトルでお届けします。

ターゲティングって何?という人から、なんとなく知っているよ!と言う人にも少しはタメになる内容かと思います。

それでは、よろしくお願いします。

===========
皆に好かれようとすると、誰からも相手にされなくなる
===========
ビジネスを始めたばかりの人に多い印象なのですが、「私のこの素晴らしい商品を全ての人に届けたい!」と意気込んだ場合、ほぼ間違いなくうまく行きません。

なぜか。
それは “誰かの好き” は “誰かの嫌い” だからです。

人間関係でもそうですが、100人中100人に好かれるような人は存在しません

あの大谷翔平選手ですら、これ以上ない実績があり、また人格者として有名でありルックスも整っているにも関わらず、彼のことが嫌いだと言うアンチが一定数存在していたりします。

また、誰からも好かれようとすると、まずは誰からも嫌われないようにする必要があります。
そのため、あなたの商品・サービスが本来持っている “特徴” を、自ら削ぎ落とすことになります。

結果、なんの面白みもない代替可能な存在に成り下がります。

誰からも嫌われないように空気のような存在になることは可能かもしれませんが、当然それでは誰にも相手にされません。

それよりは、あえて極論を言いますが、99人に嫌われてもたった一人に心底深く愛されるような商品・サービスを作った方が、確実に “刺さる” ものになります

そして100人中一人にしか愛されなかったとしても、例えばもし日本の全人口の1.2億人全員にリーチできたとすれば、単純計算で120万人もの人々に愛されることになります。
むしろ超優秀です。

自社のお客様はどういった人か、つまり上記の例で言えば100人中の一人は誰なのかを考え抜き設定することを「ターゲティング」と言います。
#学術的な表現よりもわかりやすさを優先していますので、細かな点はご容赦ください。

ターゲットを設定することで商品開発や広告表現にブレがなくなり、効商品・サービスを率的にお客様のもとへ届けることが可能になります。

ターゲティングはビジネスを行う上で最重要項目と言っても差し支えありません。

===========
よくあるパターン
===========
例えば、このようなターゲット像を設定したとします。

・30代女性
・都内在住
・会社勤め
・既婚
・猫が好き

上記の例ですと、パッと見ただけでも「子どもがいるかどうか」、また子どもがいる場合は「子どもは何人いるか、性別、年齢はいくつか」などの視点が抜けています。

結局「すべての人」をターゲットにしているのと大差無い状態だったりするのですが、実際にこのような状態で弊社のところにSNS運用のご相談をいたくことが少なくありません。
#もちろん大歓迎です。

条件が異なれば当然、行動様式・生活上のニーズ・ブランドを選ぶ際の基準などが大きく異なります。また、当然ながら、感性・気分・共鳴するポイントなども異なるわけです。

大雑把なターゲット設定では、結局さまざまなライフスタイルや価値観を持つはずの人々を一括りにしてしまっていることになります。

結果マーケティング戦略はまとまらず、それぞれの施策が散発的になってしまい、貴重なリソースを無駄にしてしまう可能性が大きくなります。

===========
いっそカテゴライズは諦めた方が良い
===========
インターネットの出現により、現代は趣味嗜好やライフスタイル、価値観などがより細分化され、人をカテゴライズすることが非常に難しくなりました。

また、実は「ターゲティング」の前後には、「セグメンテーション(市場の細分化)」と「ポジショニング(’自社の立ち位置の決定)」という分析もあり、この3つがセットで必要なのですが、これには市場の情報を正しく仕入れ、そして正しく分析する必要があります。

膨大な量の市場調査を実施でき、専門知識を持った人材が在籍している企業ならさておき、ただの個人が “頭の中だけ” でターゲットを設定し、そして分析することはほぼ不可能です。

ではどうすべきか、答えは一つです。

【実在する身近な人物をターゲット像に設定する】ことです。
ペルソナの設定とも言います。

これには友人や家族だけでなく、自分自身も含まれますし、時間軸は今に限定する必要もありません。

例えば、“20代半ばに○○な気持ちを抱いていた自分” という設定でも良いと思います。

ターゲット像のモデルが身近であればあるほど、深い洞察が可能になり、そこから生まれる商品・サービスや広告表現はよりターゲットに刺さるものとなるはずです。

ターゲットという言葉を使うときはしっかりと人物像を描けているかどうか、今一度意識してみてください。
その後のマーケティングのやりやすさが格段と変わってくるはずです!

☆★☆★☆

Third Staffでは “文字入れ投稿” によるInstagramの運用代行サービスを行なっております。

クライアント様側に写真素材やネタが一切なくてもOK!
ヒアリングのうえ運用方針をご提案、最適な写真素材や文章も全てご提供いたします!
また、TikTok、フェイスブックやX(ツイッター)の並行運用もワンストップでご提供いたしております!

SNS運用は丸ごとに弊社にお任せください。

☆★☆★☆

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
それでは!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す