【中小企業シリーズ】入社前に経歴詐称を見破る方法

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コラム
経歴詐称する方はあまり多くはありませんが
たまに出現します。

個人情報保護法が厳しくなる前は
前職の職場に連絡をして退職時の状況などを聞くのが一般的でしたが
いまはその行動自体が禁止されているので
なかなか応募者の前歴などの細かい情報がわかりません。

よくいるタイプは
●転職回数を隠すタイプ
●精神疾患を隠すタイプ
が多いです。

転職回数を隠すタイプは勤続年数が短く、
場合によっては三か月くらいで入退社を繰り返している人が
経歴詐称するパターンが多いです。

精神疾患を隠すタイプは休職→自然退社などで空白の期間が多くなるため
それを隠すために経歴をごまかす方が多い印象です。

弊社では入社書類に「被保険者記録照会回答票」提出してもらっています。
これは年金基金から取り寄せてもらう書類になり
加入していた厚生年金の履歴が記載されています。

加入期間、加入していた会社名が一覧ででるので
こちらと履歴書を突き合わせて、経歴詐称していないか確かめています。

これは入社当日に提出してもらうことが多いのですが
入社から1週間以内であれば、罰則なく解雇(入社辞退)をしても
法律的にも問題がないので、
今できる経歴詐称を探る一番の方法だと思います。

人手が足りないからとすぐに雇うのではなく
人手が足りなくてもきちんとした経歴を持った方に入社してほしいので
弊社ではこれを取り入れています。


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